君のセンス5段階+αで評価するよ[vol.112] [sc](★0)
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- 1
- 名前はいらない
- 2015/01/08(木) 02:55:51.30
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Aランクを目指して詩を書き込もう。
皆さん、ガンガン評価しましょう!
A:プロ並み。出版社にもってけ。
B:言葉の狩人。
C:光るモノを感じる。
D:素人。
E:まずは日本語の勉強を。
●セン五に関する心得
・このスレは投稿者と評価人のバランスにより成り立っています。
評価人が常に不足しているので、気軽に評価に参加しましょう。
・連投は禁止されています、一作品の評価が終わるまで投稿は控えましょう。
・評価の扱いや、未評価一覧に載せるか否かはまとめ人の判断に任せます。
この方針に異論がある方は議論スレである【語り合うスレ】をご利用下さい。
・投稿者による再評価依頼は一度まで有効とします(複数評価で権利消滅)
・また評価しやすいように定期的に未評価の一覧を作成してくれると助かります。
・同一の詩をポエム板にある評価系スレと併用する複数投稿は認めません。
・ブログや他サイト等からの転載は作者本人であっても許可しません。
※前スレ
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/poem/1409502981/
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- 35
- 名前はいらない
- 2015/01/20(火) 01:46:38.38
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ありがとう
ありがとうござ
ござっござ
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- 36
- 2015/01/20(火) 06:42:10.89
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天国で 章魚の骨をぞ 食いにけり
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- 37
- 2015/01/20(火) 20:10:53.41
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合掌し 祈るが如く 手を洗い 天に住まひて 地へぞ施す
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- 38
- 名無し
- 2015/01/21(水) 00:49:12.30
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パラーラーラーラ
パラサイトゥ
お前の頭にパラサイトゥ
取り付き操りパラサイトゥ
家族のいないパラサイトゥ
すこしセンチなパラサイトゥ
涙飲み込むパラサイトゥ
今日も明日もパラサイトゥ
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- 39
- 名前はいらない
- 2015/01/22(木) 17:35:31.71
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乾燥的アレルギー
ヒフのカユい季節です
ちつもカユい季節です
どちらもこまめにお手入れしましょう
掻いても掻いてもカユすぎて
ボロボロに掻き壊してしまうから
おまんまんもヒフももうどーしょもないワ
これ以上お手入れしてんのにどーしょっていうのさ!!
んンがァァ〜ッッッッ
カユいカユいカユいカユいイイイ〜ッッ!!
誰か助けてほしいイイイッッッッ
ボリボリボリボリボリボリ
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- 41
- 名前はいらない
- 2015/01/24(土) 01:46:45.42
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https://i.imgur.com/jum3KP5.jpg
ネオン管の割れた部分が雨に濡れて
蝉の音を立てていた新大久保と歌舞伎の間
縁取られた額に閉じ込められた写真
スポットライトを浴びていた
一方で夜間鍵のかけられた公園の前で
うろつく人々、家のない人間
体を15000円でレンタルする個人事業主
キムチの匂いが鼻につく早朝
片目の猫と、数羽のカラスが暗闇に揺れた
凍てつく皮膚の下の骸骨
男は目をギョロギョロ回し
視力回復の体操だといい
口の端に泡を溜めた
ギャルルってアプリが良いらしい
いやらしい女が言っていた
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- 42
- 2015/01/24(土) 03:25:43.51
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雪の夜 ラジオチューナア 回したり
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- 43
- 名前はいらない
- 2015/01/24(土) 22:30:57.05
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http://167.160.166.132/pcsz922/reg1t9jk2k6aDuMR5oaihC9siovZpnF23nsh.php
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- 44
- 名前はいらない
- 2015/01/25(日) 20:51:41.89
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‐バット・ガール‐
コードネームはバット(蝙蝠)ガール
誰にでも同調し
誰にでも歩調を合わせ
広くアソんで浅く付き合い
なるたけ多くの人間と親しく渡り合う
わたしの本性は誰にも知られず
誰にもわたしの本心は教えない
できるだけ心をころして
空気のように軽やかに
空気のように漂いながら馴染んでく
この世は本音では生きてゆけないんだと言い聞かせ
静かにさりげなく
強いものにはこびつつ
目上の者や上司にはへつらいつつ
時にはひとをダマして欺いて
バタバタと羽ばたきながら生きてゆく
虚しくなくもないけれど
恋人の前ですらホントのわたしは見せはしない
