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  • 2012/11/19(月) 21:24:24.58
●過去スレ
今日読んだエヴァ小説を紹介しよう。
http://comic4.2ch.net/test/read.cgi/eva/1054637037/
今日読んだエヴァ小説を紹介しよう。その2
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1083580373/
今日読んだエヴァ小説を紹介しよう。その3
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1100531818/
今日読んだエヴァ小説を紹介しよう。その4
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/eva/1116130585/
今日読んだエヴァ小説を紹介しよう。その5
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/eva/1122748540/
今日読んだエヴァ小説を紹介しよう。その6
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/eva/1126101899/
今日読んだエヴァ小説を紹介しよう。その7
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/eva/1131808205/
今日読んだエヴァ小説を紹介しよう。その8
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/eva/1154867130/
今日読んだエヴァ小説を紹介しよう。その9
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/eva/1172049881/
今日読んだエヴァ小説を紹介しよう。その10
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/eva/1189398502/
今日読んだエヴァ小説を紹介しよう。その11
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/eva/1238488928/(鯖移転に伴いdat落ち)
今日読んだエヴァ小説を紹介しよう。その12
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/eva/1280673278/
今日読んだエヴァ小説を紹介しよう。その12
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/eva/1280673278/
今日読んだエヴァ小説を紹介しよう。その13
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/eva/1327243016/
●過去スレはここで
Moscow Mule : エヴァ小説感想・紹介スレッド過去ログ倉庫
ttp://www14.atpages.jp/evaffrss/#eva_a

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  • 2012/12/03(月) 12:57:01.66
クロスオーバー自体読む価値のないジャンルだろ

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  • 2012/12/03(月) 13:12:55.77
元ネタ全部把握してるけどあれは駄目だった
Q´ぐらいエヴァが芯になってないと辛い

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  • 2012/12/03(月) 20:28:00.89
元ネタはフルメタくらいしか知らんが普通に読めてる。
まあ本当は『ASUKA』の続きを書いて欲しいけど。

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  • 2012/12/03(月) 20:33:25.42
まあ読めてる、読んでるだけで、内容は余り理解してないが。

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  • 2012/12/03(月) 21:16:11.81
久々すぎてどこまで読んでいたか忘れてしまった
また読み直すか

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  • 2012/12/04(火) 00:06:38.69
>>18
童貞
>>19
非童貞
>>20
非童貞
>>21
童貞
>>22
童貞
>>23
素人童貞

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  • 2012/12/04(火) 06:20:23.05
誕生日記念を語ろうぜ

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  • 2012/12/04(火) 14:23:52.24
アスカの誕生日だっけか
VIP系小説は流行ってるんだけどねぇ

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  • 2012/12/04(火) 19:33:34.54
なにそれ?

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  • 2012/12/04(火) 19:53:19.22
>>27
キャラの応答だけで進んでいく極単純なSS
勿論質に期待してはいけない

ニュー速VIP板にいけば見れるけど、すぐに落ちたり作者が逃げ出したりで禄に見れないから
まとめサイトとかを使うのが便利、だけどアフィ系サイトしかない
例えば下のようなサイトとかでまとめられてる
http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/archives/cat_32320.html
勿論アフィ系まとめサイトでところどころに地雷が仕掛けられているから注意
アフィ踏んだところでムカッとするだけで何かに感染するわけじゃないけどね

こういうのが今の流行りみたいでちょっとがっかりしてる
まぁ読むんだけどね

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  • 2012/12/04(火) 19:53:27.38
綾波さんがシンジとメール始めたら、文章だけはリナレイ状態ってのがあったような気が。

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  • 2012/12/04(火) 20:27:04.05
ケータイ小説みたいで読む気しないわ

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  • 2012/12/05(水) 09:37:38.63
携帯小説って読んだことないんだがおもしろいのけ?

