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  • 2012/06/23(土) 20:31:32.19
前スレ:上代特殊仮名遣い
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1305988303/

立てた

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  • 348
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  • 2013/09/21(土) 22:23:50.67
>>345
仮に湯と鋳るが同源語なら、湯という言葉の原義は「鋳造に用いる金属を熱して溶かしたもの」で、それが熱せられた水を指す言葉に転用されたことになる
だが、製鉄関連の非日常的な言葉が熱せられた水という日常的に使われる単語に転用される蓋然性は極めて低い
やはり湯の原義は「熱せられた水」で、それが見た目が似ている溶けた鉄を指し示す用語に後から転用されたんだろう
となれば、湯と鋳るの類似は偶然ということになる

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  • 349
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  • 2013/09/21(土) 22:51:07.40
>>348
時代的に銅(青銅)じゃね?と突っ込もうとしたが、調べてみたら鋳鉄も入っていたんだな。ちょっと意外だ。

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  • 350
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  • 2013/09/21(土) 22:54:06.43
湯(熱せられた水、日常語)

湯(金属を熱して溶かしたもの、専門用語)

鋳る(専門用語)

の順に派生したんでしょ
何か問題有る?

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  • 351
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  • 2013/09/22(日) 13:03:03.95
むしろ、「鋳る」は「沃る」由来なんじゃないかな。
熔融金属を型に注ぎ込むのを「沃る」と見立てたのだろうと。
「沃る」だと湯でなくとも水でも油でも成立するので、湯との関連は無い(少なくとも可能性は低い)と言えそう。
ただ、「沃る」もあ/や行が分からないので何も解決にならないのだけど(笑)。

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  • 352
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  • 2013/09/22(日) 20:14:42.08
音韻として考えたらyiが長期間安定して存在するのは難しいけど、yi2なら普通に発音できるよね?
上代日本語にyiが無いのは発音し辛いから上代特殊仮名遣いの崩壊より先行してyi>iに変化したと考えられるけど、yi2すら上代日本語に無いのは何故だろう

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  • 353
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  • 2013/09/22(日) 20:36:11.51
中国語側で識別できる文字対が無いとかはどうなのかな。専門じゃないから分からんけど。
u/wuも案外そうだったりしてね?

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  • 354
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  • 2013/09/23(月) 05:37:16.14
ヤ行の調音点はサタナラ行と近いから、それらと同様にyi1とyi2は歴史時代以前に融合してしまったのかもしれない。
wi1とwi2の違いがなくなっちまったのは謎だけど

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  • 355
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  • 2013/09/23(月) 11:42:05.35
橋本によって万葉集の野の発音はno1であるとされたのが定説になってるけど、これの根拠って何なの?
上代の野ってどう考えてもnuだと思うんだが

>>354
村山は上代以前の日本語にwi2を再構してるね
井と猪はwi2だったらしい

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  • 356
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  • 2013/09/23(月) 23:47:18.71
>>352
その場合i1とi2はどの音を仮定してるの?

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  • 357
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  • 2013/09/24(火) 17:30:26.33
>>355
橋本以前はナ行だけヌ甲/ヌ乙/ノという区別があるとされてたけど
それは変だからって話だろ
他の行と同じくヌ/ノ甲/ノ乙の方が自然

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  • 358
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  • 2013/09/24(火) 18:00:33.18
>>357
それを言ったら、イ段とエ段の甲乙だって無い行はあるじゃん
例えば山口佳紀は上代以前の日本語にウ段の甲乙の存在を主張してるし、それがナ行に最後に残ったと考えるのはそんなに不自然なのかな

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  • 359
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  • 2013/09/24(火) 21:50:10.46
上代特殊假名遣を論じてゐる假名遣が現代表記と云ふのも奇異な話だ。

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  • 360
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  • 2013/09/24(火) 22:41:53.09
万葉がなならともかく、定家だの契沖だの程度じゃヒヨッコだというのは変わらんよ

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  • 361
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  • 2013/09/25(水) 06:26:12.77
イエオ段の甲乙は子音の調音点によって崩壊の差があるっていうわかりやすい性質があるんだけど
ウ段でなぜナ行が残るのかさっぱりわからん。

オ段と同じように、唇音では先に崩壊して軟口蓋音では比較的後まで残る、
という性質ならちょっとは理解できたんだけど

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  • 362
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  • 2013/09/25(水) 22:18:05.03
藤井何とかが主張してる朝鮮語の母体は百済語って説はどう思う?
五母音説はともかく、こっちの説にはそれなりの説得力があると思うが

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  • 363
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  • 2013/09/25(水) 23:12:54.16
>>355>>357>>358
この議論は何なのだ…?