本音なにそれオイシイの?と
こんな自分は何なんだろと問いかける間もなく
今日も西に東にバタバタと飛び回ってゆく
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- 45
- 名前はいらない
- 2015/01/26(月) 21:59:57.66
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「から回る踊り子の羽」
それにしても君の俳句は100文字と来たもんだ
夏、降り落ちる新しい孤独が、綺麗な子供をまた一人と包む
静けさに酔いしれた隣の風景を、両手で描いた円を通して覗く
ほとほとに温まった外来種が時間を告げる
ふうんというね、おっかあのおとがきこえるさ
やたらにのどをさわってね、どらみたいにわらってらあ
大人になるにつれて世界地図が大きく感じられた
小さな気持ちを囲っているバリアの遊びはだんだんとほどけていき
しだいに全知全能だねと喜びを言葉にするのもためらいなく死んでいく
わがままかもしれないけれど、生まれ変わっても同じお洋服が着たい
つまらない道をたのしく歩くコツに従順して飛行機を目で追う
成人式の着物が宙を舞うとき、わたしの肌はかなり大きくなった
いまでは計り知れないほどの体温が地球を馬鹿みたいに覆いながら
やっとあのころのサイズすら丁度よかったんだねと、認めることができるのでしょう
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- 46
- 2015/01/27(火) 06:02:22.01
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蕗の薹 暫しお早う 左様なら
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- 47
- ネル
- 2015/01/27(火) 09:55:14.04
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あなたの触れた手が
深紅に染める
誰に裁かれるの
そっと静かな月夜は二人を見つめ
闇が時計を止めた
戻れない事、知っている
背中に吐息が触れた瞬間
今が止まる
愛してると気づかされて
朝露が頬を伝う
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- 48
- 名前はいらない
- 2015/01/27(火) 13:49:27.50
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http://jbbs.shitaraba.net/sports/42269/
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- 49
- 2015/01/28(水) 14:58:09.33
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苔むした 庭の花壇に 風吹きて
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- 50
- 2015/01/28(水) 15:04:14.57
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>>49
訂正
苔生した 庭の花壇に 風吹きて
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- 51
- 2015/01/28(水) 15:32:59.75
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ステレオの 音静けきや 冬籠もり
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- 53
- おかめインコ
- 2015/01/28(水) 18:42:33.78
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「牝牛」
牛は理解していた
人間たちが迎えている飢餓のことを
家畜の売り手がしりぞいた
市場のことを
もはや 身を切らなくてはならない
月に一度
肥えた順に連れられていく同士の
ひゅるひゅると糸のように空を仰いでいく
最期の悲鳴を牛は聞いていた
牧夫に想いは届かない
星の美しい夜
濡れた鼻を仔に擦りつけると
牛はけたたましく叫びながら
畜舎をつきでた
果てしない砂利道をかけ抜け
めざしていた
広大な牧場へと紛れこんだ
綺麗な畜舎に 豊富な餌
牛は見事に肥えた
荒れていた毛並みも美しくなった
そして 牛は牧場を後にした
最初からそのつもりだった
不妊の気があった牛が仔を産めたのは
牧夫の手際と砕身があったからこそだった
仔の父親はたしかに牧夫なのだと牛は
ためらわなかったのである
柔毛を撫でつける夜風
牛は すがすがしい気持ちにあった
まるで星に魅せられたように
肥えた巨体に鞭打ちながら牛は
牧夫のところへと足を早めた
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- 54
- 2015/01/29(木) 04:18:08.12
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カサカサの 唇撫でて 白い息
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- 55
- 名前はいらない
- 2015/01/29(木) 10:03:21.12
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「二階堂と佐藤光 禁断のお料理教室」
佐藤光がなんか作ってる
茶色い何かを練り合わしてる
黄色と白の液体入れてまぜまぜしてる
佐藤光がなんか焼いてる
変な物体をオーブンで焼いてる
股間を反り立てながらなんか焼いてる
二階堂がお腹をすかして待ってる
パンツ一丁で待ってる
股間をあり得ないくらい膨らませて待ってる
ああ溜息混じりのお料理教室
佐藤光の尻の穴がヒクつく頃に出来上がり
こんがり焼けた正体不明の物体に
最後に佐藤光特製茶色いソースをトッピング
ビッ!ブバババッ!
ニュブッ!ゲッパリラブピッ!
ブウウウウッビチビチビチッ!
二階堂がよだれを垂らして待っている
嗚呼!嗚呼!溜息混じり!
この教室は狂ってる!
禁断の二人は狂ってる!
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- 56
- にゃにゃめよんじゅうごー!