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  • 2012/12/06(木) 19:34:30.82
おっGOROUTA更新しとる

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  • 2012/12/07(金) 20:26:13.02
まとめサイトには毎日のようにLASうpされてるけど
このスレでは認められないん?結構秀逸な作品もあると思うんだけど

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  • 2012/12/07(金) 20:36:45.82
嫌がる人は嫌がるからどうなんだろうな
専用スレ作ってやるのが無難なのかもな
最近のVIP系SSは量も多いから需要ありそうだし

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  • 2012/12/07(金) 20:43:02.69
別に認めないってことはないだろ
どうせネタもないようだし

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  • 2012/12/07(金) 20:58:39.08
認めないっつーか興味がない派

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  • 2012/12/08(土) 19:28:52.04
地道にイタモノスレテンプレ読破中…
そろそろ終わりも見えてきているのにリンク切れが多いのが残念なのだけれども、気を取り直して本日はこちらを。

>「北風」

幼なじみの同級生である美少女アスカのことが最近妙に気にかかるシンジ少年。
当たって砕けろという親の激励?に背中を押され、その年の彼女の誕生日についに告白…そして、見事に撃沈。
だがそれは彼にとって、長い長い努力の日々のスタート地点に過ぎなかった…

いわゆる学園系と言うのだろうか、例によって奥手でちょっと天然なところがあるシンジ君の長い求愛の物語。
とにかく心身ともに自らを磨く!磨く!磨き上げる!そしていつかはあの娘を振り向かせてやるのだ!
その果てしない情熱によっていつしか周囲もうらやむハイスペックを誇る身になった時、長年の念願ついに叶うのか?!
と言いながら結局願いは通じなかったと言えばこのスレの範疇なんだろうけど、この話ではアスカも最後は折れてしまうわけで。
読み終わって普通のLASものに見えるのに何故これがイタモノテンプレ入り?と思っていたら、どうやら後書きにその答えが。

>今回のテーマは、『一途な愛』です。(あと、女の子に「都合がいいシンジくん」)
>ちょっと方向を間違うと、ストーカーになってしまう所ですが、シンジ君は見事アスカさんのハートをゲットしました・・・
>ま、正確に言うと
>「シンジ君の想いに、アスカさんが妥協した」
>んですねぇ。

ああなるほど、確かにそういう風に考えれば世のモテナイ男衆目線で見てかなりイタイ話だったかも知れないとようやく納得。
カプものの痛さってやっぱりちょっと難しいと改めて感じた今回の物語だったかなと。

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  • 2012/12/08(土) 22:30:14.19
それは途中でアスカがほかの男と付き合ってる=アスカたんの処女はシンジきゅんのものという
童貞LAS人の一番痛いところをついているからイタモノなんだと思うぞ

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  • 2012/12/08(土) 22:31:39.52
痛さってほんと人それぞれだよな

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  • 2012/12/10(月) 06:03:28.91
必死に頑張った甲斐あってアスカの妥協を勝ち取れたよ
作者も小馬鹿にして嘲笑ってくれているよ
ヨカッタネシンジクン

ハァ
ダルイナー

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  • 悪食
  • 2012/12/11(火) 23:10:32.83
 物語の外から見ていると違和感があるのに、物語の中の人達は平然としている。そんな違和感の原因をちゃんと解説してくれると色々とありがたく感じてしまう。

