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  • 775
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  • 2014/01/06(月) 07:17:52.12
>>767
あなたが書いた声楽の初歩は全て承知のうえ。似非理論の押し付けは無用。
眉を持ち上げようと下げようと、
それらの筋肉の働きが胸郭での声の共鳴に関与しないことは、子供でも分かる。

ソプラノやテナーは頭に声(音の縦波成分)を響かせて歌っているという
非科学的な説が、かなり昔から声楽界に根強く存在する。
が、頭の上部や顔面のどこに、眉を持ち上げて目を見開く筋肉によって、
共鳴現象を作り出す器官が付いているのかな?見当たらないよ?
喉や口などの声を作り出す器官は、目と位置が離れているから、
眉をどう上下させようと、通常の縦波の音にはほとんど影響が見られない。
厳密には、目を見開く筋肉と反射的に連動して、
やや口腔内が緊張して拡張する現象が認められはするのだが、
その口腔の緊張や拡張は、目の周囲の筋肉などわざわざ使わなくても作り出せる。
オペラ歌手が目を見開く表情をしながら歌うとキモイと感じる観客もいて、
じつは演出上は逆効果とも言える不必要な行動になっている。

頭部前面に鼻腔があるから、鼻に抜けてよく通る声は確かに存在する。
しかし、眉を持ち上げて目を見開く筋肉をどう動かしても、
鼻に抜ける声に顕著な変化が見られないことも、経験的に知られている。

目の周囲の筋肉群と直接連動する共鳴器官が見当たらず、
ジェル状の吸音材に近いプヨプヨした頭皮や筋肉しか存在しない事実は不動。
それらの吸音人体パーツで音叉のように高音が共鳴して増幅されています!
と主張すれば、オカルト(非科学)認定を受けるしかない。

もちろん、ソリトンボイスの放出量を視野に入れるならば、
頭皮や顔面の表皮の張り具合を、目の周囲の筋肉を使って調整する意味は大きい。

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