江戸時代の国学ならいざしらず、音素(音韻)と音声という
近代言語学のツールを持っている俺らにとっては、
「野は、ヌ乙なのかノ甲なのか?」という議論は、もはや何の意味もないはずなんだけど。
山口佳紀は、かつての渾然一体とした国文学者というより、ただの古典文学者なので、
言語史とは本来無関係な「用字法に関する、あまり意味のない議論」をしているだけだと思う。
本来、甲乙論というのはここに始まるのだけど、
これだけ議論ツールが揃うと、ただの文学者の訓詁の出番は、この点ではなくなってしまう。

8世紀の畿内語を考える上で、/no1/が/nu/と弁別される音素としてたち得るか?
という議論は、当然あるけどね。355の質問の趣旨自体は、俺は問題なく理解できるんだけど、
357の受け方が変過ぎる。

ここまで見た
  • 364
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  • 2013/09/25(水) 23:25:06.15
>>355>>357-358
この議論は何なのだ…?

江戸時代の国学ならいざしらず、音素(音韻)と音声という
近代言語学のツールを持っている俺らにとっては、
「野は、ヌ乙なのかノ甲なのか?」という議論は、もはや何の意味もないはずなんだけど。
山口佳紀は、かつての渾然一体とした国文学者というより、ただの古典文学者なので、
言語史とは本来無関係な「用字法に関する、あまり意味のない議論」をしているだけだと思う。
本来、甲乙論というのはここに始まるのだけど、
これだけ議論ツールが揃うと、ただの文学者の訓詁の出番は、この点ではなくなってしまう。

8世紀の畿内語を考える上で、/no1/が/nu/と弁別される音素としてたち得るか?
という議論は、当然あるけどね。355の質問の趣旨自体は、俺は問題なく理解できるんだけど、
357の受け方が変過ぎる。

ここまで見た
  • 365
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  • 2013/09/26(木) 00:16:59.20
いや、o1とo2があるのならu1とu2があっても別におかしくないじゃん
オの甲乙って要は円唇非円唇の差でしょ?
だったらウにも甲乙があった方がむしろ自然

ここまで見た
  • 366
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  • 2013/09/26(木) 07:07:24.58
どちらかというと奥舌か中舌かの差では?

ここまで見た
  • 367
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  • 2013/09/27(金) 06:16:32.20
>>364
それは、上代特殊仮名遣いを音韻の調音の差だという前提で語っているから出てくる話で、
甲乙の差をアクセントやら条件異音を外国語話者が聴きとった結果だとやらで語る立場の場合
今までどおり「オ乙」とか「ウ甲」とか言わざるを得ないと思う

ここまで見た
  • 368
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  • 2013/09/27(金) 17:26:33.98
オの円唇非円唇の差ってようするに/wo/と/o/の差ってこと?
無知でスマソ

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  • 369
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  • 2013/09/27(金) 18:55:04.65
>>365
そう考えた場合の「ウ乙」なる母音って、それは【イ乙】と言うんじゃないんですかねえ?


五十音の訓詁に縛られた文学屋的甲乙論は、この発想に欠けるんだよ。
万葉仮名の文字面と五十音図だけを脳内に入れて、ずっと眺めているから、思いつきもしないんだ。
オに甲乙があれば、ウにだって甲乙があってもいいじゃないか、と考えて疑問を抱かない。

だから、音声論と音韻論の素養のある人は、「オに甲乙ならウに甲乙!」なんてアホなことは考えず、
「オ乙と【エ乙】が、なぜ(8世紀の畿内語で)弁別されて『いた』のだ?」
という疑問を抱くことになる。
これは、国文プロパーの極めて古い段階の議論でも、
すでに大野晋が、深刻な疑問として指摘していた。出来る人は出来るんだよ。
復元音声の観点から、森はエ乙を多重母音的に理解して、「エ乙の独自調音点」は立てていないし、
通常の音韻学の発想があれば、問題はやはりこちらに収斂することになる。

ここまで見た
  • 370
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  • 2013/09/27(金) 21:31:21.02
>>368
後舌円唇の[o]と中舌非円唇の[ə]だったんだと思う。
それだと比較的安定的な下記の母音構造になる

