【福島市発】自立更生促進センター構想 持久戦かな2 [machi](★0)
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- 596
- 2010/04/09(金) 23:43:56
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>>595
そうだね、プロテインだね
じゃあ、その国会議員サマは地元のこの問題に対してどう思い、どう動くんだろう?
新人議員だから傍観するの?発言権一切無し?
よっちゃんに投票した方がましだったなんて地元民に後悔されたくないと思うんだけど、
石原洋三郎はなにやってるんだろ?
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- 597
- 2010/04/10(土) 18:20:21
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>>591 むむ様
>全部読んでみたけど
「何を全部」なのかが不明なので困ったのですが、
このスレ「持久戦かな2」及び、前スレ「自立更生促進センターにひとこと申す」
紆余曲折しながら、狐塚センターにまつわる様々な意見を、映し出して参りました。
もうあと3ヵ月も経てば、丸2年の軌跡・・・もし「全部」読破されたのならスゴイ!
>保護観察所が開所して9名?が『出た・入った』で、福島市内の犯罪がそんなに増える?
福島自立更生促進センターは、特別処遇者のためのパイロット施設であり、
保護観察所が処遇プログラムを用いた指導を行うための「実験の場」でもあります。
なぜ「特別処遇プログラム」が必要になったか、というと
性犯罪・薬物犯罪・アルコール問題や暴力的傾向など、再犯を繰り返す受刑者の存在が
社会問題化して、従来の更生保護に対する見直しが行われたからです。
(例、2006年度から性犯罪者処遇プログラムが、保護観察官が実施するもの、として導入された)
「ただし、保護司のスーパーバイズを専らとしてきた保護観察官の臨床能力に、
プログラム導入後間もない現時点では大いに不安があることは否めない事実であろう。」(p125)
「(前略)彼らが自ら住所・職場を転々として社会的な居場所を放棄し、
確信犯的に犯罪を企図するような場合は、例えば、保護司の善意を拠り所としたような
従前の保護観察は確かに無力である。この取り扱いは、発達障害・人格障害に関する
精神医学的・臨床心理学的知見を学んで、彼らの悪意を扱うことのできる
高度な専門的技法を持った保護観察官が担わなければならない。(後略)」(p132)
「犯罪臨床の実践・総説 生島浩」より引用(「犯罪心理臨床」金剛出版2007.9.10 発行)
犯罪者への地域の理解を訴える「推進派の学者さま」ですら、実は再犯者の「悪意」を問題視しているのです。
この著によれば、むしろセンターは、「悪意のある再犯者を保護観察官によって監視する」
「強制的に特別処遇プログラムを受けさせる」ための行政施設ではないか、と思われてなりません。
それが本来の主旨にも関わらず、保護観察官の専門性や、処遇プログラムの有効性にまず疑問があり、さらに
学校密集地で、市民に周知せずにそのような施設を建て運用しようとしたことへの疑問が重なってきます。
加えて申し上げますが、私自身は
「悪意ある仮出所者をひとところに集めて監視する行政施設」しかも
「地域住民・教育関係者・有識者など」に見守られ
警察やセキュリティ会社や監視カメラの警備つき。GPS携帯・・・
なんて、書き出しただけで、息がつまって窒息しそうです。
この施設に賛成することが、はたして入所者の人間性を尊重することになるのだろうか?
なぜ、あえてそれほど監視が必要な、学校密集地で強引に開所する必要があるのだろうか?
福島刑務所は、B級刑務所なので初犯は入りません。
薬物犯罪で再犯しているならば、すでに薬物依存症です。依存症に重いも軽いもありません。
妊娠に、重い軽いがないのと同じです。生命に関わる問題なのです。
伝え聞いたところでは、磐梯ダルクでの回復率が約2割、だそうです。
専門医や専門施設でも治療が難しく、薬物を断って何年か過ぎても幻聴に悩まされることもある、とか。
また、福島刑務所でも、薬物依存の人が暴れたりするので看守さん達は大変で、
そうした受刑者の食事にこっそり精神安定剤を入れたりして対応することもあるそうです。
(もし本当なら、受刑者の人権問題かも・・・ちゃんとした医療で対応すべきでは?)
3ヵ月の就労支援・保護観察官との面談など小手先ではなく、違法薬物の再犯は、
受刑者の刑務所での過ごし方から等、行政が根本的に取り組むことが必要な問題なのです。
刑務所のある街で『9名が出た・入った』、というような簡単な問題でないことだけは、
確かですね・・・
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- 598
- 2010/04/10(土) 18:30:23
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なら、問題ないのでは?
