なぜ日本は死刑制度支持者死刑原理主義者が多いのか [sc](★0)
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- 210
- 2015/06/28(日) 11:17:56.48
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殺人を含む凶悪事件の場合は特に、
犯罪者へ向かう「感情」は被害者(遺族)のような
当事者のみのものじゃないからね
感情を、刑事政策を論じる時完全に排除することが難しいのは
既に死刑廃止された国々で復活論がくすぶっていることでもわかる
また、廃止国も全国民的なコンセンサスを得た上で廃止した国ばかりじゃない
感情を排除して論理のみで考えるのも大切だけど
それだけで皆を納得させることもまた難しいと思う
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- 211
- 2015/06/28(日) 14:19:45.93
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>>209
そんなわけで、廃止すべきだが、廃止は現実的ではないって見解が有力ってことになる。
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- 212
- 2015/06/28(日) 20:48:22.35
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殺人事件などの報道は加害者の残虐性を強調した報道が多いため
刑事事件を被害者側の視点から見てしまうからじゃないですかね
それと人質司法などの裁判官や検察の人権侵害を知らない人が多いからじゃないですかね
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- 214
- 2015/06/28(日) 21:47:11.19
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>>213さん
>強調されているのが事実であると仮定しても、犯した事実を嘘とまでは言えないでしょ
多くの日本人が被害者側から刑事事件を見る理由(あくまで私の考え)を書いただけですよ
被害者側から事件を見れば加害者を死刑にするべきだと考える人が多くなるのは自然だよねということです
>人質司法等の人権侵害って、ここで話すこと?
人質司法が冤罪を引き起こす要因の一つだと考えています
もし人質司法がなくなるのであれば冤罪が減少すると考えられるため死刑制度と人質司法の問題は必ずしも関係ないとはいえないのでは?
よく冤罪が起きる可能性があるから死刑制度を廃止すべきという論を見ますし
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- 215
- 2015/06/28(日) 22:06:54.70
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>>213
存置論が単なる感情論であるというように言ってはいないよ。
それに、そういうことが主題ではないってのも素直に読んでくれば、わかるってもらえると思う。
廃止論のほうがどうやら有力だろうという事実を主張しただけで、そう言う反応が返ってくるっていう
時点で、感情的になってるんだろうなって思ってします。
それとは別に、どなたかが、核心的な部分が棚上げされたままで議論されてるって指摘があってそれは、そうかも
って思った覚えがあるけど。どなたでしたっけ。
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- 216
- 2015/06/28(日) 22:16:39.17
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そもそも、ほんとに単なる感情論に過ぎないような主張は、学術的な見解だとは、
とらえないから、そういう意味での存置論とすら思ってないわけで。
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- 217
- 2015/06/28(日) 22:52:15.25
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>>214
被害者側から見る、と言うけど、加害者側から見るという人はいないと思うよ
それよりも加害者が、何が動機でどんなことをやったか、それを自身がどう思ってるか
それと、このスレは死刑の是非を話してるところだから、人質司法の話は
やはりすべきでないと思うね。もっとそれにふさわしいスレで話すべきだと思う
冤罪については、確かにゼロじゃないのは認めるけど、レアケースを救済するために
不条理な制度を導入してはならないというのが俺の考えだけど
>>215
単なる感情論にされてしまったと曲解したなら申し訳なかった
廃止論の方がどうやら有力というのは、やはり理解しがたいけど・・・
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- 218
- 2015/06/28(日) 23:12:22.60
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>被害者側から見る、と言うけど、加害者側から見るという人はいないと思うよ
加害者側の視点から見る人もいますよ
冤罪が起きる可能性があるから死刑制度を廃止すべきという論は刑事事件を被告側からも(もちろん原告側からも)見てこう考えるわけですし
>それと、このスレは死刑の是非を話してるところだから、人質司法の話はやはりすべきでないと思うね
このスレは「なぜ日本は死刑制度を支持している人が多いか」を話すスレですから
私は人質司法の存在で冤罪が起きる可能性があることを知らない人は死刑制度に肯定する可能性が高いのではないか?ということを指摘しただけですよ
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- 219
- 2015/06/28(日) 23:17:47.91
