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  • 69
  • sage
  • 2014/01/20(月) 20:35:21
久しぶりに職場の線量を計ったら伊達市で未だ0.35ぐらい。
福島市内も諸々調べてみたけど去年のお正月と今年のお正月で比較してもほとんど線量が下がってない。
このまま変わらないのかなー
妻子と一緒に暮らしたいけど今のままだとまだ無理だ。

ここまで見た
  • 70
  •  
  • 2014/01/21(火) 00:41:57
>>68
本来なら除染なんて不要なレベル。
放射線を少しかじれば分かると思う。

でも県民に対しての放射線教育に一切手を着けないため、不安を払拭出来ない人が多いので、仕方なく除染を続けている。

除染するより教育を
した方が、はるかに安上がり。

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  • 71
  •  
  • 2014/01/21(火) 08:33:19
>>69
県外の人がもってるイメージより
かなり低いね。

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  • 72
  • 69
  • 2014/01/21(火) 09:53:58
昨日の夜から今日の朝にかけて通勤中に数値はかっりぱなしで移動して
最大で車の中で0.39最小で0.1
サティのあたりで0.19〜0.28
家の中で窓際0.2程度だった。
今県外避難中のうちの子はどんぐりとかが大好きでよく林や砂場で遊ぶので
福島に帰っても遊ばせる所を探すのが難しいよね。
まだ計ってないけど線量高そう

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  • 73
  •  
  • 2014/01/21(火) 10:18:18
同じ中通りでも場所によって線量はまちまちです。
市街地でアウトドアの遊びをしないでいれば子供も比較的安全は保てるかも。
測定しない野菜・果物を食べないなども。

積雪期は大丈夫でしょう。

自然豊かな福島で、アウトドアの遊びをしないで何の楽しみが?
安全を誇張する人は、これを無視しています。

除染は根本的に移動することでしか今は解決できません。

そもそも放射線教育をしなければならない不条理に県民は声を上げるべきです。
諦めて現状を受け入れる前にね。

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  • 74
  •  
  • 2014/01/21(火) 18:24:45
65、70です。

当方、昭和の時代ではありますが、福島第一原発で放射線管理の業務をしてました。
作業員の被ばくを減らすために、毎日線量計で原発内を測定していました。

原発作業に従事する人は、個人の線量を国が管理(記録)しています。
当時の私の被ばく線量を忘れてしまったので、情報開示してみました。

すると5年間で50ミリシーベルト。
一番多い時で1年間に19.7ミリシーベルトでした。

タービン建屋だけで働く人はこんなに被ばくしませんが、
原子炉建て屋で働く人はこんなもんです。

こういう人が何千人って元気に働いているわけですから、
年間1ミリシーベルト増えたからと言って何も怖がる必要はないです。

そもそも世界の平均被ばく線量は2.4ミリシーベルトです。

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  • 75
  •  
  • 2014/01/22(水) 19:52:37
8ヶ月の娘と3歳の息子、これから体が作られる子供たちと大人は一緒に考えられない。
実際体の大きさ年齢によって飲酒や喫煙、摂取してよい糖や採らなけばいけない野菜の量もかわるでしょう。
一律で大丈夫というのがまず信じられないんだ。
そもそも国が信じられないんだけどね。

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  • 76
  •  
  • 2014/01/23(木) 19:26:25
74です。

いま福島では、いたる所にモニタリングポストがあり、
また市町村では線量計の貸し出しもあり、
自分の住環境の線量は十分把握しています。

これだけ数値の見える化が進んでいる一方で、
肝心の数値の表す意味が理解されていません。

これは説明を受けずに理解できるものではないですよね。

ぜひ啓蒙活動を始めて欲しいと願っています。


世界の平均線量が2.4ミリといいましたが、これは線量の分布と人口の分布は
必ずしも重なっていないと思いますが、ざっくり言って世界の子どもの半分は
2.4ミリ以上の環境ですくすく育ってているという事を示しています。

ここまで見た
  • 77
  •  
  • 2014/01/24(金) 14:11:28
福島で生活すると2.4ミリは軽く超えてしまうんですよね。
外部被ばくの線量だけ計算してもです。

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  • 78
  •  
  • 2014/01/24(金) 20:30:04
>>77
馬鹿じゃねーの
お前のボロ家だけだ

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  • 79
  •  
  • 2014/01/25(土) 00:43:30
>>77
それに、外部よりさらに怖い内部被曝も加算されるとなると、
現実逃避したくなる