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- 599
- 2010/04/10(土) 18:58:49
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問題があるから、狐塚センターに反対しています。
依存症の専門医さんが、はっきりと法務省の「特別処遇プログラム」の効果を否定し、
「認知行動療法」については、「大がかりな専門的施設でなければ出来ない」と
おっしゃったからです。「きちんとしたプログラムがなければ、無意味な箱」
さらには「性犯罪については、現在のところ治療法がない」とも聞きました。
専門医さんは、「行政とのボタンのかけ違え」を指摘されていたそうです。
ボタンをかけ違えているのは、住民ではない・・・
狐塚センターの問題は、行政のあり方の問題なのです。
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- 600
- 隠さないで
- 2010/04/11(日) 09:38:22
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上記のゆきんこさんの書いていることが、もともとの本当に正確な事実なのだと思います。
しかし、法務省はひたすらそれを隠し、メディアもこの施設が建設された根本の事実を言わない。
模範囚しか収容しないのであれば、もともとこの施設はいらないのです。
民間の施設を拡張したり、つぶれかけた旅館でも買って、「まじめな犯罪者」を収容すればいい。
9人しか入所させないのに5700万もつかわなくていいもの。
反対者はいないようなことをいい、強引に開所を宣言した国というか、役所は本当に怖いと、初めて感じました。
確かに数年は厳選して入所させるでしょう。
でも、あの場所で永遠に続くことを考えると、すべてが間違っているように思えます。
開所してしまえば、まず終わりでしょうね。
新聞、テレビなどの報道も大きく取り上げ始め、反対の論調が強くなっています。
それでも福島市長はねぼけたようなことをいい、市民はおとなしい。
不思議な街です。
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- 601
- 稀虎45 ◆
- 2010/04/11(日) 20:35:21
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反対派代表の
「具体的に目に見える抗議活動を近日中に行う」に非常に関心がある。
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- 602
- 2010/04/12(月) 02:21:22
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>>600 隠さないで様
長文なのにお読み下さいまして、ありがとうございます。(上記のゆきんこ)
>役所は本当に怖い
>市民はおとなしい
これまでナイーブすぎたかも、ですね(バーチャル反対派という自分の態度について反省)
稀虎45さんのおっしゃるように、
反対派代表の「具体的に目に見える抗議活動を近日中に行う」に非常に関心があります。
反対派が、改めて署名活動を行い、すでに1度署名した人にも再度お願いすることに
なったそうですので、また協力します、自分に出来ることだけでも。
ところで、「全法務」という法務省の労働組合のホームページで、
「自立更生促進センター」の記事を見つけました。(全法務で検索、保護の項をクリック)
http://www.cpi-media.co.jp/zenhoumu/hogo/091215.htm
人員増・予算確保を求めるお役人様の舞台裏を垣間見る思いがしました。
・・・って。ちょ・ちょっと、やっぱり福島の自立更生促進センターは、
予算獲得狂想曲ナンデスカ? 全国展開は「あきらめッ」モードの中央、
取り残された地方、どうするの・何人職員増やせるの〜地元の説得お願いねッ
予算つけとくからね〜ミタイな
舞台裏の黒子さんの声が聞こえてくるようでございますが・・・
職場の労働組合の突き上げもあるし、福島に行ってガツンと強行姿勢を見せて
「保護観察官の増員ワクを確保してくるからね〜」手をふる人に笑顔で応え♪
そして東京から・長野から、宇宙戦艦ならぬ新幹線に乗って、4月9日にお役人様たちが
いきなり「開所宣言」へワープ航法(広報)ですか・・・その交通費も税金だ、庶民の血税だ〜(怒)
3月22日の法務省開催の説明会で、発言を求めた男性が
「上目線なんですよ、あなた方も福島に住んで更生に協力したらどうですか?」って
お役人様たちに強い口調で語りかけていたっけな・・・
官僚は、学校や職場での試験結果の勝者です。試験が彼らを選抜しました。
一方、政治家は、選挙によって選ばれました。民意の代表者です。
官僚の暴走をストップさせることが出来るのは、政治家なのですから
福島市長・福島市議会、県議会や国会議員の方々が、
民意を汲んで、センター開所の強行に「待った!!」をかけて下さることを
いま、多くの福島市民は、とても強く求めています。
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- 603
- 2010/04/14(水) 11:13:33
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政策評価懇談会(第21回)議事録
平成21年3月3日 法務省第一会議室
http://www.moj.go.jp/content/000008575.pdf
(11p〜13p)
矯正局成人矯正課長 富山聡、保護局総務課長 曽木徹也 両氏の発言より抜粋
・(矯正局)・・・平成19年の犯罪白書におきまして、二犯以上の犯歴を持つ、
いわゆる再犯者が全体の約6割の犯罪を行っているという報告がなされまして、
安全な社会の実現を図る上で、再犯防止施策の重要性が改めて認識されたというふうに
受け止めております。(略)平成18年度からはこの監獄法を全面改正しまして、
新しい法律の下で受刑者に対する処遇を行うことができるようになりました。
この新しい法律の下では、受刑者に対して、刑務作業だけではなく、改善指導、教科指導
といった教育的な指導も義務付けることができるといった法律構成にしていただいております。
こういった新しい法律の下で、受刑者の再犯防止の施策としまして、
薬物事犯者、性犯罪者等を対象とした処遇プログラム等、それぞれの受刑者の問題性に
対応した処遇プログラムを実施しております。(略)
・(保護局)・・・ただいま矯正局の方からも御説明がありましたけれども、まず、
現状の再犯防止対策ということで、保護観察所におきましても、特定の問題を抱えた
保護観察対象者に対して、各種の処遇プログラムを実施しているところでございます。
(略)また、民間の更生保護施設では受入れが困難な出所者に関して、
強化された保護観察を行い、社会復帰を図るということで、
福島市及び北九州市に自立更生促進センターを開所する予定でございます。(略)
政策評価懇談会構成委員 前田雅英(首都大学東京都市教養学部長) 氏の質問
・(前田委員)・・・東京都は金持ちの面があるからあれですけど、いろんな施設とか何とかで、
NPOにお金を出すというときに、やっぱり内需拡大とかこれから予算をそういう方向に振り向けて、
国民の就業の場を広くというときに、ある意味一番無駄にならない重要なお金の使い方だと
