講談社文芸文庫について語ろう [sc](★0)
-
- 1
- 忍法帖【Lv=26,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo
- 2012/03/05(月) 22:09:58.81
-
ちょうど朝吹スレで話も出たので。
バブルのころから値段の高騰を続ける講談社文芸文庫について語ろう。
-
- 509
- 2016/01/26(火) 21:54:26.98
-
>>508
Amazonではヒットしないみたいですね。文芸文庫版があったのですか?
-
- 510
- 2016/01/26(火) 21:59:39.20
-
そういえば「河馬に噛まれる」はkindleどまりですねえ。
-
- 511
- 2016/01/26(火) 22:15:08.49
-
獅子文六とか三島のエンタメは最近リバイバルになってるね
源氏鶏太とかはリバイバルの兆しもないけど
まあ、当たり前だけど読む価値のある作品だけが後に残る
バルザックだってチェーホフだって当時のエンタメ系の小説なわけだしね
-
- 512
- 2016/01/26(火) 22:20:24.40
-
100ページごとに課金とかすればいいのに
-
- 513
- 2016/01/26(火) 22:31:59.20
-
ほんとうは石坂洋二郎の初期短篇とかも
大正末から昭和初期の風俗を反映するものとして評価すべきでしょう。
いきなり悪態で始まる夫婦喧嘩小説の「海を見に行く」とかもいいと思うんですけどね。
-
- 514
- 2016/01/26(火) 22:45:55.00
-
青空娘 (ちくま文庫) 文庫 - 2016/2/9
源氏 鶏太 (著)
主人公の少女、有子は不遇な境遇から幾多の困難にぶつかりながらも健気にそれを乗り越え希望を手にする日本版シンデレラ・ストーリー。
解説 山内マリコ
-
- 515
- 2016/01/27(水) 00:01:25.71
-
>>514
おお。こいつは失礼した
ちくま文庫はこういうのを仕掛けてくるねえ
他にこういう昭和のエンタメで来そうなの何かあるかな?
-
- 516
- 2016/01/27(水) 00:01:54.16
-
>>509
「新しい人よ目覚めよ」は一つの謎なんだが、
単行本→文庫→文芸文庫→文庫って推移したのか?って昔不思議に思った記憶がある。
-
- 517
- 2016/01/27(水) 00:04:21.89
-
>>511
チェーホフは知らんが、バルザックは最初大衆作家でデビューしたけど人気でないから、自覚的に文学に移行したんじゃなかったっけ。
-
- 518
- 2016/01/27(水) 00:11:10.61
-
>>516
なるほど。文庫→文芸文庫 ではなく文芸文庫→文庫 だと文芸文庫版はなかったことにされるのでしょうか(笑)
-
- 519
- 2016/01/27(水) 01:10:27.56
-
>>517
そうだったのか
俺って無知だな。教えてくれてありがとう
ちゃんと調べてみるよ
-
- 520
- 2016/01/27(水) 02:17:20.77
-
古井由吉作品は平成になってから皆文芸文庫なのに野川だけ講談社文庫なのも謎だな
-
- 521
- 2016/01/27(水) 08:06:27.21
-
新しい人よ眼ざめよ (講談社文庫) 文庫 - 1986/6/9
大江 健三郎 (著), 鶴見 俊輔 (解説)
ISBN-13: 978-4061837546
新しい人よ眼ざめよ (講談社文芸文庫) 文庫 - 2007/2/10
大江 健三郎 (著)
ISBN-13: 978-4061984677
初出:1986年6月講談社刊講談社文庫『新しい人よ目ざめよ』を底本とし、多少振りがなを省き、著者による加筆訂正をおこなう。
-
- 522
- 2016/01/27(水) 09:27:57.85
-
まさかとは思うが大江の爺は万延元年やら懐かしい年に加筆してないよな
原本手に入れなければならなくなるじゃないかあの野郎
-
- 523
- 2016/01/27(水) 09:34:08.24
-
チェーホフは素晴らしいね。
-
- 524
- 2016/01/27(水) 14:44:30.38
-
そういえば文芸文庫の特徴は「解説」と「著者から読者へ(または著者に変わって読者へ)」と「年譜」の三つが付記されてることだけど、年譜書くのが上手いとそれだけで結構面白い。
例えば古井由吉の年譜に【1963年 26歳北陸大豪雪に遭う。半日屋根に上がって雪を下ろし、夜は酒を飲んで四膳飯を食うという生活が一週間続いた。銭湯でしばしば学生に試験のことを尋ねられて閉口した。ピアノの稽古を始めて、ふた月でやめる】
シュールで面白い。
-
- 525
- 2016/01/27(水) 14:47:32.26
-
>>524
そうそう
ハスミの夏目漱石論を読んだら
かつて表層批評宣言文庫(だったか)巻末年譜に安原顕と藤枝静男のなんとか賞受賞を喜び合った
とかいう記載があったはずだが、抹消されていて笑った
-
- 526
- 2016/01/27(水) 15:04:00.10
-
>>525
年譜は現代の人の方が面白いよね。
交遊とエピソードがはっきりしてるし、歴史の教科書みたいじゃ無い。
ああ、あと「著書目録」もオマケでついてるね。
-
- 527
- 2016/01/27(水) 16:13:24.84
-
>>524
その現実をそのままに書いた記述のどこがシュールなの?