 Migrainettp://migraine.mine.nu/migraine/ Migraine(連載中) 作:163の中の人

 このサイトの作品は基本的にTS物、性別反転物ばかりであり、主人公の碇シンジも性別は当然のように女なのである。
 それなのに、なぜシンジなのか? そんな違和感のある設定の原因は物語の中でちゃんと物語られる事になるのだが、それにしても違和感がすごい。作中に無理に性別を変える展開なTS物は見たことがあったが、最初から女なのにシンジという名前なのは流石に他に知らない。
 そんなシンジちゃんの中の人はお約束ともいうべきか、ジェンダーが男の子なシンジ君になっており、なぜ自分は男のはずなのに女なのだろうとギャップにドギマギしてるといった状態で物語はスタートする事になる。
 生まれる時から女なのになぜジェンダーが男なのか? 慣れてるはずの事にまで慣れてない風なのは何故なのだろうか? そんな細かい部分すらも伏線になっている点が、他の単純な萌えをテーマに作品とは一線を画している。
 シンジの性別が女なためにシナリオの方も当然のように変わってくるのだが、子供たちが全員同性なために恋愛的な要素を排除出来ている点も面白い。
 そんな色々普通ではない物語なのだが、中身のほうは萌えよりも燃えに大幅に偏った配分になっており、それこそ、身も心もガリガリと削られながらボロボロになりながら戦い抜いていく鋼鉄製の心を秘めた乙女といった表現がぴったりくる内容なのである。
 新劇のように使徒戦を幾つか省いてしまっているが、それをしなくては主人公が削られて過ぎて死んでしまうと感じてしまうほどなのだから内容のほうは推して知るべしといった所か。
 終盤に向かうほどに物語は息苦しさを増してくる物語構造になってはいるのだが、それと同時にそれまで違和感を感じていた部分に答えも与えられていく事になるので読み進む原動力になってくれているのかもしれない。
 まだ更新が続いている点、もう最終章に入っている点などを考慮して紹介してみた。読んだことのない人でTS物に抵抗がない人は是非一回読んでみて頂きたい。

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  • 42
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  • 2012/12/17(月) 23:30:37.05
最近昔のお話しを読んでたので、せっかくだから感想を書こうと思う。長文申し訳ない。

おにあら 「少年少女」

いわゆるafterEOEもの。あれから10年たった二人、というものだ。
シンジをとりまく現在は酷く優しい世界だ。愛する妻がおり、親友だったトウジとヒカリは結婚し、ケンスケは夢をかなえている。
ネルフの面々も大人として責務を果たそうと努めている。
しかし、そんな彼の世界を揺るがす一大事。過去の象徴であり、未だ決着できていないアスカの帰国。
優しい現在と、逃れられない哀しい過去との対峙からくる現在の不安定さの露呈が分かりやすく、
シンジのみならず、ある程度成長して過去に対してそれなりに向き合えているアスカの心情も丁寧に描写されており、好印象だ。
タイトルの「少年少女」というのも、シンプルであるが示唆的であり、余韻がある。

この話しは要するに
>『もし、10年後に再びアスカと出会えることを、あの時知っていたなら、僕は今どう生きていただろうか?』
とのシンジの独白にすべてが集約されている。
アスカはドイツに帰った。二度と会えない。隣には母の面影を感じさせる儚く可憐なレイがいる。だから――という前提が覆ったときに過った想い。
連載当時はさっさと会って話せばいいじゃねぇか、それで解決するだろ、どうせ、と思っていた。
しかし、今読み返すと、もう戻らない日々、あったかもしれない選択、それをよしとさせない現在の現実、というシンジの逡巡に共感させられる。
漫画版設定かは不明だが、試験管ベイビーのアスカが同じ方法で子どもを作ったと考えると、アイデンティティの喪失という負の循環も罪深く、根深い救いのなさを惹起させる。

アスカが帰国してシンジと出会い、これから話しが本格的に進むか…というところで未完となっているのが非常に残念だ。
まぁ、この書き方からすると、シンジとアスカはお互いがお互いを想いつつ、結局はシンジはレイと、アスカは子どもと生きていくことを選択するという結末なのだろうが。
シンジとアスカの成長とはつまりお互いの執着を発展的に解消させること、という筋は、この時代(1999年ころ)によく見られたものであり、前原氏等が代表的だ。

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  • 43
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  • 2012/12/18(火) 00:14:06.01
でも発展的に解消させちゃうとイタモノ扱いされちゃうんだよね…

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  • 44
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  • 2012/12/18(火) 00:34:15.73
二つ目。長文申し訳ない。