思うんですね。もっともっと強気で予算を主張して、これは法務省全体の中でも、
保護局や矯正局というものがやや後回しになるところがあるように見えるんですね。
今、全体の流れの中で、青少年もそうですし、高齢者もそうですけど一歩前に出るべきであると。
そのとき民と組んでいろんな施策を打つときに有効な部分で、やはり予算の裏付けがないと
前に進まない部分がかなりあると思いますので、そこのところを積極的にお考えいただきたい。
抽象的で申し訳ありませんけど。
(矯正局)大変心強い励ましの言葉をいただきましてありがとうございます。決して法務省の中で
二の次、三の次にされているわけではないとは感じておりますけれども、
そういう心強い応援をいただきますと大変ありがたいです。
(座長)今、大変経済状況は厳しくて、雇用を受け入れていただける雇用主を見つけるのは
難しいとは思いますけれども、今の現状はどうなんでしょうか。
(保護局)・・・御説明申し上げました全国就労支援事業者機構、これは、
昨年のリーマンショック前から計画していたものでございますけれども、
10月に経済がガタンと落ち込んで、全国の機構の方でも資金難等で
だいぶ苦労していると聞いております。また、地方の方でもなかなか
協力雇用主として協力してくれるところはあっても現実に雇っていただけるという
ところを発掘していくのはなかなか大変な状況でございます。ただ、こういう困難なときに
こういうスキームを作り、精神論ではございませんけど、うまく軌道に乗っていけば、
経済が上向いていけばさらにいい形になると思います。
・・・ネオリベラリズムの「小さな政府。福祉の代わりの大きな刑務所」は、アメリカでも
破たんしちゃったんだよ? お役所の机上の空論・理想論で、税金を無駄に使うのはやめて、
福島の地元で起きている反対運動の声に耳を傾けて、狐塚センターは「事業仕分け」して
ほしいな・・・地元の保護観察官はデタラメな説明ばかりしているし・(市民のつぶやき)
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- 604
- 2010/04/14(水) 22:49:01
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ここ読んでいると勘違いをしている人が多いね。
現政権は、いえ現政権だから開所推進しているのですよ。
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- 605
- 2010/04/15(木) 01:36:34
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>現政権は、いえ現政権だから開所推進している
現政権が、前政権より引き継いだ「福島自立更生促進センター」を
もし前政権以上の意気込みで「開所推進」しているのだとしたら・・・
「66人定員」で3月に国会を通過した「22年度・狐塚センター運営経費5700万円」
その一方で、法務省・福島保護観察所が3月、地元に「約束」した、「開所1年目は、36人定員」
「定員数」が食い違っているのも、現政権の明確な意図なんでしょうか?
それとも法務省・福島保護観察所が、市民を煙に巻いているんでしょうか???
世は移り変わっていくけれど、ただ春の夜の夢のごとし・・・
信夫山の桜は今年も変わらず、きれいだな。
今年も選挙がありますね。
定点観測者である市民は、信夫山を四季折々に眺めながら
この場所で、センターに反対し続けるだけなんです・・・色々勉強になりますね?
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- 606
- 稀虎45 ◆
- 2010/04/15(木) 02:22:17
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春来ても ハロワに通う 3年目 信夫三山 忍散々
信夫山 何時の御代にも 忍耶麻 悪者忍ばせ 弱者絶滅
信夫山 過去の因縁 裁ち切りて 子孫の明日に 光あれかし
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- 607
- 2010/04/15(木) 11:53:18
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そういえば、高校の頃に授業中に核実験反対の署名を集めた先生がいた
私だけが署名しなかったら、クラスで浮いた
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- 608
- 2010/04/15(木) 12:45:27
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>>607さん
署名する・しない、は、個人の自由。クラスで浮いても署名しない、という信念は立派。
昔は教師の政治活動が、今では考えられないくらい自由だったんですね・・・と驚く。
「核実験反対」といえば、信夫山のふもとに建つ福島県立美術館には、
アメリカ現代絵画で有名なベン・シャーンの、「ラッキー・ドラドン」が
所蔵されています・・・ビキニ水爆実験の被害にあった日本漁船・福竜丸の漁師さんを描き
核への批判・警鐘を込めた傑作です・・・声なき声で訴えるアートの力ってスゴイ。
桜・新緑の季節の「県立美術館」も良い風情です。
この夏には、スタジオジブリ関連の企画展示もあるらしいので県美とタイアップして
信夫山の観光資源化もすすめばいいな・・・トトロのテーマソング「さんぽ」のモデルなのですから。
今年もまた市内の子ども達が、遠足やフィールドワークで信夫山に登るのでしょうね・・・
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- 609
- 稀虎45 ◆
- 2010/04/15(木) 13:51:06
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昨日の夕方TVでやってた。
保護観察所が抗議。
福島付属中学校で、開所反対の署名活動を学校内で実施したのは云々・・
署名活動方法に抗議したようだが、中学生という一番の当事者なのに・・
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- 610
- 2010/04/15(木) 17:18:18
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>>609 稀虎45さま
署名活動・・・実はここ数日、
中学校に出向いて「センター開所反対の署名用紙」を配布した、という
保護者会役員へのバッシングが、このスレッドでも起こるのではないかと
ず〜っとネットの住人やってたんですよ・・・
話がややこしくならないよう、あえて署名の記事などには触れませんでしたが。
ネットでなくて、「いきなり市教委への質問状・抗議」を保護観察所が行う、とは
国家権力をふりかざす有り様が、そうとう露骨になって参りましたね。
私が「センター・スレ反対派」になったのも、
「学校の中ではセンターの話を出してはいけない」、という
はっきりしたプレッシャーが、PTAや教師にかかっていたからです。
だからこれまでずっと、声なき「バーチャル反対派」でした・・・
学校や子ども達のために一生懸命、PTAのお仕事を引き受けてはいても、
大切な問題を「学校」という地域の中の公共の場で話せない・・・これってツライですよ?
