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  • 2014/09/29(月) 20:44:39.10
「似ていますが、少し違うのです。ヘーゲル弁証法は、
対立する二つの観念が止揚される(両者の意味を含みながらそれらを
統合する新しい観念となっていく)ことによって、
観念が一つ上の次元に上がっていくような過程的弁証法です。
正-反-合と表現されることがありますね。例えば、無-有-成などの弁証法が有名です。分かりますか?」

「はい。分かります」

「次に、絶対矛盾的自己同一の場合は、対立する二つの観念が、
対立すると同時に同一の観念でもあることを示します。その認識の全体像が一つの新しい観念というか
認識を創っているのです。分かりますか?」

「つまり、ヘーゲル弁証法のように、新しい考え方に発展するのではなくて、そのまま異なると同時に同じだという両方をそのまま肯定する考え方なのですね」

「そうです。絶対弁証法ともいい、
異即同、同即異というように絶対的に現在を肯定する考えなのです。
・・・私の任を超えて少し話すぎました」

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