ここまで見た
  • 80
  •  
  • 2014/01/25(土) 23:19:08
76です。

今の郡山の安全性について説明したいと思います。
長い話になりますが、どうぞおつきあい下さい。


まずは原発事故当時に戻ってみましょう。
原発事故時は外で作業していました。

当然社員は心配しているでしょうから、
安心させるためにスクリーニング検査に行かせました。
当時は西からの季節風が強い時期なので、
事故があっても郡山は安心と考えていました。

でも二人が引っ掛かってしまったのです。


引っ掛かった部位は毛糸の帽子と綿のリストバンド。
ツルツルしたジャンパーは不検出。
毛糸の帽子という事は空から降っているとしか考えられません。

それを聞いた時に、何かとんでもない事態が起こっている事が分かりました。


当時のスクリーニング会場は総合体育館です。
私も会場に行ってみました。


......つづく

ここまで見た
  • 81
  •  
  • 2014/01/26(日) 14:42:57
80です。


私も会場に行ってみました。

ご存じのように郡山市のスクリーニング会場は総合体育館です。
会場に入ると玄関ロビーの真ん中で測定していました。

係員の方に聞いて確認していますが、壁際では外部からの放射線の影響で
身体の測定ができないと言うことでした。

白い防護服を着て背中に「中部電力」「関西電力」と書かれた人たちが、
GM管を持って頭のてっぺんから靴の裏まで測定してくれます。


スクリーニングとは、体表面に汚染物質が付着しているかどうかを測定することです。
ここで大事なことは周囲の線量より低いものは測定できないということです。

たとえば『6』という汚染が身体に付着していた場合、
周辺の線量が『3』とか『4』であれば検出できますが、
周囲が『10』であれば『6』は検出限界値以下なり検出不能です。

ここで覚えておいて欲しいのが、測定にGM管を使っていたということです。

私はスクリーニングに引っかからなかったのですが、そんなのはどうでもいいbs

問題は、外にはむき出しの状態の汚染物質が存在しているということです。

........つづく

ここまで見た
  • 82
  •  
  • 2014/01/27(月) 22:10:15
つづき、お願いします

ここまで見た
  • 83
  •  
  • 2014/01/27(月) 23:00:22
81です。

問題は、外にはむき出しの状態の汚染物質が存在しているということです。


原発の中には、今回飛散したような汚染物質が大量に存在します。

でもそれらはすべて配管の中、ポンプの中、バルブの中などに
閉じ込められています。

案外クリーンなんです。

配管を外した時、ポンプを分解した時、バルブを解体した時に
はじめて汚染物質が出てきます。

汚染物質が現れると身体汚染の心配が出てきます。
そして顔が汚染されると内部被ばくの危険もあります。

それを防ぐために汚染物質の濃度によって、作業員の装備を変えます。

汚染が低い時はゴム手袋を2枚重ね。
汚れた時には外側だけ新しいのと交換します。
汚染が高くなるにつれてテレビでよく見る白いタイベックスを着たり、
雨ガッパのようなビニールの服を着たり、全面マスクを付けたりします。

外部被ばくは致し方ないとしても、
内部被ばくは管理によって完全に防ぐ事が出来るのです。

.......つづく

ここまで見た
  • 84
  •  
  • 2014/01/28(火) 19:26:33
83です。

内部被ばくは管理によって完全に防ぐ事が出来るのです。

それではあの時の汚染はどのくらいだったのでしょうか?
当時は、福島ナンバーの車が県外で拒否されていた時期でした。

前述したようにスクリーニング会場には、他県からの応援部隊が来ていました。
しかし施設を仕切っていたのは郡山市の保健所です。

私は保健所の方に、トラックが本当に汚染しているのかどうか
測って欲しいと頼みました。

もちろんはじめは拒否されました。
しかし県外からの言われ方にカチンと来ていましたし、
本当に車両が汚染されているのかどうかをどうしても知りたかったので、
強引に頼み込んで測定してもらいました。

測定機器はスクリーニングに使用しているGM管です。
ちなみに平時のGM管の数値(バックグラウンド)は100カウント/分(cpm)くらいです。

体育館のロビーの真ん中のバックグラウンドは200〜300cpm。
スクリーニングで引っ掛かった毛糸の帽子についていた汚染は1000cpmでした。

トラックを駐めてある総合体育館の向かいの駐車場に移動。
駐車場のバックグラウンドは2000cpm。
トラックの車体は2000cpmで増加無しですが、車内に入ると2000より低くなりました。
これは車体により遮へいされて周囲より低くなったと思われます。