狭舌 「イ甲」-「イ乙」-「ウ」
中舌 「エ甲」-「オ乙」-「オ甲」
広舌 「エ乙」-「ア」

ここまで見た
  • 371
  • 699
  • 2013/09/27(金) 23:04:44.01
>>370
ひさしぶりに北w

コテの通り、前スレ699なんだけど、もし俺の説を紹介したのなら、甲乙が逆だよ。
一応ざっと確認してみたが、甲乙を逆にする見解は、書き込まれていなかった。
【俺説】
狭舌 「イ甲」-「イ乙」-「ウ」
中舌 【エ乙】-「オ乙」-「オ甲」
広舌 【エ甲】   -   「ア」


【8母音説における通説的見解】
狭舌 「イ甲」  - 「イ乙」  - 「ウ」
中舌 「エ甲」-「エ乙」-「オ乙」-「オ甲」
広舌          「ア」
(なお、森7は、「ア」は後舌に後退し、「エ乙」が「オ乙+i」のような二重母音になる)

ここまで見た
  • 372
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  • 2013/09/28(土) 02:00:33.69
>>364
山口説では、音韻論的にu2の成立(u1は本源的な母音とする)についても論じてるんだが
具体的には「au>u2」と「o2u>u2」だな
これなら音韻として他の母音と独立して存在可能だったはず

それに山口説は文献時代以前の日本語にウの甲乙の存在を主張するものであって、上代日本語の時点ではu2はu1に合流したとしてる
4母音から8母音に変わる過渡期に、二重母音発祥のu2が一時的に存在した可能性はそれなりにあると思うけどな

ここまで見た
  • 373
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  • 2013/09/28(土) 02:40:36.97
>>372
その説、ありとあらゆる面で詰んでるよ…

o2u…有坂法則第2原則違反
au+o2u→u2合流…有坂法則第3原則違反
au→u2…調音点からして、常識的に考えて、立つならo3またはe3。さらに森7推定音声と全く不調和。

何もかもが駄目すぎて、拾いようがないように見える。
森復元音声で、aが後舌であると提唱され、これが有坂法則と平仄が取れることまでわかった以上、
この説はほぼ全ての命脈を絶たれてるw

ここまで見た
  • 374
  •  
  • 2013/09/28(土) 06:55:27.20
>>371
エ甲のほうが広舌なのはなんでだっけ。森推定音を素直にプロットすると370になりそうなんだけど
東国方言でエ甲はアと、エ乙はオ乙と混同されやすいから?

ここまで見た
  • 375
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  • 2013/09/28(土) 09:20:01.49
aとo2が同一語根内で並存しないのって一種の母音調和だよね?

ここまで見た
  • 376
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  • 2013/09/28(土) 14:41:51.41
>>373
有坂の法則は同一単語(これも何を言い表してるのか曖昧だけど)の中だけで結合則が決まってるってだけで
複合語の場合にはo2+uもありうるんじゃない?

例えば上一段活用はo2あるいはuで終わる音が語根だったと推定されるけど
この終止形はo2+う(居)あるいはu+う(居)だと思われる

更に、東国方言で思い出したけど、東国では終止形は-u、連体形は-o1の形だったんで
畿内と東国が別れる前は終止形-u1、連体形-u2だったのかもしれない。

ここまで見た
  • 377
  •  
  • 2013/09/28(土) 15:06:00.28
>>373
上代日本語の分析からは山口説は否定できないでしょ
有坂法則は上代日本語時点での規則であって、それ以前の時代に当てはまるかは分からない
例えばかつてo2uとauがあったとしても、それがu2になって更にuに合流したとしたら、上代日本語時点では有坂法則が成り立つことになる
4母音時代には重母音が豊富に存在したと思われるけど、その中にはo2uもあったはず

ここまで見た
  • 378
  •  
  • 2013/09/28(土) 15:07:44.49
上二段?

ここまで見た
  • 379
  •  
  • 2013/09/28(土) 15:10:26.83
イ乙とオ乙が中舌だとして、どうしてイのほうは前舌のほうの母音と合流してオのほうは後舌のほうの母音と合流したんすか?
両方後舌のほうにいったり、合流先が7:3で前後に割れたりしないんすか?

ここまで見た
  • 380
  •  
  • 2013/09/28(土) 15:59:26.01
>>379
確かに上代特殊仮名遣いは合流過程がキモい。
特にオ段は量が多い方の乙音が少ない方の甲音に吸収されていくんだから
何か特別な理由がないとこの説明はできないと思う

2つのエ段音に邪魔されてオ乙が前舌音に移行できなかったのかな??

