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  • 2016/10/19(水) 22:59:27.28

でも当時宮さん(宮崎駿)とよくその話をしていたんだけど、「俺たち決して中心にはなれない、主流じゃないよね」って言ってた。
現在宮さんは主流も主流、大王道みたいに思われてるけど、あの人個人は今でも主流じゃないって思ってる。
じゃあ主流って何だという話になるけど、アニメ業界の下意識の世界に漠然とあるものだよ。
何も発言しないけど、どくどくと流れ出て、今のアニメーションにも受け継がれている。
若い子達が求めるもののエートス(習慣・性格)みたいな。
それが現れていたのが『ガンダム』だけど、どうしても宮さんや僕は違和感があって溶け込めなかった。
僕がアニメの世界に入ってから、その頃のアニメの中心が誰かといえば富野(由悠季)さんだったと思うよ。
日本のアニメーションそのものだった時期があるよ。
僕はそういうことは絶えてない(笑)。宮さんもなかったし、高畑(勲)さんはもっと遠い。
僕らは傍系の人間でさ、今まで仕事やってこられたのも、言ってみれば『ガンダム』のお釣り。
『ガンダム』は日本のアニメーションを成立させたよね。富野さんはアニメであることを積極的に引き受けようとしたのかな。
他の監督にそういう人はいなかった。僕も含めて自分の作りたい物を作っていただけだから。
アニメそのものを背負っていこうという覚悟とかを自覚的に持った人は富野さんだけだと思う。そういう意味で敬意は払っている。
作品を好きになれるかは別だけど(笑)。監督個人としては嫌いじゃないよ、富野さんいい人だから(笑)。
僕は『ガンダム』にはものすごく違和感を感じるんだね。僕個人の志向性、戦争とか暴力とかの敷居の上にはあるんだけど。
『コナン』なんてのは自分の抱えている世界とはかなり違うから、素直に入っていったのかもしれないけどね。

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  • 732
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  • 2016/10/21(金) 00:34:44.39
>>731
アニメ作品で思想を主張したのが日本アニメの独自性だったしそれが海外のアニメ制作者に影響を与えたんだと思うが。

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  • 733
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  • 2016/10/21(金) 00:38:25.89
シンゴジラだって現状の日本が抱える色んな問題をゴジラとその襲来に置き換えて
例え話みたいにやってる部分があるのは間違いないけど
そういう論評されると露骨に拒否感示す奴いるだろ?

ある物事のこういうところがいけない、こうするといい、という「例」を
物語の形にして見せるって行為自体が嫌がられる時代なんだろ
かつてそれがメイン役割だったSFはもうファッションとしてしか生きられん

だからもういっそ、そのまんまを見せたれやって

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  • 734
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  • 2016/10/21(金) 00:39:14.68
じゃあ映画でメッセージ性のあるものは作ったらダメなの?
絵なら?本はいいの?音楽は?

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  • 735
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  • 2016/10/21(金) 00:45:58.03
>>733
アニメは「そのまんまを見ることができない」奴の逃避先になってるっていう側面もあるわけで。

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  • 736
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  • 2016/10/21(金) 00:49:29.01
人間ってストレスを受け続けるとそこに意味を見いだそうとありもしない妄想をするんだぜ
ただの模様を神と思ったりな

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  • 737
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  • 2016/10/21(金) 00:49:54.85
>>732
でもそれが政治でもなんでも現在の日本では(もしかして世界も)、本音という名の直接的な表現こそ力を持って、
何でも相対化して茶化す時代に合わなくなってきてる

宮崎の言ってることって時代遅れの老人左翼の郷愁でしかないよね、みたいな
あるいはなんで主張したいことがあるのにわざわざアニメにしてんの?
手間かかった上に伝わってないって馬鹿じゃん、という素朴な感覚主義

だから新海みたいにアニメで説教とか余計なお世話だよね、分かる分かる、みたいな監督が出てきたんだろうし

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  • 738
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  • 2016/10/21(金) 00:52:11.15
なんか
「物語」は作りごとの領域から出てくんな、物語が現実の人間や社会を変化へと誘こうとするような態度は
現実ってもんに対する侮辱だ、みたいな意見を一般の人が言ってるのをよく見るようになった

