■□福井県のスレッドPart15■ [machi](★0)
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- 2011/08/20(土) 12:35:54
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4.2 考察より
しかし,“理科は生活の中で役に立つ”と“科学(理科)を使うこと
が含まれる仕事がしたい”については,全国平均を下回っていた.特に
後者については,“強くそう思う”,“そう思う”の合計は全国データ
とほぼ同じであるが,“全くそう思わない”が全国データ32%に対し
福井県45%と13 ポイントも上回っており,理科的な仕事を職業とする
ことを全く考えていない中学生が全国に比べてかなり多いことが示された
5. まとめ
意識調査の結果,全国と比べて福井県の児童生徒は理科嫌いとは
いえないが,理科離れについては着実に進行していることが明らかに
なった.理科離れが全国より深刻化している原因として,科学を強く
意識させる産業が県内にあまりない,科学館や企業の展示館などが
全国より少ないことなどが,研究会の教師から指摘された.今後の
研究の方向を考える上で留意すべき指摘であろう.
1. 企業連携グループ
理科離れが全国より深刻化している原因として,科学を意識させる
就職先が福井県内にあまり目立たない,科学館や企業の展示館などが
全国より少ないことなどが,研究会の教師から指摘された.しかし,
福井県内にも様々な科学技術を使って我々の元に製品を届けている
企業は多数存在する.このグループの目標は,企業から届けられる
身近な製品が,実は教室で学ぶ理科の延長線上にある科学技術に
よって考案され造られたものであること,そして福井県内にも
そのような企業が多数存在することを実感させる授業を展開する
ことである.またこのような身近な製品の教材化を通じて,
科学に対する不信感を解消することも期待している.
そんなことで福井県は県を上げて取り組んだと。
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