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  • 2015/03/15(日) 14:47:50.66
突然だけど、俺、切れるだけの研ぎは卒業します。
何か、冷めたっていうか、もういいやって感じ。

キングやシャプトンから始まり、切れ味を求めて奥殿巣板や中山マルカ、
ウルトラハードアーカンソーなんかにもいくばくかの人生と何十万もの
お金を費したけどにも、今、目の前にある、この自作した白い研磨板は、
材料代は数千円で、ものの十分も研げば髪の毛ささがき程度なら簡単に
できてしまうようになる。いままでの苦労は何だったんだろうなぁと、
情熱を注いで研ぐ事が虚しくなってしまった。ホームセンターで買った
ステンレスの三得包丁だろうが青紙の菖蒲だろうが鉋刃だろうが、全部
同じく切れる刃を得る事ができた。髪の毛を空中で薄く輪切りにしなが
ら、ふと気づいた。この感触は、ダイヤモンドマイクロトームと同じだ。
24cm以上もの刃の長さのマイクロトーム、なんておっかない。

かといって日本刀の様な化粧研ぎは俺の性に合わない。

いままで色々書き込みを見てて勉強になった。みんな、ありがとうな。
名無しさん達も、検証家さんも剣さんも、色々素晴らしい書き込みを
ありがとう。

俺的な結論:#2,000 の中砥で形を作り終ったら、ひたすら #30,000
まで下目を消し続け、仕上げに多孔質プラスチックにシリコンウエハ
研磨用テクニカルアルミナスラリーを一滴載せて10〜30分も研げば、
それでおしまい。マルカで半日研ぎ続けたような切れ味なら10分程で
済むなんて…。目標を失って空虚です。もう精進するのに疲れました。

では、ご縁がありましたら、また、いつかどこかで。

ここまで見た

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