>>378
上二段だった。失礼。

ここまで見た
  • 381
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  • 2013/09/28(土) 18:59:06.97
>>380
オ乙の発音は元々eだったと思う
でも後からエ甲乙が生まれたんだから、奈良時代には既にoに近い音に変化してたんでしょ

ここまで見た
  • 382
  •  
  • 2013/09/28(土) 21:04:18.37
俺もオ乙はeだった説だわ
前スレにも書いたけど、有坂法則でオ甲←→オ乙の対立が一番強いことから
オ甲は二次的な音じゃなくて昔からある単母音だという推論から

狭舌 イ甲-ウ
中舌 オ乙-オ甲
広舌 ア

この形を再興してみた。これだとどう考えてもオ乙の音価は/e/

ここまで見た
  • 383
  •  
  • 2013/09/28(土) 21:20:02.74
オ乙とオ甲を対立的に見るのは
オ乙同士は結合するけどオ甲同士はほとんど結合しない、というのがなあ

ここまで見た
  • 384
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  • 2013/09/28(土) 23:32:03.42
そこは謎だな。オ甲の出現率が低いのと同様に。

ここまで見た
  • 385
  •  
  • 2013/09/29(日) 13:19:20.11
むしろ、オ甲の成立がイ乙エ甲エ乙よりかなり早かったというのはどうだろう
日本語の本源的な母音はa,i(i1),u,e(o2)の4つなんだけど、日本語が成立してしばらく後にo1が先に出現したという考え
元々4母音であったことはAN祖語の母音と4母音説で推定される音韻が綺麗にa,i,u,eで一致することからも正しいと思われるが、
日本語と同じくAN語から分岐して開音節言語となったポリネシア語族ではoが発生して日本語と同じく5母音になってるんだよ
前スレでも4母音体系から5母音体系への推移はあり得ないって言ってる人がいたけど、ポリネシア語という実例があるんだよね
a,i,u,e→a,i,u,o2,o1→a,i1,i2,u,e1,e2,o1,o2という推移を主張してみる
これなら、>>382-383で上がった問題点を包括的に解消出来るよね

ここまで見た
  • 386
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  • 2013/09/29(日) 14:41:24.67
>>385
俺自身は反対なんだけど、言いたいことはわかる。というか、AN語を比較しながら見てると、その発想になるよね。

aiu古e→ oが発生 → 古eが流浪の旅に出る → 新eが発生 → 古eが居場所がなくなる → どっかに吸収されてa新eiou

フィリピンやマレー系の言語をみてると、大体こんな感じ。確かにトリガーはoの発生に見える。
ここでいう古eの「音価のぶれ」というか、所在なげな流浪っぷりは、普遍的なんだよなあ。
日本語のオ乙もどうやらそうだし、(関係あるかどうかは分からないけど)朝鮮語のeuもそう。
aと伍して母音調和の主幹を担う、超主要母音であるにも関わらず、
正確な文献が残る1世紀間だけでも、
@\ → 7 → O → V (x-sampa表記)
これだけぶれてる。
漢字音からの類推だと、この古音はどうやらeなので、一体どんだけ流浪してるんだよ?という話。

ここまで見た
  • 387
  •  
  • 2013/09/29(日) 15:27:12.37
euじゃなくてeoでは?

ここまで見た
  • 388
  •  
  • 2013/09/29(日) 17:06:07.91
朝鮮語のeu(eo?)が@\だったっていうのはどの文献に出てるの?

ここまで見た
  • 389
  •  
  • 2013/09/29(日) 18:41:41.70
aiue のところにoが出現したらaiueoの5母音で安定するだけで、
だいぶあとに新eが来ても旧eに食われて5母音が維持される方が自然だろう。
なぜe(オ乙)が後舌に寄るのか。
o出現のときにすでにeが後舌化していたなら、
新o(o1)と旧o(o2)が旧のほうに同化されてオの甲乙の別はたもたれないと思う。
eが半端に中舌あたりに来ている段階で新たにoが出現したら、
やっぱり新oの影響で旧o(中舌)がいっせいに後舌化するか、新oと差を作るためにeにもどるかする可能性が高い。

オ乙を初め前舌と仮定してその音価を移動させるのは、強引な感がいなめない。

ここまで見た
  • 390
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  • 2013/09/29(日) 20:15:40.96
>>385
すると日本語の母音の動きとしては

AN祖語時代 : ieau
五母音時代(1) : uあたりからoが発生、ieaou
母音調和時代 : [i]中性母音 [e]前舌母音 [aou]後舌母音にカテゴリわけ
(ココらへんからeがəになっていく)
-iによる造語時代 : やたらに母音が衝突、ai→e2、ui・əi→i2、ia→e1が生まれる
五母音時代(2) : 母音が整理され、ieaouに戻る