ところがタイヤを測るとどんどん数値が上がっていきます。

ここまで見た
  • 85
  •  
  • 2014/01/29(水) 18:28:30
84です。

ところがタイヤを測るとどんどん数値が上がっていきます。

「やっぱりタイヤは汚染されているのかな」と驚いていると
係の方が、「それは地面の影響ですよ」と教えてくれました。
地表面は5000cpmありました。

係の方は、トラックには「汚染なし」とおっしゃいましたが、
バックグラウンドが2000cpmでは、たとえトラックに500とか1000cpmの
汚染がついていても測定する事は不可能。
汚染がなかったとは言いきれませんよね。

これによりみごとに汚染物質が降り積もっている事が分かりました。

この状況を第二原発で放射線管理員をしている私の先輩に話したら、
気の毒そうに言われました。

「それはカッパを着用するレベルだな。」


.......つづく

ここまで見た
  • 86
  •  
  • 2014/01/30(木) 19:31:22
85です。

「それはカッパを着用するレベルだな。」

その頃は避難指示や避難準備区域が2キロ、10キロ、30キロと拡大され、
郡山には避難する車がたくさん入ってきていました。

正直なところ郡山にも避難指示が出ると思っていました。
原発の中でさえ、汚染物質がこなんにも大量に、それもルーズな状態で存在している事はありません。
いくら国でも、まさかここで暮らせとは言わないだろうと思っていました。

ところが待てど暮らせど避難指示が出る気配はありません。
その間、半分腰を浮かせた状態で生活していたのを覚えています。


でもこの期間のお陰で少々パニクっていた私も冷静さを取り戻し、
今までの状況を振り返ってみました。


○汚染物質について
 かなりの量の汚染物質があたり一面に存在。
○線量について
 GM管が使用できるということは、空間線量は低い。


........つづく

ここまで見た
  • 87
  •  
  • 2014/01/31(金) 18:17:39
86です。

GM管が使用できるということは、線量的には低いということ。
これは大きな安心でした。

ちなみに事故直後から1時間おきに県内の放射線測定値を発表していました。
郡山では合同庁舎で1.2マイクロシーベルト位だったと記憶しています。

昨年の2月に県から配られた県民健康管理ファイルによると、郡山では3月15日の午後が最大で8.26μSv/h。
翌日の午前には3.11μSv/hに下がっています。


線量については、後で詳しく述べていきたいと思いますが、線量が低い所でしか使用できないGM管が郡山の屋外で使えたという事は大きな安心でした。
というのはGM管は、線量が高い所では使用できないのです。

もう少し踏み込むと、飯舘村は3.7μSv/hで計画的避難区域になりました。
「どうしてこんなに低い線量で逃げるんだろう」というのが率直なところです。

説明を聞くと、24時間365日飯舘にいると、20mSvを超えるということでした。
なるほど20mSvは高いです。
原発の作業区域内での作業は一日6時間ほど。
24時いるとなると私たちの感覚とは、ちょっとずれるのですね。

いずれにせよこの時点で郡山での外部被ばくの心配は無くなりました。
残る心配は、降り積もった汚染物質が舞い上がって吸い込んでしまう事と、
食物に入り込んで食べたり飲んだりしてしまう事です。



........つづく

ここまで見た
  • 88
  •  
  • 2014/01/31(金) 21:42:22
いったい何者?

ここまで見た
  • 89
  •  
  • 2014/01/31(金) 21:55:56
>>87
確かに県庁発表の郡山市最大値は8.26μSv/hです。
しかし、その時の測定場所は合同庁舎3階の窓から、手に持った線量計を外に出した所で測定しています。
地表に降り注いだ放射性物質の影響がほとんど反映されていませんでした。

2011/3/24 19時に測定場所を変更(東側入口のそば)した事により、
それまでの線量の約2.7倍へ跳ね上がっています。

ここまで見た
  • 90
  •  
  • 2014/02/01(土) 09:33:16
我慢して住んでください。
いまさら何マイクロだろうと気にしないよ。

ここまで見た
  • 91
  •  
  • 2014/02/01(土) 09:47:07
87です

>>88

昔、国家資格を取るのに放射線の勉強をしました。
国家資格は2種類あって、第1種放射線取扱主任者(非密封線源)と
第2種放射線取扱主任者(密封線源)です。
私は第2種です。

今はまったく違う職種ですが、あの知識が役に立つ時が来るなんて、
思ってもいませんてした。

>>89

その件は承知しています。
2.7倍になって1.2マイクロシーベルトくらいでしたかね。

福島市と郡山市は数値も近くて同じように下がっていったのですが、
いつも少しだけ郡山市が低かったです。
でもたまに福島市が低いとなぜだか不満。
福島と競ってみてもなんの意味も無いのにねw。

