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  • 2009/06/15(月) 22:39:45
ソースはギガジン
tp://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090611_fujitsu_10gbps/

富士通が毎秒10ギガビット(毎秒1.25ギガバイト)以上という超高速通信に成功したことを発表しました。

この技術は将来的に「超高速無線LAN」などへの応用が可能であるほか、光ファイバーを
敷設することが困難な地域でのデジタルデバイド(情報格差)の解消に役立つものである
とのこと。

詳細は以下から。
世界初!インパルス無線方式で毎秒10ギガビット超のミリ波通信に成功 : 富士通
tp://pr.fujitsu.com/jp/news/2009/06/11-1.html

このリリースによると、富士通は「ミリ波」と呼ばれる70〜100GHzの非常に高い周波数帯域を
利用することで毎秒10ギガビット(10Gbps)を超える大容量無線通信に成功したそうです。

また、従来は高い周波数で動作する電子部品は使用する部品点数が増えてしまうことから、
装置の小型化や低コスト化が進んでいませんでしたが、部品点数が少なく小型化や低コスト化が
可能な「インパルス無線方式」という超広帯域無線に基づいた通信装置を開発したとのこと。

これがインパルス無線方式のミリ波通信装置
tp://gigazine.jp/img/2009/06/11/fujitsu_10gbps/fujitsu_10gbps.png

富士通はこれにより通信装置の小型化や低コスト化が可能になったとしており、開発された
通信装置は、光ファイバー通信網が敷設困難な地域での基幹回線の代替として適用できるため、
デジタルデバイドの解消に貢献するほか、超高速無線LANなどへ応用が可能だとしています。

なお、今後は無線基幹回線をターゲットとして、2012年ごろの実用システム開発に向けて
フィールドでの試験を重ねていくそうです。非常に興味深い通信技術ですが、今度はHDDや
SSDなどの記録速度がネックとなりそうですね。

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