メリー  「過去よりの使者」

著名な作なので、既読の方も多いだろう。
最近ではあまり見られない、本編に時間軸をあてた話しだ。
使徒戦の中途、シンジたちの前に、シンジの幼馴染が転校してきて…という筋書き。ベタといえばベタであるし、王道といえば王道だ。
しかし、王道が王道なのは、それが魅力的であるからであり、この話しもまた、魅力的である。

書かれた時代(1997年)を併せ考えると、謎の使徒と美少女転校生と過去をうまく織り交ぜた筋はゲームの『新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression』を彷彿とさせるし、
ヒロインの澪の人物造形は『鋼鉄のガールフレンド』のマナを思い出させる。
あえていえば、2nd Impressionのストーリーを基調に、マナとアスカなど人物設定は鋼鉄のガールフレンドをぶちこんだ、というところか。酷く個人的な感想なのだが。
シンジが格闘の達人であったり、澪の父が酷薄でシンジを実験動物扱いしており、それが彼のトラウマであった、
などごく初期からエヴァSSのフォーマットはある程度完成していたと改めて感じさせる。
古典とも呼ぶべき領域の作品だが、時の経過を耐えた作品というのはやはりそれだけ魅力的である。

>『今以上のことを求めたら全てを失うことになるかもしれない。でも、求めなければ失うことはない。』
と考えて自分の居場所であった澪を異性として受け入れられなかったシンジ。
それは澪にとっても同じであり、居心地のよい関係に終始していた二人は、傷つけあうけれどもその分理解が深まり得る、という関係にはついに至らなかった。
ただ並行して進む線は、いつまでも交わることがないのである。

最後の澪の『さようなら』に込められた想いも、分かりやすく綺麗な形でおさまっており、風呂敷畳みとしては申し分ない。
良質のテキスト、というと皮肉になるが、この話しはシンジがすでに成長してしまっており、それを澪の想いを通して確認する、という筋立てなので、
そこにある状態を切り取って確認しただけ、という意味合いで、予定調和で上質な話しである。
過去よりの使者のみならず、慟哭のも刻もきちんと完結しており、安心して読める。
だからでないが、なんというか、とりたてた驚きはないが、毎回きちんと感動できる浅田次郎のような作者だと思う、個人的に。

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  • 45
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  • 2012/12/18(火) 01:23:28.58
新規の紹介者さん?
乙です

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  • 46
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  • 2012/12/18(火) 01:39:37.86
三つ目。感想を書くというのもなかなか面白いものですね。

瀬戸来海  「A bird is flying」

いわゆるEOEではないafterものである。最後の使徒との戦いのあと、高校で部活や勉強に励み、シンジと恋人になり、現状にある程度満足しているアスカ。
しかし、彼女にはドイツにいる両親との精神的な溝が埋められていなかった。
そこで――という筋だが、子どもの成長というテーマを内包するエヴァSSは、アスカについても親子関係の相克がよく扱われる。

アスカにとって、両親との不仲はゲンドウとある程度和解したシンジと比べて劣後すると感じさせる要素であるし、人間関係の根本である親子関係がうまくいかないことは、
いずれシンジとの不仲及び自分の根本の不安定さにつながっているとされる。
そんなアスカのトラウマである父親がアスカを精神的にレイプし続けていたとの過去は、幼少期の精神的レイプにより性と肉とが矛盾し、沈殿した想いが精神と肉体を蝕むという
村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」を彷彿とさせる。
故に、アスカが精神的に病み、他の男と寝なければ仕方ない状況になってしまい、耐えかねたアスカが身を引き別れてしまう、というところまで書いてほしかった。
それが無理なら、肉体的性的に虐待していたとの方が分かりやすかったであろうし、その方がラストの『籠の中の二匹の鳥』とのくだりもすっきりしたはずだ。
もっとも、「二人の補完」のケンスケとアスカのラブホテルインに代表される当時の剃刀メールを思えば、そこまで作者に求めるのは酷か。