- 2015/01/29(木) 16:56:06.24
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>>45
C
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- 58
- 名前はいらない
- 2015/01/30(金) 03:59:13.28
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「シニフィアンとシニフィエ」
耐えきれなくなって口の端からこぼれた言葉を、やさしくすくってあげられる人になりたかった。
うずくまって泣いているだけで、そんな風になれると思っていたの。
本当は私にもそんな才能があって、今はほんの少し眠っているだけなんだって。いつか誰かが揺り起こしてくれて、自分のやさしさに触れるだろうって。
そんな風に今に甘えて、うずくまったまま歳だけを重ねた。
簡単に、呆気なく、いつの間にか、当たり前に、大人になってしまった。
こんなはずじゃなかったんだよ。
ねぇ。君の口からこぼれてる言葉を、ただ見てるで、きらきらと光って、フローリングで弾ける言葉を、私はただ見てるだけ。
フローリングが冷たいなんてこと、別に知りたくなかった。
けど、また私は馬鹿みたいに座り込んで、膝を抱えてうずくまって、煙みたいに立ち昇る感情で、どんどんなんにも見えなくなる。
自分。じぶん。じぶん。やさしいじぶん。
蜃気楼が私の前に現れては、触れることなく消えていく。
本当は、泣きながら走っていったあの子のこと、追いかけなきゃいけないの知ってたんじゃないの。
どうだろう。
もくもくと充満する真っ黒な煙で、見えないよ。
自分も、それ以外も、もうなんにも、見えない。
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- 59
- 名前はいらない
- 2015/01/30(金) 03:59:57.47
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>>58
たぶん、きっと、もしかしたら、私だけがこんなふうに情けないんじゃないんだ。
だれもかれもきっと、たぶん、情けない。
だからいいじゃん。私も、情けなくって。私だけが悪いんじゃないんだよ。
たぶん。きっと。ふわふわと、みんながみんなわるい。わるい。だからいいじゃん。
なにが。なんでも。なんでもいいじゃん。たぶん。
もしかしたら、私だけが悪いのかもしれないけど、私だけが情けなくて、やさしさを育むことを忘れてしまって、いつまでもバリアをはっているの、かも。しれないけど。
わたしは、わるい。のかな。きっと。たぶん。ねぇ、
矛盾が私の中で反復して、どんどん大きくなって、ハウリング。甲高い。
ぎちぎちになった私の中身が
悲鳴をあげてるみたいで、
ギターみたいで、
慟哭みたいで、
こわれてるみたいで、赤ん坊みたいで、
つらくて、ぎゅっと自分を抱きしめて、
どんなに耳をふさいでもうるさくて、うるさくて、やさしくなりたくて、なれなくて、
きらいで、すきで、きらいで、きらいで、でもここにいたいって、いたいって、ここに、あの子の左側に、いたい。
こぼれて、おちて、はじけた気持ちに、手を伸ばす。伸ばして、やさしく。やさしく。
口からこぼれる。ぎちぎちになった私の中身が。
ぼたり。ぼたり。ぼた。り。
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- 60
- 2015/01/30(金) 06:15:08.94
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紫の 雲と夜空に 闇深く 星や月もぞ 今は照らさず
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- 61
- 2015/01/30(金) 06:25:17.21
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海の魚 乙女心と 山羊の王 髪輝きて 砂漠は蠍
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- 62
- 2015/01/30(金) 14:55:50.38
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木の皮を 食べてや詣ず 嫁が君
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- 63
- 2015/01/30(金) 15:06:01.90
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紙を切る 黒きインクと 夜の闇 比べてみれば まだも明るき
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- 64
- 2015/01/30(金) 15:08:18.16
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訂正
紙を切る 黒きインクと 夜の闇 比べてみれば まだも明るし
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- 65
- 名前はいらない
- 2015/01/30(金) 16:00:00.58
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君と歩いてきたこの道はどこへ続くんだろう
果てしなく続くこの道の行く先にはどんな事が待ってるんだろう
きっと答えなどないのだろう
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- 66
- 2015/01/31(土) 01:51:27.65
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桜の実 二つも生りて 紅くなる
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- 67
- 2015/01/31(土) 01:56:52.98
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訂正
桜の実 二つも生りて 紅く成る
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- 68
- 2015/01/31(土) 02:00:47.77
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真ん中の 向こうに落つる 夕日かな
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- 69
- 2015/01/31(土) 02:02:09.34
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訂正
真ん中の 向こうへ落つる 夏夕日
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- 70
- 2015/01/31(土) 03:24:18.24
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鉄の白 黒き鋼と交わりて 行かば墓場ぞ 戦に行くさ
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- 71
- 名前はいらない
- 2015/01/31(土) 04:30:20.90
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「ホンキトカイテマジ」
俺はマジでデジマ
マジでデジマ マデでデジマ
俺はマジでとおくえ
マジでとおくえ
マジでマジでとおくえ
俺はとおくえ とおくえ
むりしてないでマジでデジマ
マジでとおくえ とおくえ
きみは マジ?