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  • 739
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  • 2016/10/21(金) 00:54:17.20
>>92
虚淵と押井じゃすげえコアな作品しかできねえよ
馬鹿な信者しか喜ばない

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  • 740
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  • 2016/10/21(金) 01:01:25.02
>>737
新海は新海で、大の男が中坊の頃の初恋を何年経っても忘れられず
「あの日々に心を囚われたまま…都会の片隅で…僕は膝を抱え一人で俯く毎日を送っていた…」
みたいな話をいつまでも延々と作り続けてられるのは凄いなって

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  • 741
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  • 2016/10/21(金) 01:14:38.65
>>733
>だからもういっそ、そのまんまを見せたれやって
園子温とかがそのまま見せたら微妙な評価になっちゃったじゃん

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  • 742
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  • 2016/10/21(金) 01:23:22.18
富野はオタクに勉強しろというから多分本人はそれなりに色んな事を独学したんだろうけど
余計な知識をつけすぎて一本のアニメにまとまらなくなってるようにしか見えないんだよね

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  • 743
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  • 2016/10/21(金) 01:24:05.50
>>50
設定がさりげなくめちゃくちゃハードなSFなんだよな

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  • 744
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  • 2016/10/21(金) 01:27:12.11
自分たちが世の中を支配するまでに君臨していたハゲを犬ハゲがパヤオを使ってむしる構造

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  • 745
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  • 2016/10/21(金) 01:30:58.99
映画はメロドラマでいいよ
搭乗型巨大ロボに女子供が乗ってしゃべりながら戦うような映画にどう感情移入しろと

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  • 746
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  • 2016/10/21(金) 01:43:32.43
>>743
今振り返ってみると“マン・アフターマン”を彷彿とさせるような設定だな。

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  • 747
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  • 2016/10/21(金) 02:18:38.54
>>734
話の本筋からはズレるけど、絵画や音楽が「何かのモチーフを描く」物だった時代に
物語の一場面や、何かの姿を描く事から絵や音楽は自由になれるのか?という運動はあった
現代美術の始まりと言われる

最終的に、デュシャンが便所から外して来た(か新品だったかは忘れた)便器を台の上にゴロリと置いて、
「これは『泉』だ。一見便器に見えるが、便所に設置してないから便器ではない。これをここに置いた俺が泉だと言うのだから泉だ」と、
作家なんて奴等はな、結局のところみんな俺のこれと同じ行為をやっているのだ。あほくさい。と言い放ってチェス選手に転職し、
それ言っちゃったらおしまいだろ、と世界中の芸術家がみんなげんなりするところまで行った

けど、それってメッセージじゃんね?
最初はアートを何物からも自由にする!って始まった現代美術なのに、最終形態は自由どころか意味持っちゃってるじゃんよ
ってところに結局戻ってきた

メッセージを排するという姿勢そのものが何かの意味を持っちゃうから何も描かないのは無理かもね

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  • 748
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  • 2016/10/21(金) 02:23:54.82
>>747
「それを見たものに全く影響を与えない表現、メディア」の研究がなされたって話は聞いたことがないな。

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  • 749
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  • 2016/10/21(金) 02:30:09.16
一生懸命「意味」から脱しようという試みは行われたけど、
結局は新しい表現方法が生まれただけでそっちの試み自体は失敗したね
そう言う事をしようとした時点で何かのメッセージになっちゃうからなあ

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  • 750
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  • 2016/10/21(金) 02:35:29.94
作り手の思想やメッセージの微塵も無い作品観て何が面白いんだよ
小さい子供の見るクレしんやちびまる子ならともかく

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  • 751
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  • 2016/10/21(金) 02:53:27.39
>>747-750
その道の果てにあるものがソシャゲのガチャなんじゃね

俺が暇潰しに遊んでるゲーム、週に2回だけレア程度まで出る無課金ガチャが回せるんだけどさ
それですらあんなに楽しいからな

もう日本人は物語なんていう楽しむのに手間のかかる遊びを選ぶ余裕すらなくなってて
ガチャみたいな直接的な刺激で絶えず脳みそ麻痺させて
寿命が来るまで人生やり過ごすのがベストみたいな時代になってんのかもな