しかし、この手の話しを読んでると、福田和也が嘆くように、物語が幼少期の克服しかないのか、と言いたくなる気持ちがちょっと分かる。
父からの決別として実父に会いに行くというのは手段として首を捻るし、方法としても父を訪ねて三千里を実践するというのも…。
河合隼雄の「こころの処方箋」曰く、不良少年は実は意外と「悪い奴」ではないし、そんな少年が涙ながらに「母親が怖かった」、と独白したからといって、
非行の原因を母親とすぐに決めつけるのは素人だ、という。
この話はそういう意味合いで、根底が短絡的に過ぎるのであり、それがシリアス度に反比例するようなすわりの悪さを感じさせてしまう。
しかし、基本的には上質なシリアスものであり、個人的に好きな話しである。

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  • 47
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  • 2012/12/18(火) 02:06:39.15
>もっとも、「二人の補完」のケンスケとアスカのラブホテルインに代表される当時の剃刀メールを思えば、そこまで作者に求めるのは酷か。
あったな、そんなのw
当時から筋金入りのLAS厨だった俺でもあそこら辺の騒動には閉口したのを覚えてるよw

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  • 2012/12/18(火) 13:51:48.35
>シンジとアスカの成長とはつまりお互いの執着を発展的に解消させること、という筋は、この時代(1999年ころ)によく見られたものであり、前原氏等が代表的だ。

あまり時代時代の流行って考えたことなかったな
前原氏って頬杖のこと?あれも発展的って言われるとなんか違和感あるけど
他に主だったのでおすすめのがあるのかしら

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  • 49
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  • 2012/12/18(火) 13:57:05.66
割と流行り廃りが分かりやすい界隈だったような気がする

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  • 2012/12/18(火) 16:12:23.91
そもそもそんな大昔から継続して読んでる人間もどれだけ残っているものだろうかと

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  • 2012/12/19(水) 22:18:28.82
俺はSSってモノに気づいて2000年に読み始めたけど、
そのときにはもう作品数とかは折り返し地点過ぎてた気がする。
評判の良かったところの更新停止が出始めたり、97年作品とかが既にぽつぽつと
読めなくなり始めていた記憶が…。

逆行物がこの辺りからだったんで、2ch含めた界隈の盛り上がり自体のピークは、
あとほんの少し先だったと言えるのかも。
そしてその先、新作数的に明らかな衰退期に咲いた徒花、最低系のお祭り(空)騒ぎへw

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  • 52
  •  
  • 2012/12/19(水) 23:13:10.18
ニフティ消えたのいつだっけ?
メゾンもクリギルも終わって一気に気持ちが離れたわ

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  • 2012/12/20(木) 00:03:56.87
めぞんとかEPIとか後期は投稿作の質がとんでもなく落ちてたしな。
あれじゃ管理人のやる気もなくしちゃうよw

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  • 54
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  • 2012/12/20(木) 00:05:02.60
エピの最期は無惨だった・・・

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  • 2012/12/20(木) 22:25:07.48
私はエピを閉鎖されて何年も経ってから知ったんですが(2年ほど前)
ターム氏は完全に活動停止してるんですか?
人気の巨大サイトだったそうですのでどこかで活動してて欲しいんですが

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  • 2012/12/20(木) 23:51:32.96
エピと共に完全に消息を絶ったはず。めぞんの人は閉鎖直後はエヴァ板に降臨もしてたけどもう消息不明だね。

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  • 57
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  • 2012/12/21(金) 09:01:24.89
感想メールとかも送っても連絡つかないのかな??
今試しに感想メール送ってみたけど返事あるといいな・・

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  • 58
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  • 2012/12/21(金) 20:13:59.37
返事あったら教えてくれ

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  • 59
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  • 2012/12/21(金) 23:23:08.39
>>58
らじゃ

ここまで見た
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  • 2012/12/22(土) 22:18:16.71
>>58
ダメだった。メール届かない

