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  • 404
  •  
  • 2012/01/10(火) 08:12:17

>>402続き

ということで、(多くの)防府市民の問題点について順次書いていこう。

先ずは、地方交付税制度についてだ。あんたは、地方交付税というものを知
っているだろうか? 

もし防府市民の多くが地方交付税をそれなりに知っていたら、どことも
合併しない「とことん防府」という方針が最悪の方針であることを即座に
理解し、山口市とはともかく徳地町とだけでも合併した方が得だ、そうしな
いと大変なことになるということに気付いただろう。

ところが、多くの防府市民が地方交付税制度を知らなかったため、徳地町と
合併したら損だと勘違いしており、それに迎合した松浦市長の「とことん防府」
のスローガンに踊らされて、どことも合併し損ねた。そのために、地方交付税
を毎年度約40億円も獲得し損ねて、防府市の行政サービスは他市に後れをとる
ようになってしまい、ひいては雇用情勢が悪化し、地価も下落し続けているのだ。

と言っても、アンタが無知だ、アホだ、バカだと言っているわけでは決してない。
地方交付税制度は全国どこの市民もあまりよく知らないのが実態だ。防府市民
だけが知らないと言うわけはないのだ。しかし、他市では、市長や市幹部が、
どことも合併しないと、地方交付税収入が激減して大変なことになると市民や
市議によく説明して、少なくともどこか1市町村と合併したのだ。

ところが防府市では、松浦市長は市民にそのような説教(説明)をせず、逆に、
市民の不知に迎合して、徳地町に高飛車な態度を取ったため、徳地町を激怒さ
せてしまい、結局どことも合併できなかったのだ。

説明しない松浦市長がもちろん悪いが、しかし上記のとおり、政治家が自分に
説教することを嫌い、政治家なんて御用聞きだ、選挙の時だけペコペコする
ろくでもない連中だと思っている(多くの)防府市民が一眼悪いことに気付く
必要がある。そういう市民だから、政治家は市民に説明(説教)をしにくいのだ。
説明(説教)したら落選すると言うんじゃ、したくても説明できない。

松浦市長のように、そんな市民に迎合し、市民の不知を利用するようなろくでもない
政治屋は論外だが、普通の政治家でも説明しにくいのは事実だ。

そういえば、山口県民は政治家を極めて高く評価する県民性だが(京都府
民は文化人を極めて高く評価するなど、県によってどういう社会的地位を
高く評価するかは異なる)、防府市民は例外的に政治家を評価しない傾向
が強い。

防府市は、これまでは優れた政治家がいなくても、優れた立地条件のおかげで
(相対的に)良い生活ができてきたが、近年その優れた立地条件が急速に失
われつつある中で、優れた政治家がいないとどんどん貧しくなる状況に立ち
至っている。その証拠が、ろくでもない松浦市長の下で雇用情勢や地価下落
率が県内最悪であることに現れている。

(多くの)防府市民の政治に対する姿勢のあり方が問題になる状況に、今日の
防府市は立ち至っているのだ。そのことを、以下で詳しく説明したい。

ここまで見た

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