っていう流れなのかな?オ乙の遊離は母音調和の時代に原因がありそうな気がしてきた
ちなみにこの流れの続きは

長音開合時代 : au→ɔ ou→oという2つの母音が生まれ、長音だけ六母音に
五母音時代 : 母音が整理され、みたびieaouに戻る

っていう感じかな?なぜかuがɯになっているけど

ここまで見た
  • 391
  •  
  • 2013/09/29(日) 23:47:53.94
朝鮮語は百済語が元になったもの
新羅語じゃない

http://music.geocities.jp/konatarosu/Hakusonkou/7shou.html

ここまで見た
  • 392
  •  
  • 2013/09/30(月) 05:58:32.27
また前スレでも暴れまわった藤井説か

・オ甲乙は意味の弁別に役立っており異音ではない
・朝鮮語┤は漢字音から見ると古くは/e/だった

ここらへんの反論を何回も見てきただろうに・・・

ここまで見た
  • 393
  •  
  • 2013/09/30(月) 06:10:19.51
>>390
その五母音時代(1)というのは粗くいって西暦何世紀ごろを想定で?
-iによる造語時代の後半の連母音の融合が完全に終わったのが
奈良時代より少し前だからたとえば西暦600としますわ。
で連母音の融合の開始が西暦500年としますわ。で母音調和時代が200年つづいて西暦300年ですわ。
五母音時代1は西暦100年とか紀元前の話になりますがもっと前ですか?

ここまで見た
  • 394
  •  
  • 2013/09/30(月) 07:15:55.20
ㅓ が /e/ に対応するというのには疑問もあるらしい
ㅕ のほうが本当に /e/ に対応する母音で、ㅓ 自体は /ə/ だったとする説もあるとのこと

ㅕ も /jə/ だったが、半母音の影響で前舌化して [je] になっていたため、
漢字音の /e/ の転写に使われたのではないかとのこと

서 저 처 のような音節ではㅓ がエ段に対応するように見えるが、
これらの子音の後では半母音が失われたので、本来は 셔 져 쳐 だったものがエ段に対応するものだそうだ

元々 ㅓ のものを見ると、確かにエ段だけでなくオ段に対応するもののほうが多いので、
単純に漢字音で /e/ に対応するから古形はエ段だと即断はできなさそう

ここまで見た
  • 395
  •  
  • 2013/09/30(月) 13:14:42.57
>>390
村山説を支持する立場からすると、その流れは少しおかしいように感じる
この説では-iはAN祖語の他動詞形成接辞を継承したものということになるんだけど、それだと五母音時代と母音調和時代には機能していなかった-iが突然ある時期に復活したことになってしまう
一応、-iに関してはアルタイ語起源の接辞-riがルーツである可能性もあるけど、-riが起源であるとするとrが語中で消失したと考えなければならなくなる
朝鮮語では三国時代から高麗時代の間に実際に語中の-riが消失してるから日本語でも同じ変化が起きたと考えてもいいけど、それだと今度は-るで終わる動詞が何故あるのかが説明出来ない

>>385の祖語の4母音だった状態から一度5母音になった時代が存在するという説には賛成なんだが、それ以降の推移に関しては今挙げた問題点を解決出来るアイデアが思いつかないから難しいな

ここまで見た
  • 396
  •  
  • 2013/09/30(月) 13:15:31.96
訂正

× 語中の-riが消失
○ iが後続するrが消失

ここまで見た
  • 397
  •  
  • 2013/09/30(月) 20:32:15.30
>>394
wikipediaで朝鮮漢字音をしらべてみたけど┤はオ段に対応するもののほうが多い、なんてことはなかったよ?
どこらへんの情報?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E6%BC%A2%E5%AD%97%E9%9F%B3

伊藤智ゆきは文庫本がないんで入手する気にならん。。。

ちなみに
・古代朝鮮語ではeに相当する語がないためəとその複合音を当てて代用していた
・上代特殊仮名遣いは古代朝鮮語の話者が条件異音を聞き取った
この両方を主張するのなら、上代特殊仮名遣いのうちエ甲乙とオ乙が混乱している箇所をみつけないとダメだと思う。

ここまで見た
  • 398
  •  
  • 2013/09/30(月) 21:24:41.16
>>395
> この説では-iはAN祖語の他動詞形成接辞を継承したものということになるんだけど、

それ本当に正しいの?
パッと思いつくだけでも 起こす(o2ko2) 起きる(o2ko2 -i)みたいに
むしろ-iがつくのが自動詞のやつが見つかるんだけど

フリックラーニング
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