 
8.26マイクロシーベルトはどこで測ったものかは書いてありませんでしたが、
それよりも事故直後から測っていたことにびっくり。
事故直後の線量がわからなくてヤキモキしていたのに、ちゃんと測定していたんですね。だったらもっと早く知らせろよって思います。


........つづく

ここまで見た
  • 92
  •  
  • 2014/02/01(土) 12:51:22
86です。

残る心配は、降り積もった汚染物質が舞い上がって吸い込んでしまう事と、
食物に入り込んで食べたり飲んだりしてしまう事です。

余談ですが、みんなが外出を控えていた時期に、いち早く外出をはじめたのは犬の散歩でした。
自分の身より犬の健康をとった飼い主は、すごいな〜と思いました。


さて、命の危険が無いのは確認出来ましたが、それではどのくらいの線量なのかは線量計がないので不明のまま。
やっぱり数値がないことにはまだ安心は出来ません。

中国製の簡易型線量計が届いたのは6月下旬です。
これで状況が把握できます。

よく放射線は見えないから怖いと言われていますが、そんな事はありません。
線量計があれば放射線は見えてきます。
今ではモニタリングポストがあちこちに出来ており、自分の周囲の住環境はみなさん把握できていると思います。

事故から3ヶ月半ほど過ぎ、汚染物質は雨でどんどん流れて行ってしまいました。
会社まわりを測定してみると0.4〜10μSv/h。
駐車場の水が集まる場所はまだ高いままでした。

その後7月末には注文していたGM管も納品され、前に購入した簡易型線量計の測定値が
信頼できる数値であることが確認出来ました。


............つづく

ここまで見た
  • 93
  •  
  • 2014/02/02(日) 18:04:09
92です。

その後7月末には注文していたGM管も納品され、前に購入した簡易型線量計の測定値が
信頼できる数値であることが確認出来ました。

さて、気をつけないといけないのは、汚染物質が空気中を舞っているかどうかと、
飲食物に入っているかどうかの2つです。


汚染物質の飛散の有無が確認出来たのは、8月末に福島大学院の教授の講演を
聴いた時です。

7月末に福大のグラウンドで空気中のダストを測定したところ、セシウムが0.032Bq/m3。
これをシーベルトに直すと 1日当たり0.0197μSv。年間で7.2μSvとなります。
事故前の郡山が1時間当たり0.06μSvでしたから、恐れていたダストが
まったく問題の無いことが分かりました。

これで食べ物と飲物だけ心配してればいいということがわかり、
それからは安心して暮らしています。


........つづく

ここまで見た
  • 94
  •  
  • 2014/02/03(月) 00:39:06
大玉村と言うところ除染で色々と問題起こってるけど役場は対策なしか?

ここまで見た
  • 95
  •  
  • 2014/02/03(月) 15:53:53
事故前の数値のが方が高いなんてことはあり得る?
まぁ同じところで測ってないので単純に比較はないでしょうが・・
事故前裏の雑木林は私の線量計は0でしたが事故半年では2.8マイクロ今現在でも地表で1.8はあります。
何で事故後の方が地表の線量が上がっているのにダストにすると線量が下がるんでしょう?

ここまで見た
  • 96
  •  
  • 2014/02/03(月) 18:59:12
93です。

>>95

分かりにくかったですね。

環境放射線という言葉が足りませんでした、ごめんなさい。

事故前のダスト ( 空気中を漂っている汚染物質 ) はゼロです。
放射性物質は存在してませんからね。

ただし環境放射線として、事故前は0.06μSv/hあったということです。

これと比較して、福大グラウンドでダストから受ける追加の放射線被ばくは、
1日に0.0197μSvなので、十分に小さいと言いたかったのです。

ここまで見た
  • 97
  •  
  • 2014/02/03(月) 19:06:00
93です。

これで食べ物と飲物だけ心配してればいいということがわかり、
それからは安心して暮らしています。

そして食べ物が安心できたのは、去年(平成25年)の4月11日の福島民報の記事です。
その前年(平成24年)5月から11月までの期間で、15才以下の子ども1万人をホールボディで調べた結果、検出された子どもは一人もいなかったという内容です。

もちろん神経質に県外産を選んで食べている人もいますが、
大多数の家庭ではスーパーなどで売られているものを普通に食べているでしょう。
しかし、そんな人でも家庭菜園の野菜は子どもには食べさせません。

この結果は、その程度の注意で十分だと言うことです。


以上が郡山の安全性についてです。

ここまで見た
  • 98
  •  
  • 2014/02/04(火) 12:38:54
1年後にホールボディカウンターで測定しても、当時の内部被曝って測定出来るのかな?