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刑法理論から論理必然的に死刑廃止とならないのだとは思う。
量刑論においても、死刑とそれ以外の刑罰に質的な違いがないというのが通説。
また、憲法論からの死刑廃止も論理必然的に言えるかどうかも怪しい。
だから、アメリカの死刑求刑事件におけるスーパー・デュープロセスなども、日本では通説にはなってない。
だから、国民的なコンセンサス、つまりこれは政治問題なのだと思う。
となると、1つは政治的には西側先進国としてアメリカが死刑存置しているという事実が結構大きいと思う。
そういう意味では,死刑判決数、執行数を減少させているアメリカのイノセンスプロジェクトの動向は今後も注目に値するだろう。
2つ目は、死刑を支える応報感情が崩れるのは、死刑冤罪が確定した時だろうと思う。
だから死刑冤罪のため一時死刑執行できなかった時期がある。だから袴田事件の再審請求審の動向も要チェックだろう。
ただ、ここから先は運動論で、これらの動向が最大限死刑廃止に有利に働いたとして、
即死刑廃止につながっていくかどうかは全然わからない、というか微妙だけどね。
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- 220
- 2015/06/28(日) 23:26:54.21
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>>217
いや、理解できるとか、できないとかいう問題ではないんだが。
単に、学者の間でどっちが有力にとなえられてるか、てだけだよ。
そういう事実が(仮に)あるとして、それを理解しがたいっていうのは、
非常にセンチメンタルなものだよね。
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- 221
- 2015/06/28(日) 23:34:53.98
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>>219
まじかよ。そんな通説聞いたことないぞ。通説なのに。
罰金刑と死刑の違いって量的な問題なんだ。
死刑ってだいたいおいくら万円なの?
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- 223
- 2015/06/28(日) 23:53:07.78
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>>222
そこは、要は冤罪を廃止の根拠として強く主張する人は、
そもそも、死刑をあなたが思ってるほどに必要だとは考えてないんでしょう。
冤罪がないなら、あってもいいくらいの程度の意義しか認めてないんだよ。
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- 225
- 2015/07/01(水) 08:42:55.60
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>>222
冤罪どうこうは建前でしかないんだよ。
まず、何が何でも「保身の為に」死刑を廃止したい。
だから廃止する理由になりそうなものなら、何だって、何度だって利用する。
189の言う事は筋の通った話だし、そもそも冤罪が問題だというなら、状況証拠のみの
死刑判決を回避するとか、裏付け捜査の基準を固めるとか、方法はいくらでもある。
そもそも冤罪は死刑に限らず、無期でも罰金刑でも駄目な物は駄目だ。
論じる点がそもそもズレている。
その話は何度となく上がり、その都度最後は廃止論者が暴れて荒してケツを巻くり
翌日、IDが変わってからまた同じ話をしだす。
相手は人格異常者だ。
まともな論議は不可能だと、まず認識してから話をした方が良い。
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- 226
- 2015/07/01(水) 08:55:55.50
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死刑を支持する層は、死刑の抑止効果や被害者や被害者遺族への感情移入、
身も蓋も無い言い方をすれば報復処置等、習慣から感情論まで、まぁ色々だな。
理由は一つや二つじゃないだろ。
それに比べて「廃止論者」の「死刑を廃止したい理由」は、問い詰めて行くと
簡単にボロが出る。
宗教上の問題を無視した「世界のフウチョーガー」とか、酷いのになると
「人を一人か二人殺した『程度』で死刑にするなんて酷過ぎる。誰だって死刑になりたくないだろ」等。
こんな馬鹿と犯罪者予備軍相手に、真っ当に討論する意味なんか欠片もないね。
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- 227
- 2015/07/01(水) 11:04:05.91
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被害者や被害者遺族への感情移入は廃止派もいっしょである。
被害者遺族への手厚い救済金の件も議論したいのですが、
存置派の方はどう考えているのでしょうか?
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- 228
- 2015/07/01(水) 22:11:10.48
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殺人者を死刑にしないと被害者とのバランスがとれない。正義を実現するには必ず殺人者を死刑にする必要がある。
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- 229
- 2015/07/01(水) 22:29:55.99
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>>228
実際の殺人犯は情状酌量の余地等もあり1%ぐらいしか死刑にならないんだよ。
被害者遺族への手厚い救済金の件も議論したいのですが、
存置派の方はどう考えているのでしょうか?