-
- 528
- 2016/01/27(水) 16:19:05.32
-
面白いじゃない。シュールかどうかはわからんが。
-
- 529
- 2016/01/27(水) 16:37:22.20
-
なんか最近「シュール」という言葉を「面白い」という意味で使う人がいるよね
シュールってそういう意味じゃねえから
-
- 530
- 2016/01/27(水) 16:55:56.76
-
大事なことだね
-
- 531
- 2016/01/27(水) 17:06:40.88
-
松本人志がシュールな笑いとか言い始めたあたりからそのゆとり用法始まったな
-
- 532
- 2016/01/27(水) 17:37:22.57
-
スュールをシュールと言ってる時点ですでにゆとりだから
-
- 533
- 2016/01/27(水) 17:41:19.99
-
シュールはシュールでいいんじゃねーの?
デジャヴュをデジャヴとかデジャブと書かれると気になるけど
-
- 534
- 2016/01/27(水) 18:03:58.27
-
スュールww
-
- 535
- 2016/01/27(水) 18:08:48.26
-
スュールなんて言ってるやつ見たことねえよ。
-
- 536
- 2016/01/27(水) 18:09:12.68
-
ゆとりとか書いてる時点でオッサンだから
-
- 537
- 2016/01/27(水) 18:19:25.21
-
若くてもゆとり馬鹿は嫌だ。
-
- 538
- 2016/01/27(水) 18:28:26.56
-
すまん、シュールって使っただけでこんだけコテンパンにされると思わなかった(泣)自分なりにシュルレアリスム文学も評論もよく読んだんだけどな。
言葉が足りなかったせいもあるが、順に説明させてくれ。
シュールって現実ではない一つの場を作ってそこから生まれる違和を楽しむものだろ?
従って、現実を小説や文章に著せばシュールは生まれるでしょ。
あまり好きな作家ではないが村上春樹のノルウェイの森がまさにそれ。
作者が狙ってやってるか狙ってやらないかの違い。
この場合古井由吉という寡黙な文学者的なイメージを壊そうとしてあきらかに年譜の作者が狙ってアクティブな作家像を提示している(少なくとも俺はそう感じた)
だから面白い。一般的な「笑える」という意味を含みこむ。興味深いという意味で面白いという表現を使った。
松本のシュールという言葉は確かに間違ってるが、全てが間違ってわけじゃなく、シュールには笑いも生まれるということは間違っていない。
>>532
これだけは反論させてくれ。君はベルリンをベアーリンと書くのか?
-
- 539
- 2016/01/27(水) 18:29:49.66
-
馬鹿は嫌だね!でも馬鹿なオッサンは終わってるけど、馬鹿な若いやつならいくらか可能性があるかも知れないじゃん。
-
- 540
- 2016/01/27(水) 18:30:46.68
-
>>538
いいね!もっと書いてくれ
-
- 541
- 2016/01/27(水) 18:36:14.05
-
松本に影響された方のシュール使っちゃったんでしょ?