ここまで見た
  • 99
  •  
  • 2014/02/04(火) 13:25:36
やっぱり、家庭菜園や野山の物が食べられない現実はオカシイ。
我慢させられてることに腹を立てないと。

ここまで見た
  • 100
  •  
  • 2014/02/04(火) 18:39:01
>>98

内部取り込みは、取り込んだ時点でその核種により、
どのくらいの時間でどのくらいの割合が体外に排出されるか決定します。

ということは、その人が今後どれだけの被ばくをしていくのかが、
計算できると言うことです。

放射線防護上は安全面を採用するので、内部被ばくした時に将来の分もまとめて
いっぺんに被ばくしたと仮定して対策を取ります。

預託線量というのはそういう考え方を言います。


疑問を持たれた、過去の内部被ばくについては、残念ながら調べようがありません。
体内にセシウムでも残っていればそこから推測する方法もあるのですが、
取り込んだ時期が不明であったり、繰り返し取り込んでいたりすると
それも信頼性に欠けてしまいます。

ただ現時点でセシウムが検出されないのであれば、
セシウム134の半減期が7年、セシウム137の半減期が30年からすると、
事故直後にも摂取してなかっただろうと思います。

また事故後に一番深刻だったヨウ素137は、半減期が8日と短く、
もはや体内に残っていないので、推測することは不可能です。

しかたないので県では県民調査を実施して、事故時にどこで何を食べていたかを
調べています。
私も1年後くらいに提出しましたが、もはやそういう手段で推測するしかありません。

ここまで見た
  • 101
  •  
  • 2014/02/04(火) 19:26:33
>>99

まったくその通りだと思います。怒るのは当然です。

前にも書いた通り、今でも汚染物質がたくさん残っていることは事実です。
そのため不自由な生活を強いられていることは間違いないし、
家に戻ることすら出来ない人もたくさんいるわけですからね。


ただ、汚染物質の散らばり方には濃淡があって、郡山周辺ではそこからの
直接的な追加被ばくは小さいということです。


私の事務所で事故後から積算線量計で測定していますが、
平成23年6月28日から平成23年8月25日の58日間で513μSv → 年換算で 【 3.3mSv 】
平成23年8月25日から平成24年3月5日の193日間で1596μSv → 年換算で 【 3.0mSv 】平成24年7月31日から平成25年2月1日の185日間で1129μSv → 年換算で 【 2.2mSv 】平成25年11月25日から平成25年12月24日の29日間で148μSv → 年換算で 【 1.9mSv 】

この数値には大地からの放射線や宇宙線なども含まれていますので、
追加被ばくもっと小さくなります。

ここまで見た
  • 102
  •  
  • 2014/02/05(水) 00:27:46
>>100
詳しい説明ありがとう。
そうなると今頃測定しても殆の人は無意味ってことになるのか…

子供達の将来が心配だ

ここまで見た
  • 103
  •  
  • 2014/02/05(水) 01:24:59
>>102

ヨウ素の取り込みがあったと仮定すると、心配される影響は甲状腺ガンです。
そこで福島県では子ども達の甲状腺検査を実施しました。

チェルノブイリでは事故後も汚染された牛乳を飲み続けたため、
子ども達の甲状腺ガンが増えたと言われています。

そのため日本ではすぐに牛乳の出荷を停止しました。
その上での検査です。


ただしチェルノブイリではガンが発症したのは事故後5年後から。

そのため福島県で行われている検査は5年経過する前に、
全員をひとまわり検査しておこうという予備調査という位置づけです。

予備調査と5年以降の調査を比較すれば、原発事故によって発症したのか、
それとも事故以前に発症していたのかが分かるという仕組みです。

ここで注意しなければならないのは、全員を検査すれば必ず異常が発見される確率が
増える、つまり発症率が高くなるということ。
これでは福島県の発症率だけ高くなってしまいます。

そこで国では福島県と同時に青森県、山梨県、長崎県でも
あわせて 4,365人を対象に検査を行いました。

その結果、4県の発症率に差は無かったことが確認されています。

気になる5年後からの調査ですが、発症率が上がらないことを祈るだけです。

ここまで見た
  • 104
  •  
  • 2014/02/05(水) 01:28:18
>>102

もう一つ気になることがあります。

それは福島県では子どものガン保険加入が増えているということです。

事後時に18才以下であれば、たとえガンになったとしても無料で治療を
受けられる事になっていますが、それでもあえて加入する理由を保険屋さんに
聞いたところ無料で受けられる治療は保険の範囲内だけだからということでした。

