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  • 926
  •  
  • 2009/09/24(木) 19:39:30
>>912じゃないけど、
一般人にとってはLRTの導入のメリットは、
・輸送力の大型化によるラッシュ輸送の緩和、新規需要開拓期待
・阪堺線との連絡や乗り入れによる市内新ルートの発展(そもそも阪堺線が存続する)
・SFシステム導入の遅れてる阪堺線の近代化及び磁気カードやICカードの導入とバスとの共通化
・定時運行がしやすくなる
などがあげられるわけだが、障碍者、特に車椅子乗客の場合、別のメリットが存在する。

バスの場合、停留所とバスの間に段差があり、ノンステップバスと言えどもこれは解消し難い。
そのため車椅子利用者の場合スロープを出して乗降を行うわけだが、
このスロープは手動で上げ下げするもので、結果的に乗降に時間がかかってしまう。
他方LRTは停留所を新規に作るから、基本スロープ無しでよりスムーズな乗降が可能。
更に日本のノンステップバスには特有の問題があって、エンジンスペースの確保と、
客(ここでは身体健常者)のスペースの確保を最大限両立させるため、
車両後方が階段状になってる車両がほとんど、
というか国内メーカーで販売する全ての中型以上の路線ノンステップ・ワンステップはこんな構造。
他方外国製のバスは安全性に乏しいか、高額な上に長尺であるか、な上、
国内での外国製路線バスの実働はほとんど例が存在せず、
更に整備システムも整ってないため、古参バス会社である南海バスには扱いにくい。
一方LRTの場合国内三メーカー全てがフルフラットノンステップ仕様。
国内には先行事業者が多数存在する上、新規購入のため整備関係も構築しやすい。
無論、車体間の幅は段違いで、LRTにはより広いスペースを移動可能。
その上シャトルバスは中型車の多頻度運行のため、単体では余計にノンステップスペースも幅も狭い。
ラッシュ時は車椅子利用者の乗降が拒まれるケースすらある。
もっともバスを大型化した程度で抜本的改革は難しく、車椅子利用者にはLRTの方がはるかにありがたいのが現状。

ここまで見た

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