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  • 61
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  • 2012/12/24(月) 20:25:12.12
お、まだこのスレ残ってたか
まとめサイトに乗ってるような軽い感じの小説も読んでみると面白いの結構あるねぇ
昔とは確かに違う感じだけどあれはあれで気軽に読めていい
往年の作家さんが焼けぼっくいに火がついて書いたか?みたいに思えるのもあるな
Qの後だからか、昔でいうLAS気味のが多いな

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  • 62
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  • 2012/12/25(火) 02:26:24.22
台詞だけのキャラコメを小説といっていいものかどうか分からなけど
アレはアレで一つの文化なのかなって割り切って楽しむのが吉と
最近さとりました。

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  • 63
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  • 2012/12/25(火) 08:33:53.31
Qと言えばみんなこんな顔( ゚д゚ )してるって聞いたけど創作ネタ的にはどうだったの

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  • 64
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  • 2012/12/25(火) 22:44:17.99
アスカの内面を掘り下げる話とか

戦闘にあけくれ、
年相応の女性として見てもらうこともできないから恋愛も成就せず、
近づくのは中学生くらいガキかロリコンまがいの男ばかり
鬱屈と欲求不満で任務の時以外は、部屋にこもり酒に逃げる毎日
そんな28歳の日々

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  • 65
  •  
  • 2012/12/26(水) 23:25:49.02
目覚めたのが14年前とは限らないぞ

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  • 66
  • 悪食
  • 2012/12/28(金) 02:10:36.86
 物語が物語らしく進行していくためには様々な切っ掛けや出来事……。いわゆるイベントの進行などが必要とされる訳だが、往々にして、それらイベントの連発具合が不自然に感じられる点が論じられる事はないのだろう。
 なぜならば、それこそが“物語上の必然”であるのだから。

 四国の参愚者 Web Sitettp://www.3fools.com/ 窓に映るは明日の影(全14話) 作:尾崎貞夫

 この物語はエヴァのキャラを使ったオジリナルの学園物であり、内容的には若干ミステリアスなホラー風味な味付けになっている。
 ストーリーラインの中心には王道なラブコメ風味の学園恋愛物(LAS)が据えてあるのだが、その外側を本筋のストーリーを“演出”してみせている別のストーリーで包んでいるといった二重の物語構成になっている。
 そういったトリックの効いた物語であるので、何が真実で何が虚実であるのか、演出の見せ方の妙によって本作の場合には現実と虚構の境界線が曖昧になってしまっており、それが魅力を増すスパイスにもなっているのかもしれない。

 そんな不思議な物語の中でシンジはとある出来事によって一人の少女との関係を深める事になり、それが結果として色々な物を自分の都合の良い方向に向かわせる結果となっていくのだが……。
 そんな、あちらこちらに綻びの垣間見えるイベントの数々は一度疑いを持つと何から何まで怪しく思えてしまうのかもしれない。
 果たして、何処から何処までが現実にあったことで、何処から何処までの記憶が真実なのか。そして、真実は何処にあるのか。さらに言えば、その真実とやらは、現実にあった出来事なのだろうか。
 そんな全ての出来事と記憶が捻じ曲げられた虚構でないと誰が言い切れるのだろうか……。

 この何処までが現実で何処までが虚実なのか、ひどく曖昧で。それだけに魅力的な物語を、未読の方には是非オススメしてみたい。

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  • 67
  •  
  • 2012/12/29(土) 20:57:40.36
>>66
その作者さんプロのシナリオライターではなかったっけか

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  • 68
  •  
  • 2012/12/30(日) 00:34:21.52
プロでもエヴァの小説書いてる人結構居たと思うが

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  • 69
  •  
  • 2012/12/30(日) 21:48:27.09
尾崎氏の作品は皆レベル高いですよね
久しぶりに読み直したよ

砂時計アラームタイマー
フリックゾンビ
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