今回の一連の報道の流れ等から、
「どうして学校の中ではセンターの話をしてはいけないのか」と、これまで
一年半以上モヤモヤしていた疑問の答えが、はっきり出ました。
法務省・福島保護観察所から、福島市教育委員会へのプレッシャーが、これまでにもずっと
かかっていた・・・ということなのでしょうね。そして、これこそが
「強く反対している人は数人」「福島市民はおとなしい」と表現される状態の
本当の理由なのでしょう。怒りを感じます。
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- 611
- 稀虎45 ◆
- 2010/04/16(金) 02:17:24
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生徒を守る立場の方々の常日頃の苦労と努力に敬意を表します。
教育委員会へのプレッシャーは権力の濫用以外のなにものでもない。
今時の中高生なら、自分の危険は自分で守る事を学習する能力もある筈。
開所の是非は置いといて、
「犯罪と自立更正センター」問題を生徒達各自が考える機会も必要かと。
米軍基地での軍人犯罪の犠牲者も弱者。
為政者と官僚の大きな勘違いからの開所推進なら、
5月末の結末がセンター問題に大きな影響を与えると思います。
開所派がこんな事までして強行しようとする裏には、
「今更あとにはひけない」という自分達のメンツと意地だけなのでは。
今後も、あらゆる権力の謝ったゴリ押しが続くのかもです。
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- 612
- 2010/04/16(金) 03:37:05
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小学校の頃に、嫌いな子の名前を書かされるアンケートがあったね
今でも、やっているのかな?
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- 613
- 2010/04/16(金) 09:03:20
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>>596
石原氏に発言権はないですよ。
それに氏には手の打ち方、方法論を見出すこともできないでしょう。
この件だけで見た場合は間違いなく亀岡の方がよかった。
いろいろな思惑や駆け引きが混ざり合ってしまい、事実とデマが乱れ飛びましたけど、
佐藤・亀岡・その他の政治家(石原も含む)が何をしてきたか、事実だけを冷静に見据えたら亀岡が一番熱心に取り組んでいましたよ。
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- 614
- 2010/04/16(金) 22:58:33
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福島大学教授 新村繁文
更生保護への理解深めよう (2010年4月9日朝日新聞)
刑務所を仮釈放された人を滞在させて社会復帰を支援するため、国が福島市に造った福島自立更生促進センターの開設が遅れている。
治安の悪化などを理由に、住民が反対しているためだ。
センターは学校が集中し、多数の市民が集う公園の近くにある。
この種の施設の新設に反対運動はつきものだ。
住民サイドも、仮釈放となった人について理解しようと努力し、社会の一員として包摂することを真剣に考えなければならない。
懸命に社会復帰しようとしている人がいること、それを周囲の人が真剣に応援し、受け入れようと温かく見守っていることを
子どものころから目の当たりにできれば、そのこと自体がきわめて実践的な教育になる。
だとすれば、学校の集中している場所であってこそ、こうした施設の存在意義があると言えるのではないか。
将来の社会を支える子どもたちが、施設を見学したり、
入所者と話し合ったりすることを通じて「包摂の論理」を実践的に学び、考えることは、排除のない未来の社会をつくるために効果的だ。
こうした方向でセンターが稼働すれば、先駆的モデルとして
歴史に刻まれることになるだろう。
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- 615
- 稀虎45 ◆
- 2010/04/17(土) 07:37:38
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福島高校保護者会も開所反対の署名活動開始。
市民の意思を蔑ろにして、
一部の開所賛成派を利用し、
それを市民総意と捏造し、
開所を強行すれば、
市民良識派は団結するだけ。
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- 616
- 2010/04/19(月) 02:45:13
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>>614
4月9日(金)朝日新聞掲載 福島大学・行政社会学部の教授による投稿記事。
同じ4月9日午後、法務省の記者会見で事実上の「開所宣言」
見事なタイミングでのタイアップ。
福島大学の生島浩教授は、朝日新聞の論者。
元保護観察官・至道会の理事・センター地域懇談会の副座長・センターに協力する会メンバー。
なぜ立役者の生島教授のコメントではなく、
行政社会学部の新村教授の投稿が、「4月9日」の朝日新聞に載ったのか、不思議なほどです。
生島教授の論は、
「人が集まる場所は犯罪のリスクが高い。子どもの集まる学校は、子どもにとってリスクが高い。
性犯罪でいえば教師が危険。犯罪のリスクをゼロにしようとすれば、罪を犯した者の排除につながる。
リスクとの付き合い方を学ぶことが大切」
この論の「リスクとの付き合い方」を、さらに開き直って推し進めると
新村繁文教授の「子ども達が、施設を見学したり、入所者と話し合ったりする」提案にまで
展開していくのでしょうか?
なんという衝撃的な教育観なのか。
学校は犯罪多発地帯、教師は危険、
子ども達は「保護観察所が監視する更生保護施設」への、体験学習・・・
センター推進の「この理屈」でいけば、
子ども達は、「より高いリスクに出会うために毎日学校へ通う」ことになります。
そんな義務教育が必要だと、いったいどこの国の法律に書いてあるのでしょうか?
生島教授の「教師が危険」発言は、地域懇談会の委員たちの反発を受け、
「第4回議事録」改ざん問題へとつながりました。つまり
「教師は性犯罪の、リスクが高い」と、表現をやわらかく書き換えてしまった行為が問題になり、
反対派市民が、市議会の文教福祉委員長・副委員長へと訴えたのでした。
朝日新聞掲載の新村教授の文章は、
「福島自立更生促進センターが、本来どのような目的のパイロット施設なのか」
いっさい触れられていない点に大きな問題があります。
民間の更生保護施設では受け入れられない受刑者、のためのセンターなのです。
「集団生活になじめず、悪風感染を防ぐために、個室が望ましい」と公文書に書かれた
受刑者のための・・・
義務教育において、児童・生徒に保護司の役割をおしつけることがあってはならない。
ましてや子ども達を、パイロット施設のモルモット扱いすることは、断じて。
狐塚センター推進の、理論的支柱は、福大教授。
センター反対署名にいち早く踏み切ったのも、福大付属中・小学校の父兄。
付属学校園は、(教育学部が廃止されたので)福島大学そのものの管轄。
福大は、この問題をどうとらえているのだろう?