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  • 752
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  • 2016/10/21(金) 02:57:39.48
>>750
とにかく社会学のフィールドに居る奴は
根拠もないのに暗喩だの隠喩だの比喩だのメタファーだの
自分に都合のいい解釈をしてケースワークみたいな解説するのやめろ
だから文系がバカにされんだよ

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  • 753
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  • 2016/10/21(金) 03:05:44.00
>>752
まぁでもさ、その手の評論は話として楽しめるならそれでいいって気はしないでもない
プロ評論家でも円盤の売り上げ枚数とか持って来て「以上!」みたいな事言うバカ居るけど、
ああ言うの見るとわざわざ人前に出て来て、んな資料あれば俺でも出来るような話してねぇで
もっと専門家らしい面白れぇ話しろやって気分にさせられるからな

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  • 754
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  • 2016/10/21(金) 03:06:40.32
>>402
でも、原作より確実に面白い作品になってるんだから
押井に感謝しろよ

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  • 755
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  • 2016/10/21(金) 03:09:19.89
創作とは本質的にそういう性質を持っていて、「良い作品」というのはつまり「単なる暇潰しよりマシな作品」のことを指す
たとえばうる星で今でも記憶されてるのなんかBDぐらいだし、クレしんなら大人帝国ぐらいだろう
そういう作品が必ずしもヒットするかはともかく、ひとたび当たれば大当たりにはなりやすいし、何年経とうが作品について語られたりもする
確かにそういうのは求められてはいるということだ
ところがそうした要素を巧妙に話の中に織り混ぜた作品より、一度見ただけで全部分かってしまうようなものが好まれる傾向になってきていることも間違いない
「シンゴジラはミもフタもない作品だ」なんて言ったらまあ叩かれたもんだ

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  • 756
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  • 2016/10/21(金) 03:27:32.70
ガンダムが日本アニメの本流なのは、ビジネス論からいってもわかるんだよな。
永井豪アニメが売れてもアニメは漫画界の下僕だし、ヤマトが売れても邦画芸能界の下僕。
西崎義展はアニメーターを道具としか見ていなかったしなによりカネ払いが悪すぎる。
宮崎・高畑の元東映動画組はお高くとまっていて、「若い子達が求めるもののエートス」に
寄り添って応える気はさらさらなかった。国民的アニメ作家となったのは90年以降であり
80年代に今のアニメ界の形が形成される過程ではその外にいた。押井の古巣タツノコは
良くも悪くもテレビマンガでしかなかったしな。

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  • 757
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  • 2016/10/21(金) 03:29:11.93
東映動画の大泉も虫プロの富士見台も練馬なのだから日本アニメの中心が練馬であることには疑いあるまい

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  • 758
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  • 2016/10/21(金) 03:42:05.33
あの宮崎ですら一般相手にSFでは天下取れなかったわけだから…
ナウシカでスタジオ即死しかけたくらいだし
もし鈴木が稀代のどっかから金取ってくるマンじゃなかったらラピュタで終わってた

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  • 759
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  • 2016/10/21(金) 03:46:05.74
徳間康快がパトロンとして機能してただけ

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  • 760
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  • 2016/10/21(金) 03:48:21.29
ちなみに宮崎がラピュタを監督した理由は
宮崎がナウシカで稼いだ金で高畑に実写を撮らせたら借金が出来そうだったから。

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  • 761
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  • 2016/10/21(金) 04:00:38.67
日本でSF作品がメロドラマとしてではなくガチでウケた事なんてないんじゃね

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  • 762
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  • 2016/10/21(金) 04:11:15.89
BSマンガ夜話 「虹色のトロツキー」 安彦良和 (2004年)
 http://www.youtube.com/watch?v=uWAlAmsSE5k


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  • 763
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  • 2016/10/21(金) 06:19:24.37
すでにアニメ雑誌があったことも大きかった
富野ってのはトリトンとかザンボットのカントクをやってた奴で掟破りのことをやるんだぞーっていう啓蒙がある程度済んでた
だからおれもガンダム観た

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  • 764
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  • 2016/10/21(金) 08:39:10.64
知ってたけどケンモウすげえ高齢化してるな

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  • 765
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  • 2016/10/21(金) 08:54:05.65
>>763
第1話をリアルタイムで見たおっさんが、冒頭のザクがサイド7に侵入するシーンが射精する程の衝撃だったったって言ってた

実際見てどんな印象だった?

