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- 2016/10/19(水) 01:22:10.24
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原田:若者たちの間で、新型うつや自殺率が増えているという悲しい事実からも、彼らは心の底から満足度を高めているわけではないかもしれませんね。
先日、北区・赤羽に住むフリーターの20歳男子にインタビューしました。彼は、数カ月に一度だけ、数カ月間働いて、そこで稼いだお金で残りの日数を地元で過ごしています。
田舎の山の中に派遣され、荷物の仕分け作業などをやるバイトだそうです。案外そのバイトは面白く、満足度は高いようです。
普段は地元に巣篭もる彼にとっては、未知の土地に行って、未知の人たちと触れ合うのは刺激になるようです。
でも、やはり将来不安は大きいそうです。体力がいる仕事なので、いつまでできるか分からないし、バイト代も高くない。
彼は稼いだお金で地元のキャバクラに行くのが好きなようですが、キャバ嬢にも自分の仕事を偽らないといけないのが辛い、やっぱり、フリーターじゃかっこ悪くて言えない、って嘆いていました。
竹中:先ほど言ったように、働く動機付け自体が必要になった時代は、大変です。社会は働く動機付けをさせる段階から、若者をサポートしてあげないといけない。
ただ、もっと期待を大きく持ったら、人生は必ず変わるよ、と若者たちには、声を大にして言いたいです。
こういうことを言っているとね、若い人たちに言われちゃうんですね。「オジサンが偉そうなことを言っている」と。そういうときに、私はいつも言うんです。
「大いに結構。今の若い人たちには、豊かになる自由も貧しくなる自由もある。大いに貧しくなればいい。
そうちに貧しくなるから、必ず。そんな楽をして、今の生活を続けられるわけがない」。こういう厳しさも必要だと思っています
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20120618/1041537/?ST=life&P=5
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