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- 617
- 2010/04/19(月) 03:52:38
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偶然にしか思えないな
先月の朝日の連載も含めて
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- 618
- 2010/04/19(月) 12:49:21
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福島市の「自立更生促進センター」の開設問題が、大詰めの時期を迎えつつある。
住むところも働くところもないまま、いきなり刑務所を出ても、その後の生活はうまく運ばない。
少なくとも当面の生活の場を確保しないと、何もできない。
どこへも行きようがない人はこれまで、民間の更生保護施設が受け入れてきたが、国が責任を持つのも当然のことだ。
国営のセンターの建設はむしろ遅すぎたくらいだ。
罪を犯し、刑に服した人が自分の身近な地域に住むことを歓迎する人は、率直に言って極めて少ないだろう。
福島市では「子どもたちが心配だ」などの声が上がって、反対運動が続いている。
親の立場になれば、不安が募ることも理解できないことはない。
しかし社会として、更生保護を避けて通るわけにはいかないのも確かな事実だ。
いったん犯罪にかかわったとしても、多くの人はいずれこの社会に戻って来る。
十分反省し刑を終えた人に対し、その立ち直りの機会を阻むようなことがあってはならない。
それは罪を犯した人の問題ではなく、受け入れる社会の側の問題だ。
宮城県仙台市 河北新報 社説 2010年04月19日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2010/04/20100419s02.htm
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- 619
- 稀虎45 ◆
- 2010/04/19(月) 19:11:59
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>>618
貴方の文章は、ソースのURLは書いてるけど、
掲示板のルールでいう
「コピペ(まったく変更がなされていない文章)」
になるかも知れないね。
こんな記事があるのは分かったけど
貴方自身の考えはどうなんだろう。
以下参照
【これも】インターネット利用者の為のルール&マナー集【必見】ttp://www.iajapan.org/rule/rule4general/
<3.1><著作権の侵害>
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- 620
- 2010/04/20(火) 03:11:11
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>>618
十分反省し刑を終えた人に対し、その立ち直りの機会を阻むようなことがあってはならない。
それは罪を犯した人の問題ではなく、受け入れる社会の側の問題だ。
福島市はその社会に問題があるので受け入れられません
って事。
福島市民は現状ではなにがどうあっても「自立更生促進センター」の開設は認めませんよ。
そこまで言うなら仙台市に開所するべきでしょう。
仙台市の学校密集地に。
東北一の大都市、仙台市が率先してこの問題に対して対応してくれれば全国に対しての
モデルとなり今後の更生にしても良い方向に向かうのでは?
福島ではすぐに忘れられてしまうだろう。
こういう重大な問題こそ全国区の仙台市でやるべき。
第一、福島にいては出所者なんて仕事無いって。
まっさらな新卒者すら仕事に困るくらいなんだから…
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- 621
- 2010/04/21(水) 00:25:22
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センター反対の署名活動:4月25日(日) 1時から駅前通り。
2時から県庁前に集まり、集会。
2時半からデモ行進。
(コース:県庁→福島駅→県庁)
民主党の県会議員・石原信市郎氏が、ブログ上で本日、センター反対宣言。
(・・・ブログのイラストが、「草原の風に吹かれる猫と少年」から「竜」に変更。
って、突っ込みどころはそこじゃなく、
「福島更生自立支援センター」って名称を初めて聞いたよ・・・ってことでもなく)
「待ってましたよ〜☆ でも反対するのなら、もっと早い段階で考えてくれ〜 遅い!」
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- 稀虎45 ◆
- 2010/04/21(水) 06:39:45
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石原氏曰く
「法務省は自分たちに都合のいい正義を私たちに押し付け、それに従えない人間は悪だと決めつけ今回福島更生自立支援センターを開所運営しようとしております。すでにゴーサインも出ている状況でもあり、これを覆すことはまず無理でしょう。
しかし、私は住民の声を全く無視し、無視するどころか欺瞞を働き続けてきた今回のやり方には賛同しかね、反対の方々と行動をともにしたいと思います。」
以下参照ttp://blog.goo.ne.jp/isihara_fukushima
「すでにゴーサインも出ている状況でもあり、これを覆すことはまず無理でしょう。」
覆すことが無理なのが解っていて反対する?????
開所を何が何でも阻止するのが反対派の目標なのでは?
彼の言葉の使い方が私には理解できない。・・単なるパフォー・・・?
25日の日曜は何とか都合を付けて参加したい。出来れば家族みんなで・・
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- 2010/04/21(水) 08:47:58
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「トトロの山に 心の牢屋は要らない!」
「自立更生促進センター 開所強行 絶対反対!」
開所に反対する合同会の、新聞折り込みチラシが、今日配布されました。
そのチラシの文言より、以下引用・・・
「更生保護には地域の温かい目が何より大切と、法務省のパンフレットにあります。
周辺の理解を得ずに押し切って、本当に周囲の暖かいまなざしがえられるのでしょうか。
だれもが持っている優しい心を閉ざしてしまうようなやりかたは、もうやめてください。
仮釈放者にとって一番大切なものは何かをもう一度、考え直してください。
〜こどもや学生がたくさん集まる この場所だけは、やめてください。
法務省の皆様へ、心からのお願いです〜
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- 624
- 2010/04/21(水) 09:30:46
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トトロの山って何処なんだろ?
