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  • 2010/11/20(土) 18:11:07
前にあったと思いますが、なくなったので。
再び四代奇書について語りましょう。


<四代奇書>
小栗虫太郎著『黒死館殺人事件』河出文庫
夢野久作著『ドグラ・マグラ』角川文庫 上・下
塔晶夫(中井英夫)著『虚無への供物』講談社文庫 上・下
竹本健治著『匣の中の失楽』講談社ノベルス、双葉文庫

四大奇書について語る会【アンチミステリ】
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1271119509

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  • 2016/06/27(月) 16:43:18.27
ドグラマグラの延々とループする話という構造はオリジナルなのか何か先行作品があるのか
独自にそういう発想を思いついたならそれなりにすごいと思う

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  • 2016/06/27(月) 16:54:01.41
延々とループ?

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  • 2017/05/26(金) 16:10:34.02
呪われた作家たち
夢野久作
構想、執筆に10年以上をかけた代表作『ドグラ・マグラ』は、1935年1月に松柏館書店から刊行されたが、
その頃の久作は急死した父の莫大な負債の整理と愛人への補償に追われ、
翌1936年、来客の応接中に「今日はいい天気ですね…」と言いかけた時、脳溢血を起こし昏倒。そのまま死亡した。

小栗虫太郎
終戦後、「これからは長編だけにする」と宣言し、「社会主義探偵小説」と銘打った長編小説『悪霊』の執筆に取り組むが、
その矢先の1946年2月10日、疎開先の長野県で脳溢血のため死去。
死の数日前まで闇酒を飲んでいたため、死因をメチルアルコール中毒とする説が流布しているが、
遺族は「完全なる脳溢血であった」としている。

中井英夫
同棲までしていた最愛の人・田中貞夫に先立たれ、失意の中、アル中
小説が書けずに収入が激減した
田中貞夫が亡くなったのは丁度寺山の死の一週間前のことであった。
寺山修司(1935年12月10日 - 1983年5月4日)

ここでインタビュー(九〇年十二月)以降の私の生活の主な変化は、出歩かないせいか軀は十キロ痩せた代わりに、
六月以降、酒をまったく口にしなくなった。
それまでは夕方になるといそいそとウイスキーを取り出し、それも必ずボトル半分ほどあけてしまう。
当然のようにひっくり返って頭を打ち、そこらじゅうを血だらけにしてベッドに辿りつくのが毎晩のことだった。

1993年、奇しくも『虚無への供物』開巻と同日・同曜の12月10日金曜日に日野市の病院にて逝去。

中井英夫によって見い出された竹本健治が、中井の死後、中井の晩年の小説について
「悲惨なほど、骨格が無くなっていて、読むのがつらいほどだった」という主旨のことを書いていることからも窺えよう。

また、『虚無への供物』の作者として中井英夫を、妬むほど尊敬していた笠井潔が、
後年、専業作家の書斎に籠った不健康な生活に怖れをなし、「健康のためにも」スキーを始めたというのは、
中井英夫の晩年という「悲惨な実例」を目の当りにしたからだともいう。

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  • 2017/06/04(日) 02:17:09.29
中井英夫は他にとらんぷ譚ぐらいしか読んでないけど、
晩年の作品ってそんなに微妙だったの?

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  • 2017/12/27(水) 10:14:31.90
☆ 私たち日本人の、日本国憲法を改正しましょう。現在、
衆議員と参議院の両院で、改憲議員が3分の2を超えております。
『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。国会の発議は
すでに可能です。平和は勝ち取るものです。お願い致します。☆☆

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  • 2018/02/12(月) 11:57:19.19
スレタイが間違ってることに気づいた
検索に引っかからないわけだ

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  • 2018/02/12(月) 16:54:04.01
初代奇書は「黒死館殺人事件」
二代目は「ドグラ・マグラ」
三代目は「虚無への供物」
では四代目は? というスレ

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  • 2018/02/12(月) 17:06:54.36
四代奇書(四大奇書)か

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  • 2018/02/21(水) 21:03:21.96
執筆開始はドグラ・マグラの方が早いが
発表は黒死館の方が先なんだな

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  • 2018/04/26(木) 07:41:05.95
埼玉県飯能市のフィギュアスケート大会

1位 神部春彦 ジンブハルヒコ
2位 八柄杏歌 ハチエキョウカ
3位 土倉生吹 ハクライブキ
4位 萩部衣鈴 ハギベイスズ
5位 晋川花 シンカワカオル
6位 白潟香澄 シラガタカズミ
7位 栗飯原明香里 クリイイハラアカリ
8位 多地州雅 タチシュウガ
9位 新城愛來 シンジョウアイラ
10位 陳場久志 ジンバヒサシ
11位 桾澤カオリ グミサワカオリ
12位 八東凪菜 ハットウナギナ
13位 安塚恵心 ヤスヅカエミ
14位 久馬羽留樹 クメハルキ
15位 柳道春将 ヤナギミチハルマサ
16位 新畄宙波 シントメソナ
17位 雲津郁香 クモヅイクカ
18位 來嶋初華 クルシマウイカ
19位 袴座きよら ハカマザキヨラ
20位 新賀珠媛 シンガキラリ
21位 竹延脩人 タケノブシュウト
22位 八社宮多希子 ハサミタキコ
23位 八木玄空 ハチキハルカ
24位 八周芳李 ハッシュウカオリ
25位 長田聖康 ナガタキヨヤス
26位 安嶋貞冶 ヤスジマサダジ
27位 健山束沙 タテヤマタバサ
28位 神保英美 ジンボエイミイ
29位 竹治宗一 タケジシュウイチ
30位 橋之口幸百合 ハシノクチコユリ

