facebook twitter hatena line google mixi email
★お気に入り追加


  • 193
  •  
  • 2016/01/12(火) 09:16:31.63
>>189
まず結論から言うと、自然現象はおしなべて「そういうもの」として理解するしかない
「なぜ亜鉛は塩酸にとけるが銅はとけないか」と問うても「そういうものだから」だ
理論として「イオン化傾向の差による」と言うのも、後から出てきたまとめにすぎない
要するに原理や理論は後々の研究によって合理的な説明を見いだしただけなのだ
ただ一般化できる理論なら、体得すれば現象を広く体系的に解釈できるようになる

さて、電池(化学電池)は酸化還元反応を組み合わせて生まれる電位差の利用だ
はじめは異なる金属の酸化還元電位差(つまり酸化されやすさ)を利用していたが
同じ金属でも溶液との電位差を意図的に作り出して結果的に両者の間に勾配ができる

おおもとの考えとなる酸化還元については、たとえば金属亜鉛が塩酸に溶けるのも
 Zn(0) + 2H(+) → Zn(2+) → H2(0)
の通り、亜鉛は酸化され(0 → 2+)、水素は還元されている(+ → 0)とわかる
ボルタ電池はこの反応を利用しているので、3番目は間違っているな

ここまで見た

★お気に入り追加

このページを共有する
facebook twitter hatena line google mixi email
おすすめワード