さんぼのふるさとは聞いたことあるけど
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- 626
- 2010/04/21(水) 16:12:55
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なら、トトロの歌の山だよね
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- 627
- 隠さないで
- 2010/04/22(木) 08:52:31
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私も家族でデモ参加。
福島市民の意識レベルが問われていると思う。
このままだと法務省は、いくら反対しても、だまって入れちゃいますね。
そこに入る仮釈放者のことを何も考えていないのが一番悲しい。
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- 628
- 2010/04/22(木) 10:10:52
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>>626
禿同
中川李枝子がトトロの原作者のように曲解されちゃうよね
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- 629
- 2010/04/22(木) 10:48:00
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前の自民党の2人の衆議院議員、特にK氏が反対の立場を表明し、時の法務大臣に「地元の理解を得るまで開所はしない」とまで言わせた時、市議会のS氏はともかく石原兄弟はこの問題には関わらないという立場を貫いてきました。
現衆議院議員はどちらかというと賛成推進派に属していましたね。
来年は統一地方選挙。
現段階でも新人複数名の動きがでてきています。
石原氏自身もブログに書き込んでいるように「衰退」中の保護司会よりも8万を超え、尚も住民運動により増やしていこうとしている反対派の「数」をとったと言う事でしょう。
そのうちの1割とれれば当選ライン・・・。
先日の反対派の方々の記者会見を見た時に石原氏が映っておりコメントまでしていたのを見た時に、
問題当初から反対運動に関わっていた立場としては非常にがっかりしました。
そうさせたのは元高校教諭で並んで座っていた方なのかな〜と思うとなおさらです。
だいたい「福島自立更生促進センター」の名称すらまともに言えない県議です。
最初から「覆すのは無理」と逃げ道を用意している政治家(せいじや)を信頼してはいけないと思います。
住民の会や各校の保護者会の方々の意義ある行動に対して、損得勘定、利己主義で同調するような行動は
私としては許せない事だと思い、あえて、強く書きこみました。
この文を読んで気分が悪くなった方もおられるかもしれませんが、
現実を見据えて判断してください。
失礼しました。
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- 630
- 2010/04/22(木) 13:35:57
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>最初から「覆すのは無理」と逃げ道を用意している政治家(せいじや)を信頼してはいけないと思います。
2007年04月24日
僕は縁があって福島地区の保護司と更正保護法人至道会の評議員をさせていただいています
http://megalodon.jp/2008-1002-0206-36/blog.livedoor.jp/f_minsyu_ishihara/archives/50079163.html
↓
2008年08月24日
現在の更生カリキュラムにおいては必要な施設であります。
最近の反対運動には疑念の湧くところであります。
なぜ反対なのかという原点に立ち返っていただき、冷静になって法務省や観察所との対話を重ねていただきたいと思っています。
http://megalodon.jp/2008-1002-1258-28/blog.livedoor.jp/f_minsyu_ishihara/archives/50493509.html
↓
2010年04月20日
すでにゴーサインも出ている状況でもあり、これを覆すことはまず無理でしょう
http://megalodon.jp/2010-0421-1839-23/blog.goo.ne.jp/isihara_fukushima
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- 631
- 2010/04/22(木) 17:16:22
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石原信市郎氏が、保護司を辞めてまで
センター問題に真剣に取り組むつもりなら
センターに反対する市民は、彼の言葉に耳を傾けますよ。
氏のブログには、法務省への不信感がにじんでいますね・・・
石原氏が、「センター推進」の立場だったのは周知のことでした。
その上で、彼が
これまでで一番はっきり(記者会見という)公の場で、
センター反対の姿勢を示した地元の政治家であることに
間違いありません。
長くセンターに反対し続けてきた市民は、私の知る限り
みんな石原氏の反対表明を、大歓迎していますよ。
他の政治家も彼に続いて、センター開所にストップをかけてくれると良いのですが。
>>627 隠さないで様
>このままだと法務省は、いくら反対しても、だまって入れちゃいますね。
>そこに入る仮釈放者のことを何も考えていないのが一番悲しい。
な。なにか訳あり? 意味深なコメントにドッキリ悪い予感・・・!!
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- 632
- 2010/04/22(木) 21:59:50
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>>631
実質的な成果を望むのか
ただのパフォーマンスを望むのか・・・。
その違いでしょう。
パフォーマンスに踊らされて大勝させた結果、民主党政権で一番貧乏くじを引いたのは他でもない私たちでしょう?
国民はもっと現実を見るべきでしょう。違いますか?
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- 633
- 2010/04/23(金) 00:20:42
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>>632さん
私がセンター問題に関する、このスレッドで学んだことは、
現実とは、自分達の手でつくる未来そのものだ、ということです。
過去に縛られたパワーゲームでは、何も解決しません。
違法薬物の再犯問題について、今日のブログの中で
石原信市郎氏は「ドラッグコート」という諸外国の「治療モデル」の例をあげ、
衆院法務委員会で民主党の山口議員がその件で質問した、と書き記しています。
こうした動きの陰には、互いに知恵を出し合った市民のチームワークもありました。
センター反対派の福島市民はこれまで、ただ無闇に反対していた訳ではなく、
更生保護のあり方について、ずっと話し合いを続けてきたのです。
険しい山から湧きだした小さな谷川のような、この知恵の流れが
いつしか大きな河となって、日本でも「薬物」を始めとする
依存症治療への理解・取り組みが進むことを願っています。
成果はすぐには得られないかもしれない・パフォーマンスは必要ない・・・
市民が求めてきたのは、現状を直視し、様々な声に耳を傾け、
ともに考えてくれるリーダーでした・・・それがどの政党の誰であろうとも。
ところで、石原氏のブログに不穏な情報が・・・
センターに仮出所者をこっそり入所させ、周辺学校が行事で多忙な頃に、
近所に外出させ、「ほら、センターに既に入所・外出していたんですよ。
何事もなかったでしょう」と報道を使って
既成事実を世間に認めさせようと、またしてもお役人様がコッソリ計画中・・・だとか。
だって、「保護観察所があるから、仮出所者が常日頃、近所を歩いてるんですよ」って
さんざん保護観察官が説明してたよね。現状、住民は黙って受け入れているでしょ。
その上、センターをこっそり建てたから怒っているんだけど?
