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  • 72
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  • 2017/04/12(水) 20:42:03
> この研究で免疫細胞と制御性T細胞のバランスが
> 崩れることから起こる炎症性腸疾患の治療に
> つながる可能性があるという。

きょうの北日本新聞28面左中ほどから。県立大の講師が
若手科学者賞を受賞したという記事のラスト。

読んでいく途中、この研究で何かのバランスが崩れる
のだろうか、そのため炎症性腸疾患が起こってしまう
のか、なんちゅ迷惑な研究や、などとつぶやいてしまい
かねない。
それに、なにが炎症性腸疾患の治療につながるのかは、
最後まで読み切っても判らない。文の頭から読み返し、
「この研究で」が「この研究が」であったというオチに
なるわけだが、めでたいニュースなのに残念。

なお実務的には引用の直前の文の末尾が「〜を発見した」
なので、次の文では「この研究が」であっても省略して
いれば何ごともなかったはず(二段落ち)。

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  • 73
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  • 2017/04/13(木) 20:47:53
> 至高の美 搬入続々
> 県民会館 開幕へ大作飾り付け

> 彫刻部門の会場では、美術運搬会社の
> スタッフが梱包を一つづつ丁寧に解き、
> 〜や〜などを飾り付けた。

きょうの北日本新聞30面右下から。日展富山展の
作品搬入の記事で、上が見出し、下は本文から。
共通して気になるのは「飾り付け」。
作品を買った人が自宅に「飾り付け」る分には何も
問題は無い。その人にとって自宅が主、作品は「飾り」。
そういう種類の作品もあるだろう。

だが日展には「飾り付け」る感覚でない作品もある。
https://www.nitten.or.jp/exhibition/03/407.html
北日本新聞社が日展の作品は「飾り付け」る類いの
ものだと主張したいんなら、それは自由だが。

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  • 74
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  • 2017/04/14(金) 19:25:53
> 感性共鳴する空間に
http://webun.jp/item/7360521
きょうの北日本新聞38面左下から。日展富山展の
記事の見出しだが、本文を読むと当の日展の奥田
理事長の要請は「作家が情熱を傾けて制作した
1点1点を見てほしい」。
共鳴だの空間だの言ってはいない。

また概要部分に「色や形のバランスを見ながら
作品の配置を指示し、感性が共鳴する美の空間を
整えた」なんてあるが、実際の配置の指示は、
「テーマや色合いが似た作品が隣り合わないよう
入れ替えを指示した」(日本画部門)とか、
「作品の間隔や照明の明るさを細かく調整した」
(他の部門)。その程度。

「感性が共鳴する美の空間を整えた」なんてのに
相当する配置の指示は、記事中には存在しない。

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  • 75
  •  
  • 2017/04/15(土) 21:04:05
> 射水のサクラマスを選んだ理由は、安全性が
> 高く生食が可能で、成魚になるまでの期間が
> 1年8カ月と短いことだという。

きょうの北日本新聞31面右上から。JR西日本が
射水市とサクラマスの販売・PRの連携協定を
結んだ件。
成魚になるまでの期間が短いことを、それ単独で
理由の一つとしている。しかしそれ、JR西日本に
何のメリットがあるのだろう?
KNBの説明(2017/04/14 17:53 現在)だと、

> 出荷サイズまでに成長するのが1年半ほどで
> 天然物より1年ほど早く、寄生虫が付きにくく
> 新鮮な生の状態で食べられるということです。
http://t.knb.ne.jp/news/detail/?sid=14524
生育期間が短いのは、寄生虫が付きにくい理由の
一つ。「理由の理由」と直接の理由をごっちゃに
していたのでなかろうか。

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  • 76
  • 直冷
  • 2017/04/15(土) 21:18:11
>>75補足
"射水のサクラマスを選んだ理由は" でgoogle検索
したら、その辺りの原文が表示された。「"」は半角。

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  • 77
  •  
  • 2017/04/15(土) 22:25:17
富山の新聞ネタ by 直冷
> 清らかな水で育てられ寄生虫が付きにくいことなどから
> 「べっ嬪(ぴん)さくらます うらら」と名付けた。

>>75の引用文の直前の文。「清らかな水」って何じゃ、
神主がお祓いした水か、なんてツッコミしたくなる。
この名付けの理由、
> 漁獲量が少ないという希少性に加え、陸上育ちで寄生虫が
> 付きにくく新鮮なまま生で食べられる「特別品」に仕立てた
> ことや、伏流水と富山湾の水深100メートルから汲み上げた
> 海水という2種のきれいな水の中で「美しさ」に磨きをかけて
> 育ってきたことから、2つの意味を込めて「べっ嬪さくらます」と
> 名付けました。また、「のどかでおっとりとしたさま」、「晴々と
> して楽しそうな様子」という意味を持ち、「春」を連想させる
> 「うらら」という言葉が、サクラマスの大切に育てられた様子と
> 立派に成長して晴れ舞台を迎える姿にふさわしいことから、
> 愛称を付けております。
http://www.westjr.co.jp/press/article/2017/04/page_10321.html
JR西日本の説明は長いのだが、この中から、よりによって
「寄生虫が付きにくいこと」をピックアップしてしまう神経、
これもどうかと思う。

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  • 78
  •  
  • 2017/04/16(日) 20:58:59
「クマの捕獲活動をしていた石川県猟友会
 金沢支部メンバーの〜」
「猟友会の約30人でクマの駆除のため
 入山していた。」

どちらも今日の北日本新聞30面左下の記事から。
医王山で石川県猟友会の人が、クマに逆襲された件。
クマの駆除のため入山し、何かの事情で目的を駆除から
捕獲に変更したのだろうか?

く‐じょ〔‐ヂヨ〕【駆除】 の意味
[名](スル)害を与えるものを追い払うこと。
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/61371/meaning/m0u/

ほ‐かく〔‐クワク〕【捕獲】 の意味
1 動物などを捕らえること。いけどること。
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/203240/meaning/m0u/

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  • 79
  •  
  • 2017/04/17(月) 20:01:15
> 県によると、土砂交じりの水を排水用パイプで
> 処理しきれなくなったことや、気温上昇による
> 雪解け水の増加が原因とみられる。

きょうの北日本新聞30面右下から。利賀の地滑り現場の
泥水流出の記事で、引用はその泥水流出の原因の記述。
これ、
「気温上昇による雪解け水の増加のため、土砂交じりの
 水を排水用パイプで処理しきれなくなったことが原因」

こう書いてあれば引っかかることはないのだが。それで
いけない理由があるのだろうか? あと「〜によると」と
文末の「みられる」の併用も、やや難あり。

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  • 80
  • 直冷
  • 2017/04/18(火) 06:12:29
>>79その後
> 今回の地滑りで、これまで使っていた排水パイプが、
> 詰まってしまいました。
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20170417155353

チューリップテレビのサイトで見て謎が解けた。
「土砂交じりの水を排水用パイプで
 処理しきれなくなったこと」
のは事実でも、そういうことは2番目に書く原因の
雪解け水の増加によっても起こる。紛れないよう
「使っていた排水パイプが詰まったこと」
と書いてほしい。
(パイプが詰まったのも結局、雪解け水の増加で
 今回の地滑りが起きたためのようではあるが)

お絵かきランド
フリックラーニング
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