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  • 2020/08/15(土) 12:26:01
福島・伊達市住民被ばく論文の撤回がもたらしたもの
同意のないデータ使用、被ばく線量過小評価のミスも
https://www.47news.jp/47reporters/5132105.html
▽博士号取り消し
「倫理上不適切なデータ使用が確認され、著者側は撤回に同意、全ての調査に従った。本文中の数字も間違っている」。英専門誌「ジャーナル・オブ・レディオロジカル・プロテクション」は7月末、ホームページ上で2本の論文の撤回を発表した。

論文はいずれも福島県立医大健康増進センター宮崎真(みやざき・まこと)副センター長と早野龍五(はやの・りゅうご)東大名誉教授の共著によるもの。1本目は、測定された空間放射線量から政府の換算式を使って推計した被ばく線量に比べ、実際の個人線量は低かったとする内容で、2016年に掲載された。
17年には、伊達市の一部地域に70年間住み続けた場合の累積線量は20ミリシーベルト未満になると算出した2本目の論文が掲載されたが、著者側は19年1月、累積線量を3分の1に低く評価する誤りがあったと謝罪していた。

「論文撤回という結果になったことは誠に残念と受け止めています」。福島県立医大は撤回を受け、文書でコメントを発表した。宮崎氏の博士号の学位を取り消したことも明らかにした。

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