最新医療は受けられないということです。

そのためにガン保険に加入するのですが、私はことガンに関してはそのリスクを
親が負担するのはおかしいと思います。

これではもしガンが発見された時に、親の収入で子どもの受けられる治療が
変わってしまうことになりかねません。


「安心して暮らしていいぞ。でももし気になることがあったらすぐに病院に行け。
 あとはすべて面倒をみてやるからな。」

こう言ってあげるのが大人の責任だと思います。


私はガンの発症率が増えるとは思っていませんが、ここの点は是正を求めたいと思います。

ここまで見た
  • 105
  •  
  • 2014/02/05(水) 07:53:29
福島に住むと言うことは、そういうリスクや心配事を親も子も背負って生活しなければならないということですね。

ここまで見た
  • 106
  •  
  • 2014/02/06(木) 19:12:43
>>105

そこまで深刻な状況ではないです。
なにせ事故直後でも8μSv/hですから。

2巡目の検査が始まったら、みんなで調べてもらって安心しましょう。

ここまで見た
  • 107
  •  
  • 2014/02/06(木) 20:12:12
104です。

これから線量について少し述べたいと思います。

まず追加被ばく年間1ミリについて
原発事故後の混乱期に定められた基準です。
これを基に除染の目標値も定められています。

ネットでは1ミリを少しでも超えると死ぬような事を言われていますが、そんな事はありません。

74でも触れた通り原発で働いている人は、個人の被ばく線量を国が管理しています。
私の被ばく線量も国にあります。

私は5年間仕事をして、その累積で49.2mSv。
5年間の被ばくには濃淡があり、一番被ばくした時は年間19.7mSv。

タービン建屋は線量が低いのでタービン建屋だけで作業している人はもっと少ないのですが、原子炉建て屋で仕事をしている人はだいたいこんな被ばく量です。
そういう人が日本中に何千人といるわけですから、1ミリ増えたところで何ら影響はありません。

また世界の自然放射線による被ばくの平均が2.4mSvということ。

それでは県内の被ばく線量の実態はどうなっているのでしょうか。

それは私よりも皆さんの方が詳しいはずです。なぜなら県内の子ども達はガラスバッチを着用したことがあるからです。
それがその子の正式な被ばく線量になります。
それを1年間に換算して頂ければ分かります。

2.4mSvよりも低いでしょうか? 高いでしょうか?
もし5mSv以上であるようなら何かしらとんでもない状況が予想されます。
対策を取った方がいいと思います。

ここまで見た
  • 108
  •  
  • 2014/02/07(金) 10:07:16
質問です。

現在、警戒区域から避難している自治体が復興計画として帰還計画を策定しています。
2〜3年後には解除と同時に帰還を促す予定のようですが、どう思われますか?
安全に生活できるものなのでしょうか? とても他人事に思えないのですが。
各自治体のHPには夢のような計画が掲載されています。

ここまで見た
  • 109
  •  
  • 2014/02/07(金) 22:40:50
>>108

ディープな質問をありがとうございますw。

帰還にあたっては『線量』と『インフラ』、2つの問題が生じています。

まずは線量の問題から。

皆さんは何となく、「年間1ミリ(mSv)なら安心だ」と思っているでしょう。
これは最初に「長期の除染の目標を追加被ばく年1ミリ(mSv)にします。」と言われたからです。

この時に「年5ミリ(mSv)」と言われていたらどうでしょう。
「5ミリ(mSv)でも安全だ」と思われたのではないでしょうか。

このように国が発表する基準というのは、国民の心を大きく作用してしまいます。


それではここで問題を1つ。
今の日本の被ばくの基準(被ばく限度)はいくらでしょうか?

答えは年 20mSv。

もう忘れていたでしょうw。
誰かが泣いて訴えていましたが、大元の基準はそのままです。

それでは、安心の 1mSvと、泣くほどの 20mSvではどのくらい危険度が違うのでしょうか?

.........つづく

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  • 110
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  • 2014/02/08(土) 01:48:16
109です。

それでは1mSvと20mSvではどのくらい危険度が違うのでしょうか?

説明に入る前に参考までにお話しすると、
事故前の原発で、
必要に迫られて被ばくする1日の最大被ばく線量が1mSv。
私が5年間の働いた中で最も大きかった年間被ばく線量が20mSv。

もちろん全員がこんな量の被ばくをしているわけではありませんが、
必要な場合には十分にあり得る範囲の線量です。


この危険度の差を、ある高さから飛び降りた時の危険度で比較してみましょう。
1mSvと20mSvとでは20倍です。

1?と2?。
1?と20?。
10?と2メートル。
1メートルと20メートル。

どれも20倍ですが、私はこの中で危険度の差が丁度いいのは『10?と2メートル』だと考えます。

つまり...
1mSvとは、10?の高さから飛び降りる危険。
20mSvとは、2mの高さから飛び降りる危険。
そのくらいの差です。
(実際は累積なのでちょっと違うのですが、分かりにくくなるので無視します)

それでは放射線障害が発生しはじめるのは、どのくらいの高さから飛び降りた時でしょうか?