諦め悪いなあ
-
- 542
- 2016/01/27(水) 18:44:33.06
-
>>541
話をずらさないでくれ。ここでの議論は俺が松本の影響を受けてるかどうかではなく、シュールという言葉の意味を整理するだけだろう。
ちなみに松本の『シュール「で」(なおかつ)面白い』と付け足せば間違っていない。もし君に読解力があるなら、松本の言葉を聞いても頭で勝手に「なおかつ」を加えて整理させられるはずなんだがな。
しかし若者は「シュール」の一語をそのまま「笑い」につなげることは間違ってる。
ちなみの俺は30代後半だ!!
-
- 543
- 2016/01/27(水) 18:49:03.85
-
シュールな議論を期待
-
- 544
- 2016/01/27(水) 19:16:57.06
-
>>542
ごっつええ感じを夢中で見てたな
-
- 545
- 2016/01/27(水) 20:10:08.73
-
>>538
松本の笑いにシュールと使うのはいいけどお前の使い方はダメだろw
-
- 546
- 2016/01/27(水) 20:34:06.17
-
>シュールって現実ではない一つの場を作ってそこから生まれる違和を楽しむものだろ?
>従って、現実を小説や文章に著せばシュールは生まれるでしょ。
>あまり好きな作家ではないが村上春樹のノルウェイの森がまさにそれ。
だめだこいつ・・・・早く(ry
-
- 547
- 2016/01/27(水) 20:36:13.38
-
>>545
どこが間違ってるのかを指摘して欲しい。ただ間違ってると言われても困る。
最初に自分がシュールと使った理由はもう書いた。今度は君が考えるシュールを教えてくれ。論駁したのだから、その論駁まで思考を書いてくれ。
納得できたら謝るし、今度から直すよ!
-
- 548
- 2016/01/27(水) 20:56:39.85
-
>現実を小説や文章に著せばシュールは生まれる
全ての小説や文章はシュールである、と言う意味になるぜ
>現実ではない一つの場を作ってそこから生まれる違和を楽しむ
これちょっと違うと思うんだけど現実に別のものをおいて現実を変貌させるんじゃないの?
本来調和しないはずのものを調和させる、作為のカタマリであるはずの作品に自動書記を導入するとか
それがシュール(超)現実であって現実を小説にすればシュールになるって言うのは19世紀のフローベールとかの話じゃね?
フローベールのホンとはありえない現実っぽい描写をシュールな面白みとするのはいいけど、それって松本レベルでシュールの意味が拡散した使い方じゃね?
-
- 549
- 2016/01/27(水) 21:05:25.92
-
>>547
「ミシン」と「傘」と「解剖台」みたいなひとつひとつは現実のものでも組み合わせて非現実的なものを現出させるのならシュール
松本の笑いでは、例えばガキの使いのフリートークみたいに非現実的なシチュエーションを語ることが笑いの源泉になっている
そのような性格が強いから、松本の笑いをシュールなギャグと呼ぶのは正しい
古井の日記は現実を描いてるだけだから、内容が面白くてもシュールとはいえない
あとノルウェイの森はリアリズムの作品だから春樹作品の中でも一番シュールとは呼べない作品だろw
海辺のカフカでカーネルサンダースが出てきたり猫が喋ったりするのはシュールだけどね
まあ、とにかく「ワロタ!」の意味で「シュール」とか使うなってこと
-
- 550
- 2016/01/27(水) 21:15:28.56
-
論駁w
まずは辞書引けってww
-
- 551
- 2016/01/27(水) 21:35:54.04
-
>>549
え・・・もしかしてそこから始めなきゃいけない?
言葉や文章はけっして現実にはなれないよ。外国人に「赤」といってもつうじない。つまり赤色のイメージは言葉には完全に変換できない。物の本質には迫れない。
小説や日記でも同じ。トルストイやフローベールがいかに現実に即したものを書いても、書いてしまった時点でそれはもう現実ではない。
坂口安吾が三島と大岡の心理的リアリズムについてこう言ってる「彼らの文学は確かに素晴らしいが、それを小説でやらなきゃならないのか?それは無謀じゃね?」
考えてみれば鉛筆の先から現実が生まれることなんてあるはずない。
そこで悲観主義になるのではなくもうフィクションでいいじゃん、と開き直ったのがシュルレアリスム運動。
ここでは古井由吉の生活が書かれいるが、それは古井の生活が書かれた文章ではあるが、古井の生活そのものではない。
つまり、年譜の作者が読者が抱いてる古井由吉の勝手なイメージに「さらに別のイメージを上塗り」した文章でしかない。(確かに現実には近ずいているが)
俺の言葉がたりないのか、それとも君が勉強不足なのか。
村上春樹の作品についてはもちろん、解釈が分かれるのは当然。
しかし、作者本人が単行本の帯に【これはリアリズム小説として書きました。】と「わざわざ」掲げるか?