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- 72
- あ
- 2015/01/31(土) 09:31:54.98
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Je suis Judeo Arier
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- 73
- あ
- 2015/01/31(土) 09:35:41.51
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砂糖水 これの甘さと うすい味
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- 74
- 名前はいらない
- 2015/01/31(土) 12:06:52.54
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「成れの果て」
金曜日の夜
ちーちゃん、にゃにゃめ、二階堂、佐藤光、なまラッパーの
仲良し5人組で居酒屋に集まっていた。
唐揚げにレモンをかける是非について熱心に討論するにゃにゃめとなまラッパー。
その向いで同性愛について真面目に語る酔いどれの二階堂とちーちゃん。
みんな笑顔いっぱいに酒とつまみを味わいながら、
冬の季節で凍えた身体を互いに寄せ合って騒いでいた。
「ゲッパリラッ!!!」
突然でかい屁の音が店内に鳴り響き、それと思われる臭いが辺りに漂いだした。
こんな下品な屁をこくやつは世界に一人しかいない。
そんな猜疑心を含んだ満場一致の4人の視線が、ある1人に向けられる。
佐藤光であった。
「あ、あれ?なんか佐藤光のほうからすごい爆発音がしたなあ」
食事中の周りに気を使いながら、恐る恐るにゃにゃめが喋りかけた、
その時だった。
「えぶぷいぁぼぽおおおおお」
屁の臭気に耐えられなくなった二階堂が壮大に吐き散らした。
吐瀉物はなまラッパーの膝の上に投下され、絶叫するなまラッパー。
「きたねーYOOOOOOO!!!!!」
なまラッパーは半狂乱になって叫び散らし、
隣にいたにゃにゃめの頭を両手でつかんでひねり潰した。
「ぽおおお!!ちんこちんこちんこおおお!!」
ショックで頭がおかしくなったちーちゃんが口と目を全開にして、
メトロノームのように全身を左右に高速で揺らしていた。
すると今まで黙っていた佐藤光がいきなり立ち上がり、
「俺は偉人なんだああああ!!!」
と叫んで目の前のテーブルをひっくり返し、
茶色く染まったお尻を両手で押さえながらトイレへ向かって走って行った。
どうしてこんなことになってしまったんだ 。
どこでなにを間違えてしまったんだ。
さっきまで仲良し5人組だったのに。
仲良し5人組だったんだぞ!
世界で一番仲の良い5人組だったんだぞ!
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- 76
- 名前はいらない
- 2015/02/01(日) 23:44:11.24
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「 死罪 」
死に飾ろ 墓石に臥せるるシャレコウベのように
死に急げ 一夏の蝉が如くに
死に消えよ 人しれず無に帰すプランクトンのように
死に行こう 命の対価 永遠の贖罪のために
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- 77
- 2015/02/02(月) 00:33:34.13
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西の金 東は色と 言いにける
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- 79
- 2015/02/02(月) 01:55:29.86
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針と糸 持ちて以たずば 縫い合わす ボロの切れとて 布と申さば
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- 80
- 二階堂@麦の海
- 2015/02/02(月) 15:34:38.22
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けんちゃんよ 少しは 孝行させたれよ おまえもええとし なんやけんのお
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- 81
- 二階堂@麦の海
- 2015/02/02(月) 15:38:45.54
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けんちゃんさ いつになったら はたらくん? お前ビッグに なりたいいっちょったやろ
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- 82
- 二階堂@麦の海
- 2015/02/02(月) 15:41:32.02
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顔のない 半分のない 女が にらんでいる こわい
顔がない 半分影のように欠けている 女が笑う こわい
女の顔 三日月 欠けているこわい
あ、にやける、笑顔でない笑顔、こわい
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- 83
- 2015/02/02(月) 23:24:04.41
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罪をして 咎となりたる 人の業 天国地獄も 野山に枯れん
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- 84
- 2015/02/02(月) 23:31:55.50
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罪をして 咎となりたる 人の業 天国地獄も 野山に枯れん
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