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  • 2016/11/23(水) 00:16:58
今回の市長選では現職の佐藤市長が当選、4選を果たしました。
しかし、まれに見る大接戦となり選挙戦には課題も残りました。

新人候補は争点をLRT1点に絞り、導入反対を前面に出して選挙戦を展開、
ビラ配布など巧みな手法で反対票を取り込み、善戦しました。
高齢者の多くがLRT反対に回っているとも言われており、導入の効果による
交通事情改善のビジョンが十分に浸透していない現状がうかがえます。

本来、公共交通が発達した街は高齢者にとって住みやすいはずです。
マイカー無しでも買い物や通院、用事などの移動が容易でしかも安全。
ところが宇都宮の場合、今や70代以上の人も車での移動が一般的です。
客観的に見て運転能力に衰えが見えていても「自分はまだ大丈夫」と思って
いる高齢者も少なくありません。若い頃から長年運転を続けているからで
しょうが、突如として体調急変や判断ミスが起きるのも高齢者の特徴です。

マイカー中心の交通体系の危険性などあらゆる角度からLRTの必要性を
丁寧に説明し、理解を得る必要があります。とりわけ高齢者への説明は
必須です。LRTをどう免許返納促進につなげていき、便利で快適、そして
安全な街づくりを進めるか。全国初の試みとなる宇都宮LRTの動向に
全国から注目が集まっています。

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