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  • 2015/06/28(日) 23:17:47.91
刑法理論から論理必然的に死刑廃止とならないのだとは思う。
量刑論においても、死刑とそれ以外の刑罰に質的な違いがないというのが通説。
また、憲法論からの死刑廃止も論理必然的に言えるかどうかも怪しい。
だから、アメリカの死刑求刑事件におけるスーパー・デュープロセスなども、日本では通説にはなってない。

だから、国民的なコンセンサス、つまりこれは政治問題なのだと思う。
となると、1つは政治的には西側先進国としてアメリカが死刑存置しているという事実が結構大きいと思う。
そういう意味では,死刑判決数、執行数を減少させているアメリカのイノセンスプロジェクトの動向は今後も注目に値するだろう。

2つ目は、死刑を支える応報感情が崩れるのは、死刑冤罪が確定した時だろうと思う。
だから死刑冤罪のため一時死刑執行できなかった時期がある。だから袴田事件の再審請求審の動向も要チェックだろう。

ただ、ここから先は運動論で、これらの動向が最大限死刑廃止に有利に働いたとして、
即死刑廃止につながっていくかどうかは全然わからない、というか微妙だけどね。

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