「仮出所者たちを一か所に集め、保護観察官の監視のもとに置くから、
再犯被害のリスクを軽減できる。市民の安全を守りたい」と、
説明会で語っていた、あのお役人さま達が
「それともあなた達はこの人たちが外出する権利さえ奪うんですか」と
今度は居直って、市民相手の茶番を演じようとしているの? それが万が一本当なら
もう、宮澤賢治の「猫の事務所」的な、「やめちまえ」って結末が望まれる・・・
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- 634
- 2010/04/23(金) 00:30:18
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>>633
要約すると賛成でいいのかな?
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- 635
- 2010/04/23(金) 00:45:59
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>>634さん
速攻レスありがとう。
更生保護そのものには、もとから反対していない。
「治療モデル」を取り入れるべき。
狐塚センターには大反対です、
賢治さんのお役所童話「猫の事務所」の結末は、
「やめてしまえ、解散を命じる」だったかな・・・
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- 636
- 稀虎45 ◆
- 2010/04/23(金) 06:20:57
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石原氏がブログの中で面白いことを言ってる。
「今、法務省は地域の協力を得て社会内処遇を充実したいと更生保護事業を推進しているわけですから、
まずは地域から保護司の推薦を受け、さらには保護司を増員し、
また、セミプロ化をはかる施策を展開するべきではないでしょうか?」
市民に内緒で造ってしまった今の建物を、
保護司の増員による保護司セミプロ化の研修施設に利用すれば良い。
県内の全ての保護司があそこで宿泊研修をする。
なんなら、全国の保護司も狐塚に集めれば良い。
そして、どうしても福島市に「自立更正促進センター」を造りたいなら、
市民と一緒に最初から建設場所を含めて仕切り直しをすれば良いのではないかな。
反対派はセンター構想を反対してる訳ではない。
法務省の手法と建設場所に反対してるだけ。
自立更正促進センターが必要なのは市民も理解出来る筈。
建設場所は繁華街が良いのか人里離れた山間地がいいのか?
それすら市民と共に議論されていないのでは。
只単に保護観察所の脇に国の土地があったから?
保護観察所の目の届く場所が必要だったから?
早く予算を貰いたかったから?
繁華街にあるべきなら、平和通りの地下駐車場内ならどうなのか?とか、
人里離れた山間地にあるべきなら、吾妻スカイラインの一部は?とか
法務省が福島市の有識者と市民の代表を集めて、じっくり議論する方法もある筈。
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- 637
- 2010/04/23(金) 09:12:59
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>>633
ありがとうございます。
貴方(貴女?)の言っている事、よくわかります。
「成果はすぐには得られないかもしれない・パフォーマンスは必要ない・・・
市民が求めてきたのは、現状を直視し、様々な声に耳を傾け、
ともに考えてくれるリーダーでした」
私が思うのは、リーダーはすでにいらっしゃいます。
様々な会の代表の方々や、保護者会の代表の方々がしっかりとリーダーシップをとってくださっています。
個々の反対派の方々も自身の理念の中で、そのスタンスに立って反対をしています。
じゃ、今回の石原氏の動きは?
まさに633さんが抱いている想いを利用しようとしているとしか思えないのです。
私は多少は彼を知っています。政治家ではない素の部分の彼をです。
だから、今回の彼の動きは計算の上の行動としか見れないのです・・・。
個人的な感情が理性的な判断をさせない状態かもしれませんが、実際に、石原氏には明確な目的も手段も方法もないのです。
ただ、反対派の動きが大きくなってきている、保護司は選挙をしてくれないが、反対派はしてくれる。
しっかりとしたネットワーク(メールなど)も構築されている。
例えば、住民の会の代表が政治に出てくるのを既出の政治家たちは恐れています。
なぜか?
石原氏が利用しようとしている形態が整っているからです。
自立更生促進センターの建設には我々が納めた税金が投入されています。
それだけに、特定の目的のために税金を使った以上、その目的以外には利用できないのです。
じゃ、どうするか?
それを考えないと、白紙撤回にはじまる反対派の言わんとする問題解決には繋がっていかないのです。
極端な言い方をすれば「更生保護には賛成。あの場所には反対」と言って反対を唱えている以上、決して解決しない問題です。
でも、一般の人たちに出来る事は反対運動をする事ですね。
だから、今の反対する市民側の方針に間違いはないと思います。
それを行政レベルで受け止めて双方が理解を示す結論を見出す事をするのが政治家だと思います。
法務省を中心とした推進派と我々市民を中心とした反対派の、ちょうど中間にたって事にあたるべきなのが政治家です。
最初に法務大臣と事務次官へ市民の反対という声を届けたのは亀岡氏でした。
次に届けたのは佐藤氏でした。
この両者は反対側の筆頭・旗印になるのではなく、間に立つという形を体現したのではないでしょうか。
「この問題の主役は市民。その声を国に届け、そして、どうするかを考えるのが我々の仕事」と
双方の言っていました。
更生保護と林業を結び付ける方法や、
(実際には法的にも不可能に近い手法だそうですけど)法務省が建設予算を一旦返上し、別の名目の予算を改めて計上する方法など
様々な事が考えられたそうです。
これは一般人が知りえない、中央省庁の特殊な社会構造を知りつつ、その中で最上の方法を見出す事。そして、それを実行に移すこと。
これこそが「パフォーマンスじゃない」政治家の、この問題への取り組み方じゃないでしょうか?
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- 638
- 稀虎45 ◆
- 2010/04/23(金) 17:55:27
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保護観察所職員から「開所はもうしている」という話を頂いたらすい。
ええ〜〜!?もしかして、もう入所もしてるのだろうか?