これはあきらかに狙ってやっているな、としか俺には思えなかった。
必死にggってきたマルドロールの歌を引用したのは笑えるが、読んで無いことがバレバレ
>>シュールはわろたという意味では使わない
俺は「シュール」と「笑った」を並べて使ったがけっして「シュール」という一語に二つの意味を込めてない。「シュール」から様々な感情が生まれる。だから『「シュール」で「笑える」』
-
- 552
- 2016/01/27(水) 21:40:34.07
-
シュールやなあ
-
- 553
- 2016/01/27(水) 21:55:10.51
-
俺もバカを相手にしちゃいけないという2ちゃんの教訓を守るべきだったな
-
- 554
- 2016/01/27(水) 21:56:04.04
-
>>548
「シュール」発案者のブルトンが「シュール」とは「現実ではない」と言っているけど、
俺も自動記述は最初謎だったんだが、作為的に小説を作るのではなく、無作為に小説を作る、という一種のパフォーマンスみたいなものなんだ。と理解した。そんなのあり得ねえ・・・リアルじゃねえ・・・ってパフォーマンス。
実際に当時のシュルレアリストたちはいろんなパフォーマンスをしてた。
シュルレアリスムの詩人で作家のルネドマールは真っ黒な黒いメガネにヘンテコな装置をつけて視覚外のもの見ようというパフォーマンスをしてる。
-
- 555
- 2016/01/27(水) 22:01:20.28
-
>>549
>え・・・もしかしてそこから始めなきゃいけない?
お前はまず辞書を引くことから始めろw
-
- 556
- 2016/01/27(水) 22:09:29.25
-
1963年 26歳 ふた月屋根に上がって雪を稽古し、夜は酒を下ろして銭湯で大豪雪を食うという生活が半日続いて閉口した。しばしば学生に飯のことを尋ねられて北陸した。ピアノの一週間試験を始めて、四膳でやめる
これならシュール
-
- 557
- 2016/01/27(水) 22:25:02.58
-
>>556
それもシュール。ただそれは、お前が作為的に文章を変えたんだろう?
狙ってやってるならそれはシュール。
もう一度言うが、古井の年譜を作成した作者は意図的に読者のイメージを上塗りした、リアルな方へ、しかしそれは実際の古井の像ではなく年譜の作者のイメージにすぎない。だから違和が生まれた。
ダリっていうシュルレアリスムの画家は本当は真面目なのに意図的に周囲に変人だと思い込ませようとしてた。彼には自分の飼い猫を食べたっていう話がある。
現実は真面目なダリ、虚構の変人
-
- 558
- 2016/01/27(水) 22:29:12.79
-
シュルレアリスムは「現実」的に整理される前の深層心理や印象を
忠実に表現しようとする芸術運動じゃないの。
ようするに心理学の影響下でおこった芸術運動で従来のリアリズムを超えるもの
という意味での超現実主義と理解しているけど?
-
- 559
- 2016/01/27(水) 22:29:37.02
-
>>557
自分でレスですまん
続き
現実は真面目なダリ、虚構の変人のダリ、ダリの変人に思わせたいという意図的な気持ち。
この三つが合わさって「シュール」、「現実ではない」、という彼の人生はシュールで面白い人生として解釈できる。
-
- 560
- 2016/01/27(水) 22:35:14.24
-
>>558
それは言葉として「印象」にとどまるでしょ。
言葉で表せる前の深層心理は単に「印象」と言葉として言い表せるし、あなたも印象という言葉を現に今、使ってる。
絵画でいうとわかりやすいんだが、印象派とシュルレアリスムの画家って全く違うでしょ?
このページを共有する
おすすめワード