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  • 111
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  • 2014/02/08(土) 09:55:13
福一は駄目により仕組まれたテロ

脱原発を促し、化石燃料を大量に消費させ、放射性物質を撒き散らし、日本の農業・漁業・畜産業を壊滅させてTPPの参加を促し、

関税障壁をとっぱらって

食糧輸入を増加させ、日本を貿易赤字国・経常赤字国にし、円安へ導き、日本の冨を掠め取り

(経常赤字→国家間の収支が赤字、日本人の金融資産が減っていくということ)、国債発行を困難にさせ、

公的保険、年金を崩壊させて、日本人を貧乏にさせ

最終的にはその不満を右傾化に持って行き、中国と戦争させようとしている

?日本のブランド力を低下させ貿易黒字を減少させる。

メディアを通じ日本が放射能汚染された国であることをプロパガンダし、日本製品(観光客も含め)を忌避させる。

直前のトヨタパッシングからも明らか

?脱原発を促し、化石燃料を大量に使用させることで輸入額を増大させ、日本の貿易黒字を減らす。

現に日本の貿易収支は10月までで大幅な赤字である。

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1550

?東日本の農地、太平洋を放射能物質で汚染し、日本の農業、漁業、畜産業を壊滅させることで 日本の食料輸入を増加させ、貿易黒字を減らす。さらにTTPの参加を煽って日本を従属化

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  • 112
  •  
  • 2014/02/08(土) 11:04:01
道でも譲ってもらったのかね。

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  • 113
  •  
  • 2014/02/08(土) 15:55:21
110です。

それでは放射線障害が発生しはじめるのは、どのくらいの高さから飛び降りた時でしょうか?

放射線障害が発生し始めると言われているのが、一度に1000mSv。
半分の人が死亡する半致死線量が、一度に4000mSv。
すべての人が死亡する全致死線量が、一度に7000mSv。

同様にこれを高さで表すと
障害が発生するのは、 高さ 100mです。
半致死線量が 400m
全致死線量が 700m
となります。

涙の20mSvと障害が発生し始める1000mSvとの差は、2mと100mの差。
この差の大きさを実感していただけたと思います。


ここまで書いてしまうと、じゃあ20mSvでも大丈夫だなと思われてしまいそうですが、
20mSvは、元々は私たちのようにお金をもらって働く人の被ばく限度です。

お金をもらわない人は、そこまでの環境にいる必要はありません。
被ばくは低い方がいいに決まっていますから。


帰還に当たっては、1mSvから20mSvの間で折り合いをつけることになります。

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  • 114
  •  
  • 2014/02/08(土) 16:50:33
113です。

もう1つはインフラの問題です。

インフラの問題は2つに分かれます。

1つは電気、ガス、上下水道などのライフライン復旧の問題。
もちろん職場や商店や病院が再開される必要もあるでしょうし、
郵便や宅配も届かなくてはなりません。

もう1つは地元と避難先との社会インフラの差の問題です。

いち早く帰村宣言を出した川内村。

早く戻って欲しい村長と、戻ることに躊躇している若者の意見交換が放映されたとき、
郡山に避難している若者に向かって、川内の方が線量が低いんだから、
安心して戻るように促したのですが、若者はその事実を理解しながらも、
ここは学校も近いし、車でちょっと走れば病院もショッピングセンターもあり、
なかなか帰る気持ちにならないようなことを答えていました。

知ってしまった便利さは簡単には捨てられないと言うことでしょう。
これも原発事故がもたらした大きな被害なんでしょうね。

よってお尋ねの帰還計画については、帰還する事により健康リスクが増えるとは
思いませんので、しっかり策定して欲しいと思います。

ただ、帰還するには住民が1mSvを超える新たな基準を受け入れる必要があることと、
便利な都会生活を捨てて戻るための意識付けが必要なんだろうなと思います。

どちらも心の問題なので、時間をかけて進めるしかありません。

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  • 115
  •  
  • 2014/02/10(月) 18:55:03
107です。

