【安食、やすぐい?】 千葉県印旛郡なんでもスレ Part-3 [machi](★0)
-
- 30
- 2009/11/14(土) 00:47:47
-
前スレ(Part-2)の>>262で、
印旛村・本埜村を「むら」と読むのか「そん」と読むのかの話題が出ていた。
結論から言うと、両方とも「むら」読みが正しい。
つまり、「いんばむら」「もとのむら」であるが、
ちまたでは、「いんばそん」「もとのそん」と呼称する人々が多い。
茂原市に隣接する長生村も、「ちょうせいむら」が正しいが、ほとんどの人は
「ちょうせいそん」と呼称している。
地方自治法第3条では、「名称は従来の名称を使用する」と規定しており、
総務省では、「むら・そん、まち・ちょうを決めるのは各自治体。明確な理由はない」という。
全国的に「そん」読みの自治体は、中国地方以西に集中している。
沖縄地方の「そん」の由来は、本来、集落としての「村(むら)」のうえに、
「間切」「島」という行政区画があった。
1908年に沖縄で、特別町村制が施行された際、間切と島が自治体としての
「村」とされ、それまでの「村」は字(あざ)にされた。
そこで、従来の村と区別するために、自治体の方を「そん」と読むようになったという。
-
- 31
- 2009/11/14(土) 00:49:36
-
そこで、都道府県ごとに
「まち」か「ちょう」か、「むら」か「そん」かをまとめてみた。
東日本は「まち」「むら」読みが多く、西日本は「ちょう」「そん」読みの自治体が多い傾向。
◎すべて「まち」読みの都県。
関東全域・富山・新潟・福島・大分
◎すべて「ちょう」読みの府県。
近畿全域・四国全域・岡山・広島・山口・鳥取・
愛知・岐阜・三重・福井・長崎・宮崎・鹿児島・沖縄
◎「まち」「ちょう」混在県
岩手・宮城
◎圧倒多数が「まち」読みの県 ▼かっこ内は県内唯一「ちょう」読みの町
青森・秋田・山形(河北町)・長野(阿南町)・石川・福岡(遠賀町)・熊本
◎圧倒多数が「ちょう」読みの県 ▼かっこ内は道県内唯一「まち」読みの町
北海道(森町)・静岡(森町)・山梨(富士河口湖町)・島根(川本町)・佐賀(江北町)
●すべて「むら」読みの都道府県。
北海道・東北全域・関東甲信越全域・東海全域・北陸全域・近畿全域・島根・高知・福岡・大分
●すべて「そん」読みの県
鳥取・岡山・徳島・宮崎・沖縄
●「むら」「そん」混在県
鹿児島
●「村」が存在しない県
栃木・石川・福井・静岡・三重・滋賀・兵庫・広島・山口・香川・愛媛・佐賀・長崎
(いわゆる平成合併までは、兵庫・香川のみが「村無し県」だった)
このページを共有する
おすすめワード