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  • 419
  •  
  • 2012/01/18(水) 06:59:30
>>404続き

ということで、松浦市長や市幹部が地方交付税制度を市民によく説明(説教)
せず、そのせいで(多くの)市民は、どことも合併しなかったら地方交付税
が激減して大変なことになることが分からず、「徳地町と合併したら損だ」
と思い込んでしまった。

その結果ついにどことも合併できず、以来、地方交付税を毎年約40億円も獲得
し損ねている。そのせいで平成17年度以降、5年連続して財政赤字だ(実質単年
度収支)。この赤字は、職員数を減らし、職員給与を引き下げ、公共施設の
建設改修を先送りして地方債を減らし、その他の行政サービスを他市に劣後
させたのに、それでもなお赤字なのだ。

加えて、どことも合併し損ねたせいで県・国との関係が悪化し、それを嫌った
企業が進出するどころか、どんどん出て行ってる(協和発酵・中国電力・日本
タバコなど)。観光資源がたくさんありながら、県が行う広域観光キャンペーン
に参加させてもらえず、観光客は桁違いに少ない。

これらの結果、防府市の有効求人倍率が県内で最も低く、地価下落率が3年連続
で県内で最も大きくなっているのだ。

若者は仕事がないし、あっても低賃金でこき使われるし、いつクビになるかと
ビクビクしながら暮らしている。栄町や戎町あたりの商業地をはじめ、松崎や
多々良や国衙あたりの高級住宅地の土地の値段もどんどん下がって、防府市民
の財産価値が急激に目減りしている。つまり防府市民は、どんどん貧しくなっ
ていってるのだ。

そこにもってきて、>>418のとおりマツダが絶不調だ。ヨーロッパへの輸出で
稼いできたマツダの利益をユーロ安が激減させている。マツダ自動車の輸出
価格が相対的に高くなるので、今後はヨーロッパでのマツダ車の売れ行きも減る
見込みだ。

防府市は正に「泣きっ面に蜂」・「弱り目に祟り目」の状態になってる。

松浦市長を支持し続けている約7千人の市民(先の県議選で神田候補に投票した
市民)は、これらの事実を知っていて、松浦市長を支持し続けているのだろうか?
たぶん知らないで支持しているに違いない。というのは、>>400に書いたとおり、
松浦市長の持論は「市民には説教(説明)するな」だから、自分の支持者にも
説教(説明)しているはずがないからだ。

松浦市長を支持し続けているのは、福祉関係者や中小企業従業員であることは
良く知られている。ところが、上記のとおり、松浦市長のせいでその福祉関係
の行政サービスがどんどん切り詰められており、職場もどんどん失われている。

松浦市長を支持し続けている市民約7千人は、自分の首を絞めている当人を、
それと知らずに支持し続けているのだ。

これを「無知の悲しみ」という。

ここまで見た

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