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  • 766
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  • 2016/10/21(金) 09:11:42.26
>>764
そりゃ旧速の後継板だし

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  • 767
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  • 2016/10/21(金) 11:02:38.76
>>662
サイバーパンク運動の中の人たちは大真面目だったのでは?
同運動は20世紀後期の話ですよ、と

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  • 768
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  • 2016/10/21(金) 11:03:47.34
>>669
つまり見抜かれてんじゃーん

ここまで見た
  • 769
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  • 2016/10/21(金) 11:08:43.52
>>726
> まんまを

怠け者だなあ

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  • 770
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  • 2016/10/21(金) 11:13:09.02
>>751
また無駄に主語がデカイな

>>765
いきなり主観の天地がひっくり返っててこれは長浜あたりとは違う、って感じたな

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  • 771
  •  
  • 2016/10/21(金) 11:26:58.28
>>770
これまでのロボットアニメとは違う!
とかは感じた?

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  • 772
  •  
  • 2016/10/21(金) 11:35:18.60
>>771
明らかに違ったよ
説明ゼリフが格段に少なくて

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  • 773
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  • 2016/10/21(金) 11:42:28.36
でもあと知恵で考えると、俺が好きだった世界観の広がりは
カントクと言うよりは脚本の星山・松崎両氏の手柄じゃないかな、と
富野氏が小説書き始めてアニメ本編はセリフで省エネ演出
連発だった頃に思ったな

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  • 774
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  • 2016/10/21(金) 11:47:39.11
>>765
そこまで衝撃は受けんかった
見続けてくうちに引き込まれてはいったけど

ここまで見た
  • 775
  •  
  • 2016/10/21(金) 11:50:35.67
Gレコではウォール街占拠なんかもテーマだったけど、誰一人指摘しなかったのはなんでだろうね

ここまで見た
  • 776
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  • 2016/10/21(金) 11:54:30.65
>>753
エンタメとしての批評ならいいんだけどさ
江川達也みたいなのに金出して掲載して読者に嫌われてなんの意味があんのかと
炎上商売かよ

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  • 777
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  • 2016/10/21(金) 12:01:57.66
>>775
あからさまに資本主義経済とその果ての闘争テーマにしてたな
少し前になるが高橋良輔もFLAGであからさまにチベット独立ネタにしてたし
今の世代のアニメ屋が政治的なテーマをネタにするとしてこんな先鋭的なものを扱うかどうか

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  • 778
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  • 2016/10/21(金) 14:55:54.00
>>754
スカイ・クロラは面白かったですか?

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  • 779
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  • 2016/10/21(金) 14:56:58.19
あれ面白い方じゃなかった?

ここまで見た
  • 780
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  • 2016/10/21(金) 15:50:26.93
>>778
スカイ・クロラの原作は映画より面白かったの?

ここまで見た
  • 781
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  • 2016/10/21(金) 17:00:59.87
>>92
押井だけの作品はダメだなぁって思う
制約がないと、でも嫌でしょう

ここまで見た
  • 782
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  • 2016/10/21(金) 17:04:59.54
スカクロは正直なところ西尾さんのキャラデが受け付けなかった
鬼◯伝よりはマシだったけど
この人も魅力的な大元がないと厳しいカンジ

ここまで見た
  • 783
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  • 2016/10/21(金) 18:08:58.36
>>752
結局大半の批評も監督同士の褒めたり貶したりも
オタクの分析癖も総じて定義もルールも定まってない衒学でしかないんだよな
そのくせ学問ぶりたがるから性質悪い

フリック回転寿司
フリックゾンビ
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