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  • 2013/09/15(日) 14:13:42
横須賀市の津波避難ビル行政がまったくお粗末極まりない状況であることは、知る人ぞ知る事実である。津波浸水域予想面積が県内で一番広いのに、現在5か所しかない。危機管理課は委員会において、とうてい納得できない理由を説明している。つまり、横須賀市は高台に恵まれているので、そちらに逃げれば良い、という旨を述べているのだ。しかし、津波避難ビルがあれば、逃げ遅れた人も最後のセイフティネットとして救われる可能性があることは議論された形跡がない。

しかし、こんなニュースがあった。

久里浜のマンションを津波避難ビルに、共同住宅で初指定/横須賀市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130912-00000018-kana-l14
これは横須賀市が交渉したわけではない。当該マンションの管理組合側から津波避難ビルとして使ってもらおうと、横須賀市に申し出があったのである。

要するに、横須賀市は自分達ではマンションを津波避難ビルに指定しようともしなかった。しかし、申し出があれば、受け入れるということ。なんじゃこれ。マンションを津波避難ビルに指定しなかった合理的な理由がまったく無かったということじゃねーか。

他市ではマンションを津波避難ビルに指定するのは、ごく一般的な施策である。藤沢市なんて、津波避難ビルの約半分がマンションだ。

一番危険な沿岸部にマンション林立地帯があるのは、横須賀市東側の景観の特徴にもなっている。なぜ横須賀市はこれらマンションを津波避難ビルにしようとする努力を怠ったのか。

以下、私が考える理由。
マンションを津波避難ビルに指定するには、マンション側の管理組合との折衝は欠かせない。時には頭を下げる必要もある。こういう事が嫌だったのではないかと想像する。

しかし吉田市長に問題意識があり、危機管理課に命令すれば、職員は嫌でもやっただろう。

こんなことからも、吉田市長のリーダーシップを疑うことはできる。

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