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  • 2018/10/02(火) 20:03:49.03
https://imgur.com/7FjSs7h.jpg


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  • 2020/08/13(木) 07:48:58
四大奇書

1935年に二大奇書成立。
1969年に三大奇書に、1977年に四大奇書へと、、、
そろそろ五大奇書にならないと単なる古典ヘンテコ作品として忘れさられてしまうよw

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  • 2020/10/07(水) 07:56:00.56
黒死館殺人事件、ドグラ・マグラは他の追随を許さぬ双璧の作品
それに比べて、虚無への供物の中途半端な衒学とアンチな姿勢は
全く琴線に触れず、前二作と肩を並べて語るのは烏滸がましい
匣の中の失楽に至っては論外

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  • 2020/10/07(水) 12:45:56.28
匣の中の失落はそのうち脱落するだろうよ

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  • 2020/10/07(水) 17:07:16.91
『匣の中の失楽』の連載が終了し、単行本として刊行された際に、新刊評で評論家の二上洋一がこの三作をまとめて「三大奇書」といい、『匣の中の失楽』を「第四の奇書」と呼んだ(「幻影城」1978年10月号)のが、この三作をまとめて「三大奇書」と称した文章の(現在確認されている限り)最初のものである。

というわけで、「三大奇書」が既にあったところに『匣の中の失楽』が出てきて「第四の奇書」と認定されたわけではなく、「第四の奇書」である『匣の中の失楽』が出てきたことによって「三大奇書」が規定されたのである。実際、竹本健治も「三大奇書」という呼称は聞いたことがなかったという。

なので、『匣』が奇書に入るかどうかという議論はこの経緯を踏まえるとあんまり意味がなかったりする。『匣』がなければこの三作が「三大奇書」と呼ばれること自体なかったかもしれないからだ。

上記の「四大奇書」成立経緯を踏まえると、四大奇書に続く「第五の奇書」が新しく誕生することは考えにくい。


某所から引用 真偽は知らん

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  • 2020/10/07(水) 23:32:45.15
>>483
自分の琴線に触れなかったことを作品の一般的な評価と確信してはいけない

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  • 2020/10/08(木) 03:44:26.27
奇書って括りはなかったけど、匣以前から三作を特別視する傾向はあったらしい
2、3年前に出た新青年版黒死館の解説読んだら、成り立ちが分かって面白かったよ

虚無はテーマも真摯だし別に奇書ってほど変な本ではないんだよな
だから黒死館、ドグラマグラの流れで読むと拍子抜けする
匣は若書きだから出来は良くないけど、虚無に比べたらよっぽど変な本
むしろ虚無を脱落させて、夏と冬の奏鳴曲でも入れて新たな四大奇書とすべき

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  • 2020/10/08(木) 04:23:09.30
>>487
虚無を抜いて失楽を残すっておかしいんでないかい
虚無へのオマージュとして書かれているのに

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  • 2020/10/08(木) 08:07:28.39
無理して奇書でもない作品を「奇書」認定しなくても良いだろ?

昭和10年の著作「黒死館殺人事件」「ドグラ・マグラ」。
これを超えるくらいインパクトある作品じゃなきゃね。

端から「奇書」狙いで書いた小説なんかクソ以下ですからw

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  • 2020/10/11(日) 03:09:15.88
孤島の鬼 1930
ドグラ・マグラ 1935
黒死館殺人事件 1935

不連続殺人事件 1948
刺青殺人事件 1948
獄門島 1949

妖異金瓶梅 1954
点と線 1958
りら荘事件 1958

虚無への供物 1964
果しなき流れの果に 1966
万延元年のフットボール 1967

家畜人ヤプー 1970
天人五衰 1971
匣の中の失楽 1978
神聖喜劇 1978〜80

サマー・アポカリプス 1981
占星術殺人事件 1981
十角館の殺人 1987

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  • 491
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  • 2020/10/11(日) 09:36:32.74
>>490
何が言いたいのか分らんが普通のミステリを並べただけの無意味なレス

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  • 492
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  • 2020/10/11(日) 13:39:50.24
表紙が白黒チェッカーボードになってたらたいてい奇書だね
(キショいという意味で)

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  • 2020/10/12(月) 00:36:29.11
>>491
というより、三島由紀夫や大江健三郎を混ぜて気取ったつもりの
板違いの無意味なレス>489

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  • 2020/10/16(金) 01:57:52.46
奇書、悪書、電波系の小説……
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1598450358/

