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  • 101
  •  
  • 2011/03/29(火) 21:35:56
>>100
大局的にはおっしゃるとおりで、軟弱地盤地帯です。
1の谷、2の谷、3の谷を埋め立てて宅地化したり、深い泥田を埋めて宅地化しましたし、
検見川神社脇には土地改良区の工事で活躍した揚水ポンプがご神体として祀られている程酷い軟弱地盤ではあります。

で、今回の地震での現実の被害を拾いますと、真っ先にズブズブになったかと心配された瑞穂には噴泥が見られず、
圧倒的に埋め立て地が被害で、検見川地区で被害が特に集中したのが2〜3丁目境界道路付近。
ここは100年程昔の埋め立て地でした。

更に海浜幕張の埋め立ては特殊な工法が使われズブズブなんです。
花見川を印旛沼の放水路にするために柏井付近の山を削って水路を作りましたが、その大量の土砂を
工事用鉄道を引いて、現総武線橋梁北側のピットまで運んで、ここで川の水を加えて泥をつくり、
そこから埋め立て地まではパイプラインでポンプで圧力を掛け流体として送り、囲いの中に沈殿させて埋め立て地にしましたから、
長いことズブズブの泥濘地で人が入ることもできませんでした。

 そういう水だらけの泥濘地を開発したんで、元々液状なんで、地震の液状化被害も極端なんです。
地盤改良や深い杭打ちなど到底できない戸建て分譲地にはできなかった基本的な理由は、パイプ送泥式埋め立てだからでしょう。
そこが、地学上の分類を卓越した激しい液状化被害が出た理由ではないでしょうか。

ここまで見た

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