今までは郡山の状況を書いてきましたが、
次は原発周辺の状況を見てみましょう。

まず原発周辺が郡山と決定的に違うのは、地震の被害の他に、
津波の被害と深刻な原発事故被害を被っていること。

特に津波被害については、震災直後に南相馬といわきの豊間に行き、
あまりにも凄惨な状況に愕然としました。

圧倒的に大量のがれき、打ち上げられた漁船、ひしゃげた車、
土台しか残っていない家。ガラスの無い窓からひらひらしているカーテン。
またその臭い、重苦しい空気、散乱した写真など、
テレビやネットを見ていただけでは絶対に分からないことです。


これは原発被害についても同じこと。

そこで何が起こっているのかは、
自分の目で見て肌で感じなければ絶対に分かりません。

それでカミさんと一緒にあちこち見て回りました。

もちろん立入禁止区域には入れませんが、出来るだけ限界まで行き、
人のいない町、夜になっても明かりが灯らない家並みを見てきました。


.......つづく

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  • 116
  •  
  • 2014/02/11(火) 14:10:25
115です。

出来るだけ限界まで行き、人のいない町、夜になっても明かりが点かない家々を見てきました。

原発周辺の町、村の様相は場所によって2つに分かれます。
1つは南北地域、6号線沿いの町です。

区域の再編後はだいぶ近くまでいけるようになりました。
6号線を南側からだと富岡町夜ノ森まで。
6号線を北からなら浪江町と双葉町の境界線のあたりまで。

まずは南側。

私が1F勤務の時は結婚前は大熊町の寮、
結婚後は富岡町の雇用促進住宅に住んでいました。

富岡町の雇用促進住宅まではギリギリ行かれるようにはなりましたが、
そこの駐車場の線量は5μSv/h。
大熊町の寮はゲートの先で入れません。

富岡町内にはまだ住むことは出来ませんが、入る事は出来ます。
一回りしてきましたが、町の中は地震の被害は放置されています。
ブロック塀は壊れたまま、ショーウインドーは割れたままです。

それと駅前で猫を一匹、県道35号線でおしりが痩せこけた牛を一頭見かけました。

.......つづく

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  • 117
  •  
  • 2014/02/12(水) 12:30:24
放射線を浴びる量は少なくするに越したことはない。

CT検査の被曝でも、がんリスク上昇の可能性
http://apital.asahi.com/article/tsubono/2013060300009.html

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  • 118
  •  
  • 2014/02/12(水) 18:20:24
116です。

駅前で猫を一匹、県道35号線でおしりが痩せこけた牛を一頭見かけました


富岡駅は津波にやられ駅舎がなくなってしまいました。
瓦礫はきれいに撤去されて、ホーム越しには海が見えます。

当時カミさんとワインを買って帰った駅前の酒屋さんも
津波にやられてしまいました。

駅周辺の線量は0.2〜0.7μSv/h。
5μSv/hあった雇用促進住宅から南に1.5キロぐらいですが、とても低いです。
ここは1Fから10キロくらいですが、近いだけあり、
線量の濃淡の差はとても大きいですね。

さて、もっと驚いたのは楢葉町。
すでに稼働している広野火力のすぐそばなのですが、
民家の居間に津波で流されてきた乗用車が突っ込んだままの状態です。

未だにこんな状態のままだったのですね。

6号線は1Fに行き来する車がたくさん走っているし、
自動販売機ではお茶やコーヒーが販売され、コンビニも普通に賑わっています。
表面上は事故の深刻さを感じられませんが、
ちょっと裏に回るとやはり事態と深刻さが見えてきます。


........つづく

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  • 119
  •  
  • 2014/02/13(木) 10:22:00
学者を使っての避難自治体の復興計画、絵に描いた餅だね。
彼の地での正常な生活は望めません。
帰りたい高齢者を人質に取った帰還計画に見えます。
怖いことです。

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  • 120
  •  
  • 2014/02/13(木) 18:50:33
118です。

ちょっと裏に回るとやはり事態と深刻さが見えてきます。

次は6号線を北から。

再編前は南相馬にゲートがあったのですが、
今は浪江町の南、双葉町との境界線近くまで入れます。

こちらも南ほどではないですが、交通量は多いです。
ただし浪江町は町への立入は禁止。

国道は線量が低いのですが、町内はおそらく高いのでしょう。
サンプラザの近くにあった私の会社は、今は福島市で営業しているし聞きました。


次に南相馬から横川ダム方面へ行きました。
ここは DASH村のある浪江の町の津島地区へ通じる道路で、
事故直後は通れた道です。

ところが今は最後のトンネルの手前で封鎖されていました。
そこでの線量は5μSv/h。

事故のすぐあとに通ったときは線量計がなかったのでわかりませんでしたが、
20μSv/hくらいはあったのでしょうね。



............つづく

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