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- 230
- 2015/07/03(金) 23:01:19.86
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まともに議論する価値ないっていうか・・・
いまいち廃止派の「廃止したい理由」がよく見えて来ないのは同意
俺がよく聞くのは国家や社会が、凶悪犯とはいえ人間の生存権を奪う権限はない、とか
どんな凶悪犯でも反省・更生の機会を奪ってはならない、とかかな
確かに意見は割れててそう結論づけられる理屈もあるのかも知れんけど、
結局は感性の違いで、彼等は支持派のように「命は命をもって購うべき」とか
「遺族の復讐感情の代行」というところから発想しないからなのかな
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- 231
- 2015/07/04(土) 15:10:45.97
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>>230
>国家や社会が、凶悪犯とはいえ人間の生存権を奪う権限はない
個人は生存権を奪って良いというのが廃止論者の考え方。
>どんな凶悪犯でも反省・更生の機会を奪ってはならない
反省・更生の機会が前提なら、殺人も良しとするのが廃止論者の考え方。
毎度の話だ。
問い詰めていけば「人を2、3人殺した程度で死刑なんて可哀想」
「死んだ人間に人権なんかないのだから、殺人犯罪者を擁護すべき」
反吐が出るような、殺人への渇望と殺人犯罪者崇拝意識。
それが廃止論者の正体。
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- 232
- 2015/07/04(土) 16:00:40.12
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死刑というものはそんなに積極的にできるものじゃないと
いうのが非存置派だと思うのですよ。みなさん被害者遺族への手厚い
救済金を拡充する議論をしましょうよ。死刑だけで被害者遺族の気が
済む訳じゃないんだよ。
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- 233
- 2015/07/05(日) 22:14:44.33
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>>230
>国家や社会が、凶悪犯とはいえ人間の生存権を奪う権限はない
この主張自体おかしい
社会悪を排除するためには国家が人間の生存権を奪うことは許されると思うんだが
>どんな凶悪犯でも反省・更生の機会を奪ってはならない
機会を与えるかどうかは司法が個別的に判断すべきだろ
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- 234
- 2015/07/05(日) 22:40:59.94
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存置派のみなさん>>227に応えてもらえますか?
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- 235
- 2015/07/05(日) 22:51:08.87
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この人らは、何と戦ってるんだろうね?
生存権って、そう言う意味では使わないなぁ。
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- 236
- 2015/07/05(日) 23:02:16.36
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ん!?
IDが同じ?
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- 237
- 在日特権
- 2015/07/05(日) 23:46:35.16
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新聞購読を止めて、月3000〜4000円、年間36000〜48000円の節約
新聞にそのような金を払う価値はない
ただでさえ要らない
なぜなら新聞は国民の方を向いておらず、広告主のための報道しかしないからだ
それに金を払って購読することは自らの首を絞める自殺行為に等しい
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- 238
- 2015/07/06(月) 21:03:39.11
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>>225さん
>冤罪どうこうは建前でしかないんだよ。まず、何が何でも「保身の為に」死刑を廃止したい。
>だから廃止する理由になりそうなものなら、何だって、何度だって利用する
そう考える人がいてもおかしくは無いと思いますよ。私は違いますが。
>冤罪が問題だというなら、状況証拠のみの死刑判決を回避するとか、裏付け捜査の基準を固めるとか、方法はいくらでもある。
改善点はあると思いますが、あくまでも冤罪を減らすことはできてもなくすことはできないと思います。
科学的な根拠も後になって否定される場合がありますし(足利事件など)。
したがって冤罪のリスクは小さくなっても存在しますし、必ずしも無視できるものではないと思います。
>そもそも冤罪は死刑に限らず、無期でも罰金刑でも駄目な物は駄目だ。
その通りだと思います。冤罪は防がなければいけないと思います。
しかし罰金刑は執行後に冤罪が発覚した場合は返金するなどの措置を取れば
"罰金刑執行後に冤罪が発覚するリスク"は私は許容できると考えます。