石原氏もここをROMしてるとみえてブログに言い訳気味の続編が・・・。
石原氏のツィッターを探してみるか・・
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- 639
- 2010/04/23(金) 20:57:05
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もう諦めようぜ。
沖縄問題と一緒で、どこかが犠牲にならねばならん。
ここは我々、地元民が我慢しようじゃないか。
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- 640
- 2010/04/23(金) 21:35:21
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>>639
犠牲とか我慢とか言うレベルの話ですか、
福島市民は怒りますよ。
実験レベルの外国の依存症更生プログラムを、
大人しい福島市民に協力してもらおうとは如何なものか。
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- 641
- 2010/04/24(土) 07:44:20
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今、NHKのニュースで来週開所って言ってた
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- 642
- 2010/04/24(土) 10:11:41
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今日のお昼のNHKニュースに要注目です。
「更生保護法に基づく法務大臣指定施設として
入所させる法的根拠ができた」との理由で
来週にも入所させる予定。警備員も手配済み・・・
伝聞情報ですが、これはそうとう確実な動きのようです。
東京の自民党参議院議員・森雅子氏が
法務省本省に問い合わせて「開所の話は聞いていない」という
返事を得た・・・という情報が、昨日回ったばかりなのですが。
福島保護観察所の、あるいは東京の責任者・曽木徹也氏の単独プレー?
そうでなければ、本省・法務大臣による森雅子氏への情報の遮断?
国民をあざむくような真似は、やめてもらいたい。
既成事実として入所者を入れさえすれば何とかなる・・・という
安易で強引な、法務省・保護観察所の手法に怒りを覚えます。
これでは、入所させられた人は、お役人達の盾にされてしまいますね。
受刑者の更生を願うのではなく、法務省のエゴイズム(省益)を守るための、
施設の盾に。
普天間のように地道で、徳之島のように力強い、「反対」の声が必要です。
明日の日曜は是非、署名&デモへ。
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- 643
- 2010/04/24(土) 10:53:44
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センター開所を強行するお役人の手法は
まるで「水戸黄門」をみているようだ。
何時の時代も、お上のやり方は同じなのか。
そういえば、
瀬ノ上の山王様には、日本で最大規模の百姓一揆の顕彰碑があるなぁ。
以下参照ttp://kazenoshin.exblog.jp/8060788/
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- 644
- 2010/04/24(土) 11:27:22
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更生施設“正式開所”へ
刑務所を仮出所した人の社会復帰を促す施設として福島市に建設された「自立更生促進センター」が、
週明けにも法務大臣が指定する施設として正式に開所することがわかりました。
福島市に建設された自立更生促進センターはおととし7月に建物が完成した後も周辺の住民や学校の保護者会などの反対で、開所が延期されていました。
去年10月からは住民側のほかに保護司や有識者も交えて話し合いが続けられ、主張は平行線のまま今年1月に話し合いは終わりましたが、
今月に入って法務省側は、
入所者や運営状況などの情報を地元に伝えるための連絡会議を設立することを明らかにし、開所を事実上表明しました。
さらに法務省側の関係者によりますとセンターが法務大臣が指定する施設として
週明けにも刊行される官報で公告されることもすでに決まっているということです。
公告されれば法的に正式な開所となります。
一方、住民や学校の保護者会などは25日、福島市内をデモ行進するとともに署名活動を行って開所反対の姿勢をあらためて示す予定でしたが、
今回の開所決定を受けて反発がさらに強まることも予想されます。
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- 645
- 2010/04/24(土) 12:14:16
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>>639
どこかに作らなきゃいけないのはわかるが、なんで仕事もろくにない福島にって
思う。
家を建てるときに郡山か福島で悩んだんだけど、結局治安がいいからという理由で
福島にした(まあ郡山は水がまずいとか風がいつも強いとか他にもあったけど)。
こんなことなら郡山にすればよかったなあ。買い物とか不便だけどまあ仙台行けばいいしと
思ってたけど・・・。不便だわ犯罪者が大勢うろついてるわじゃメリットあんまないよ。
この話5年前に聞きたかった。
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- 646
- 2010/04/24(土) 13:12:42
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「更生保護法に基づく法務大臣が指定する施設」とは
居住指定をして、特別処遇プログラムを受講させる必要のある
保護観察中の者の施設、ということです。
高齢で、身寄りがないから、とか
出所して住まいも仕事もないから、といった「お涙頂戴」の理由で
これまでマスコミ報道されてきた内容は、すべて
民間の更生保護施設や、「地域生活定着支援センター」の場合でした。
狐塚センターの本当の目的は、これまで隠されてきた・・それが
今回のNHK報道で、はっきり示されたことになります。
法務省の文書によれば、「処遇困難者」とは「精神疾患」のある受刑者のことでした。
民間の更生保護施設が満杯だから、とか、保護司の数が減ったから、とか
そんな理由ではなくて、たとえ「民間施設に空きがあっても」「保護司がいても」
任せられない・・・「自立更生促進センター」経由でなければ、仮出所の許可がおりない
そうした受刑者のためのセンター、を狐塚に開所する、ということなのです。
「特別処遇が必要な者」「処遇困難者」と法務省がラベリングした者を、
市民の大反対の中、強引に開所したセンターに、法的な強制力をもって住まわせる・・・
このような方法で、はたして入所した人は、心を落ち着かせて更生できるのでしょうか。
また、センターを出所した後、社会に行き場があるのでしょうか?
>>284 参照。
市民と法務省、受刑者の人権を無視しているのは、いったいどちらでしょうか?
それからもう一点、気になっていること。
国営のパイロットセンターが狐塚に開所して、数年経過したら
民間の「至道会」が南沢又の刑務所近くに移転して
「本格規格」センターとして稼動する・・・それが、当初からの
「福島自立更生促進センター構想」だった、というのです。
この問題は、狐塚センターの周辺住民だけのものではなく、
これからの福島市のあり方を問う、とても大きな問題なのです。
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