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  • 2015/08/29(土) 20:48:09
岡山県内市町村の中心市街地の空洞化についての研究結果があった。

人口減少下における 地域スポンジ化のモデリング -GISを用いた建物レベルの時空間解析-
http://www.mlit.go.jp/common/001062298.pdf
http://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/kokudoseisaku_tk1_000056.html

15ページから市町村別に、中心部からの距離別に建物数が棒グラフで表されている。
ただし、中心部からの距離が増えるにつれて建物数が増えているからといって、単純に空洞化しているとは言えない。
対象となる面積は距離の2乗に比例するから、中心部から半径1km内の面積を1とすると、半径1〜2km内の面積は3となる。よって建物数が1:3なら同密度の街並みが続いていることになるはず。

こうして見ると、総社市は県内一の中心市街地優等生。中心部の開発率(青線)も滅失率(赤線)を上回っており、中心部で再開発が盛ん。
岡山市の中心部は、空洞化から再開発に向かう転換点にありそう。
倉敷市は建物密度が分散しており、中心部が複数あるのが分かる。

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