そのように言うと「自由刑執行後の冤罪の償いはどうするのか?」と反駁されるかもしれませんが
罰金刑だけでは刑罰として不十分であると考えます。
なぜなら罰金刑として課された金額を払えない者や金を失うだけなら再び犯罪を起こす者が現れる可能性が十分にあるためです。
また自由刑であれば賠償金を払うなどの完全であるとはとても言えませんがある程度の償いはできるため以上のことを鑑みると
"自由刑失効後に冤罪が発覚するリスク"も私は許容できると考えます。
ここで死刑執行後に冤罪が発覚した場合についてです。当然この場合は償いを受けるべき人がいないため責任が全く取れません。
また"刑罰が存在しない場合" と"死刑のみを廃止した場合"は明らかに治安悪化のリスクの差が非常に大きいと考えます。
そのため「死刑は廃止するが自由刑や罰金刑は存置するべきだ」という論は必ずしも間違っているとはいえないと思います。
もちろん"死刑執行後に冤罪が発覚するリスク”を受け入れ「死刑制度も存置するべきだ」という論も間違っていないと考えます。
>論じる点がそもそもズレている。
冤罪のリスクと刑罰は密接な関係があると考えるためなぜ論じる点がずれているのか私にはよくわかりません。
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- 239
- 2015/07/06(月) 22:04:29.29
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冤罪の可能性は全ての人類が悩むべき問題ですね
足利事件での冤罪の問題は無実を亡くなった親に知らせることが
できなかったことだよな。
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- 240
- 2015/07/07(火) 00:37:46.52
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>>238
確かに、スレの流れをみると、ちょっと刑事補償を軽視しすぎてる感はある。
わざわざ憲法に書いてるっていう意義をちゃんと考えるべきでしょうね。
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- 241
- 2015/07/07(火) 18:14:37.79
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冤罪はあってはならないし、それに付随する刑事補償というのも、
確かに重要な権利だけどねぇ
結局>>222に書かれているように、死刑を支持する一般の人々に
翻意させる理由としては弱いと思うんだよね
つまり、死刑を存置する論理的な理由、死刑の意義を押しのけて
「死刑廃止やむなし」という結論に至らせる理由にならない
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- 243
- 2015/07/07(火) 21:17:47.77
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>>242
> 私は袴田事件や足利事件などの死刑判決後に冤罪が発覚している時点で「死刑廃止やむなし」と考えていますが
> 日本で死刑執行後に冤罪が発覚するようなことがないと死刑廃止派が多数にはならないでしょうね。
今後の日本ではますます発生しにくくなると思うよ
袴田事件や足利事件は、まだ捜査技術が未熟な時代だったことも大きいからね
繰り返しになるが、死刑を支持する人は、死刑に意義を見出し、またそれを支える論理的な説明があるから
冤罪で死刑が執行されてしまうことが稀なケースである以上、それをもって
死刑を廃止する理由になると捉える人は極少数に留まると思うね
冤罪のことはココ以外でも散々言われていることで、それでも大勢が変わってないのはそういうことだろ
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- 244
- 2015/07/07(火) 23:02:14.04
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>>243
その論理的な理由をしゃべるとこなんだけどねぇ。
数が少ないとか、一般人を翻意とかいうのが、論理的な理由?
少なくとも、それだけでは、法学的な論理とはいいがたいなぁ。
憲法17条、29条3項と比較してどう違うのか?
また、29条3項があるにもかかわらず、なぜあえて刑事補償を別においたのか?
そのあたりは、意識しないとね。もちろん、13条において憲法自体は死刑を許容してはいそうだけど。
憲法に反しないから、憲法の話は終わりみたいな単純なものでもないわな。
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- 246
- 2015/07/08(水) 11:31:26.15
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>>242
言いたいことはわかるけど、
そんなに人権侵害の救済ができなくなることに敏感なら
ぜひ殺人事件の被害者の人権にも目を向けてもらいたいもんだねー
殺人事件の被害者側は、賠償して欲しくても
加害者側に支払能力が無かったら
わずかな給付金だけで泣き寝入りなんですけど・・・
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- 247
- 2015/07/08(水) 12:51:01.66
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>>246
>殺人事件の被害者側は、賠償して欲しくても
加害者側に支払能力が無かったら
わずかな給付金だけで泣き寝入りなんですけど・・・
それは国家から手厚い救済金を出せばいいと思うのですが?