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  • 2021/12/23(木) 02:08:49.27
>>454
『ドグラ・マグラ』と『黒死館』は特異点であり続けるだろうけど、
『虚無』はミステリの多様化に呑み込まれて凡作化していく流れなんだろうな。

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  • 2021/12/23(木) 06:34:06.55
札幌ひばりが丘病院 ずさんな管理 病院が会見
https://video.fc2.com/content/20170506zb5maFc7

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  • 2021/12/27(月) 16:58:33.52
「まんがで読破」のシリーズの「黒死館殺人事件」に出てくる法水って
これは皆さんのイメージにそぐうもの?
ぼくはメルカトルみたいなイメージで読んでたけど。

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  • 2021/12/27(月) 19:24:51.93
読み易さで言ったら虚無、失落、ドグラ、黒死の順だね

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  • 2021/12/27(月) 19:27:29.16
漫画版が出たなんて話を初めて知ったぞ

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  • 2021/12/28(火) 09:54:10.91
>>495
奇書という意味では『ドグラ・マグラ』と『黒死館』の2大奇書で十分だと思うよ
少なくとも国内のミステリー作品に限っては
みんな奇書のハードルを下げて5大奇書だ7大奇書だと増やしたがるけど

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  • 2021/12/28(火) 17:05:18.43
>>500
虚無はミステリというジャンルから踏み出してるから除外ってことか

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  • 2021/12/29(水) 10:23:50.62
>>501
虚無は当時としては着眼点が独創的だっただけで奇書というほど小説としてぶっ飛んでない。ごく普通の小説で奇書を奇書たらしめているわけのわからなさというものがない。
そもそも虚無を奇書に入れたのが、奇書のハードルを下げてしまった要因だな

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  • 2021/12/29(水) 10:45:14.93
昔の講談社文庫の『虚無への供物』は表紙絵が青薔薇と白黒市松模様床になってて、フリーメイソンっぽい
読んでるときは知らなかったが、いま考えると、ひどく忌まわしいものを面白がって読んでしまったんだなあと
「東京五輪(呪)」って感じで、ゾッとするね

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  • 2021/12/29(水) 14:37:27.18
>>502
逆だな
ペダントリーでわけのわからなさが強いドグラ・マグラと黒死館だが内容はわりとまとも
虚無は比較的読みやすいが内容がミステリを否定する問いかけで終わる奇書だよ

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  • 2021/12/29(水) 15:11:57.38
>>504
それは奇書ではなく、単なるアンチミステリ
奇書というのはミステリとしてではなく、書としていびつでなければならない

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  • 506
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  • 2021/12/29(水) 15:26:33.36
>>505
いびつの定義とは?

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  • 2021/12/29(水) 15:40:15.20
>>506
定義は特にないが、とにかく奇書というのはミステリとしてどうかではなく、書としてどうかが問題

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  • 2021/12/29(水) 15:54:27.88
>>507
その観点だと虚無こそ書として極めていびつということになる
自ら物語と世界を破壊しているのだから

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  • 2021/12/29(水) 17:25:53.19
アンチミステリって「ミステリの形式を揺さぶる」ってことだと考えるとひとつのジャンルとしてもっといろいろな作品を包含していいのではないか
アンチミステリというと4大奇書ばかり挙げられている気がする

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  • 2021/12/29(水) 21:01:57.20
ミステリ界隈においてはこの4作があるばかりに「アンチミステリ」と「奇書」が同義になっている感がある

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  • 2021/12/29(水) 22:27:17.08
全く別物だしそんな話は聞いたこともないけどな

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  • 2022/01/02(日) 06:23:34.81
年末年始久しぶりに匣の再読したけど案外面白かった

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  • 2022/01/03(月) 10:27:33.56
俺は匣よりウロボロスの偽書方が好き

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  • 2022/01/19(水) 17:45:50.14
ウロボロスって舞妓さんとか湯豆腐とか出てくるやつだっけ?

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  • 2024/04/09(火) 16:32:27.11
20年くらい昔の話だけど
創元ライブラリから出た中井英夫全集は編者の山前譲(違う人かも)と創元がトラブってしまったらしいが何があったん?

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  • 2024/04/09(火) 22:55:27.41
>>515
これ読めば分かる
https://twitter.com/mizcohol/status/1201459133553111040

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  • 2024/04/11(木) 16:26:59.66
まったく知らなかった
こんなことになってたのか

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  • 2024/04/27(土) 20:05:31.81
本多氏は笠井潔にも怒ってるのかな

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  • 2024/08/14(水) 07:58:25.96
虚無は、あの方程式が高校の物理や三角関数未満の初歩的間違いでしかなかったってのがなあ
てっきりそれがフェイクで、実は暗号なのかと思っただけに、脱力感もハンパなかった
とんでもペダントリーとしても、黒死館やドグ・マグに遠く及ばない

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  • 520
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  • 2024/08/14(水) 12:26:42.70
>>519
それは今の最新版でも訂正されていないんですか?

フリックラーニング
フリックラーニング
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