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  • 2017/10/13(金) 23:59:54.36
もちろん変わっている
名前については化合物命名のルールに沿っている
価数をくわえたのではなく加水分解(水和)している

NH3 + H2O → NH4(+) + OH(-)
CH3COOH + H2O → CH3COO (-) + H(+)
式の上では省略されてるが、どちらのイオンも多数の水分子が周囲を取り囲むことで安定化(水和)している
アンモニアや酢酸がそれぞれアルカリ性や酸性を示すのは、水和してイオン NH4(+) および CH3COO(-) になったときであって
電離していない状態(NH3、CH3COOH)ではないことに注意

NH3 ammonia
NH4(+) ammonia + onium => ammonium(onium はカチオンのこと)
 ※ a と o で母音が重なって前の語の末尾 a が消えた
CH3COOH acetic acid
CH3COO(-) acet + oate => acetate(oate はアニオンのこと)または acetoxy anion
俗称(慣用名)で「酢酸イオン」ともいうが、厳密にはアセトアニオン(アセトエートないしアセテート)またはアセトキシアニオンという(ちなみに酢酸エステルの「アセテート」も命名の本質は同じ)
ただし「酢酸」みたいに古くからの和名をもつ化合物とその系列化学種は、例外的に元の名称を引き継いで「和訳」表現する

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