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  • 2013/03/25(月) 02:57:52.06
坂口は新日においては、いつも猪木の引き立て役。
シンに限らず、トップ級の外人・外敵レスラーとの対戦では、生贄として、
相手の商品価値を最大限に引き出すことが求められていた。
だが、それにしても、シンとの対戦では、必要以上に坂口蹂躙劇が延々と
展開され、子供心にも「坂口、可哀想過ぎだろう!」と思ったものだった。
しかし、それこそが、新日=猪木の思うツボ。
当時NO2の坂口が理不尽に蹂躙されればされるほど、観客の「シン、憎し!」
「猪木、シンをやっつけてくれ!」という感情に火を付け、猪木VSシン戦は
嫌が上でも盛り上がるのだった。
翌週に猪木VSシンのタイトルマッチのテレビ中継をひかえた坂口VSシン戦では、
予想どおり坂口は急所を打たれ、額をカチ割られ、噛み付かれ、血ダルマにされ、
馬乗りになって首を絞め続けられるのだった。
血の海地獄で半失神の坂口をシンがたっぷりといたぶった後、ようやく猪木が登場し、
シンを蹴散らすと、会場は猪木コールの大合唱。
血の海でピクピクと痙攣する坂口を無視して、猪木は観客にシン戦をアピール。
「では、来週のNWF世界ヘビー級タイトルマッチ、猪木対シンの中継をお楽しみに!」
で終わるというパターンだった。

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