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- 248
- 2015/07/08(水) 13:00:22.39
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犯罪は、無辜の被害者にとっては社会的リスクでしかないので、
死亡結果や重度な後遺症が生じ、かつ加害者に視力がない場合については、
公的な後見的救済が必要だし、現在の日本の治安状況においては、政策として可能でもある。
額的に十分と言えるかはわからないが、
犯罪被害給付制度はそういう観点から作られた制度だろう。
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- 249
- 2015/07/08(水) 18:02:51.91
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殺人の被疑者の人権に目を向けることは大事だし、間違ってはいないと思うが
そっちばかりに目を向けていると、一方のみに肩入れすることになる
バランスのとれた公正な考え方とは言えないと思う
賠償金すら、遺族に満足に払われないこともある現状では
死刑の効果の一側面である被害者遺族の感情の慰撫により
バランスを取っているとも言える
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- 251
- 2015/07/08(水) 22:09:58.14
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>>250
「一方のみに肩入れ」と書いたのは、冤罪死は無くさなければならないからと言って
今のままの状況で死刑が廃止されてしまったら、犯人はのうのうと服役生活を送って
いずれ社会に出てくる可能性があり、賠償金もろくに受け取れない、と遺族は踏んだり蹴ったりになるから
> 遺族の感情って2次的なものだよ。天涯孤独の人と家族がいっぱいいる人とで
> そこまで変わるか?
> 遺族もろとも全員殺せば、遺族の感情なんて考慮されなくなるけど、その方が罪が軽くなるわけではないでしょ。
・・・ずいぶん極端だな
わかってて書いてるんだと思うけど、死刑は遺族の応報感情を満たすためだけにあるものではないし
だから「死刑の効果の一側面」と書いたんだ
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- 252
- 2015/07/08(水) 23:29:11.77
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盛り上がっていますね
ところで死刑存続派の方々は被害者の遺族の感情や補償金が少ないことは加害者の死刑執行でしか癒せないと考えていらっしゃるようですが
死刑判決がでないケースはどのように考えていらっしゃるのですか?
そのようなケースでも被害者の遺族の報復の代行として死刑が必要だとは考える方はいらっしゃいますか?
やはり死刑が妥当かどうかは「事件の残虐性」や「加害者の人間性」などの主観によるものですか?
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- 253
- 2015/07/09(木) 02:20:52.15
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>>251
刑罰は、被害者の関係者のためのものではない。
極端でも何でもない。当たり前の話。
そもそも、加害者がより過酷な状態に置かれることが、被害救済につながるのか?
加害者が罰金を多く払えば、被害者の損害が多く補填されるわけではないでしょ。
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- 254
- 2015/07/09(木) 14:50:49.76
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>>253
最後の方の意味がよくわかんないんで聞きたいんだけど、
「加害者がより過酷な状態に置かれること」ってどういう意味かな?
死刑という刑罰は不当に重すぎっていいたいのかな
そして、それが被疑者の人権擁護を優先して
死刑を廃止すべきと主張する理由ってことでよろしい?
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- 255
- 2015/07/09(木) 18:43:14.41
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>254
死刑制度は弊害が懲役刑より大きく被害者の遺族の救済とはならないから懲役刑で妥協すべきって考えじゃないの
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- 256
- 2015/07/09(木) 19:06:44.26
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要は、刑事司法において、
・量刑が重いと→遺族が救済される(軽いと救済されない)論理や、
・遺族感情が厳しい→(憲法上の)被告人の権利を(他の被告人と比較して)より制限する
こういった論理が正当化されるのか?という話かと。
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- 258
- 2015/07/09(木) 20:27:54.32
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>>257
現実の量刑では、被害者感情はかなり考慮されている
それはわかるけど、例えば量刑論を研究された元裁判官の原田國男先生の言うように、
そこは被害感情をダイレクトに量刑に反映させるのではなく、
まずは法益侵害の中に被害感情を読み込むといった
正当化可能な処理を経るべきだという主張に説得力を感じる。
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