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  • 1
  • 名無しさん@お腹いっぱい。
  • 2007/03/13(火) 12:59:27
暗黒タンノイとも現行タンノイとも違う美音!

オールドタンノイには何ともいえない味がある。

オートグラフ GRF ランカスター 
レクタンギュラーヨーク ?LZ・・・

モニターシルバー モニターレッド ゴールド HPD・・・

その粋を存分に語ってください!!!



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  • 692
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  • 2014/02/02(日) 13:12:24.78
店にハーベスの「モニター30.1」「スーパーHL5」「コンパクト7ES3」が並んでた。
最も箱が大きい「スーパーHL5」が伸び伸びしていいように聞こえた。
http://www.youtube.com/watch?v=vabc3xSHTmM


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  • 693
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  • 2014/02/02(日) 13:18:32.25
ジャッキー・エヴァンコのCDを買った。ミーハーである。
http://www.amazon.co.jp/Songs-Silver-Screen-Jackie-Evancho/dp/B008R3EYWM

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  • 694
  • G-LZ
  • 2014/02/03(月) 17:56:30.03
何か書こうと思ったのだが、既にこのスレッド「669」に書いていた事に気付いた。
この『エクス・フーベルマンの音(ね):SACD(SICC-10009)』を「モニターGold」以上に耳を酔わせてくれるSPを私は知らない。AMPがWE300Bになり、より深みが増した感すらある。

『これ以上は求めない』

それは音に限った事ではない。
機器は補修に止め、必要なソフトもすべて揃ってしまったが、社会人としての勤めも親としての役割もほぼ終えようとしている。

色々とあった人生だが、音は「669」に書いた『モニターGoldが奏でる2枚のSACD(ドルフィン & エクス・フーベルマン)』が私の辿り着いた頂きであり、心は『ピリス/モーツァルトK.545・2楽章』に至ったという事か?
少なくとも現在の私は、どうやらそういう事らしい。

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  • 695
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  • 2014/02/03(月) 21:00:15.53
私の高校の友人は19歳にしてダイアトーンの小型SPからロジャースLS3/5Aに変更した達人。
残念ながら昨年秋に行われた同窓会には来なかった。

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  • 696
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  • 2014/02/03(月) 21:05:41.49
私は彼と一緒に1981年(昭和56年)、新宿の店でティアック箱のオートグラフを聞いたのだ。

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  • 697
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  • 2014/02/03(月) 21:42:44.98
プッチーニにオペラ『蝶々夫人』を作ってくれたことを、
ハリウッドに映画『トラ!トラ!トラ!』を作ってくれたことに感謝する。

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  • 698
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  • 2014/02/03(月) 22:16:10.78
オンキョーが新しくセパレートAMPを出してた。シルバー・ボディ。
音は聴いてないけど見るだけ見た。

30年ほど前、当時のセパレートAMP(ブラックボディ)の試聴会でもらったコーヒーカップを今も愛用してる。
http://www.youtube.com/watch?v=L76_Ji5dHAk


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フリードリヒ・ニーチェ「神は死んだ」
http://www.youtube.com/watch?v=e-QFj59PON4


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The Nolans ~ I'm In the Mood for Dancing
http://www.youtube.com/watch?v=jPZPSpV1J3w


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  • 2014/02/08(土) 00:33:02.21
1970年代のSPは明るい。漢語表現だと明朗快活。
私がオーディオを始めた1981年には既に終わっていたのだ。
正直、何てこったいと思う。

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  • 703
  • G-LZ
  • 2014/02/08(土) 12:04:23.18
今日の東京は久し振りの大雪である。降り続く雪を見ていたら、ふと70年代の流行歌に触手が動いた。
「あずさ2号」「私鉄沿線」

歌詞はやたらと「です/ます」が多い。メロディーラインも宇野氏流に言えば「センチメンタルの極み」である。

面白いのは後者の「私鉄沿線」である。歌詞は今風に受け取れば「ストーカー心理」一歩手前、前奏のメロディーは「ジュディ・オングのヒット曲そのもの」ではないか。
編曲は筒美京平、筒美さんにとっては恐らくこのメロディーは、小林秀雄氏のモオツァルトに出てくる『明け方の空に、赤く染まった小さな雲のきれぎれ』だったのだろう。

「吹雪きに閉ざされた清里/清泉寮スウィートルーム」で私の脳裏に流れていたのは『ヴィヴァルディ:冬1楽章』であった。
「君の帰りは待ってはいない」が、「君はどうしているのか」とはふと思う。幸せであってほしい。

モニターGoldは、70年代の流行歌も最新デジタル録音のSACDも、歌手/奏者が3m前方で歌い、演奏してくれる。その実在感は他のSPからは決して聴けない。

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  • 704
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  • 2014/02/08(土) 12:30:50.77
雪の東京には政変が起こる。桜田門外へ変、226事件。
明日の都知事選でもそれが起こるであろうか。

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>>703
まさか、今話題の佐村河内守大センセイですか?
自己陶酔しまくってるところが・・・

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佐村河内 守さん(のゴーストライター)作曲 HIROSIMA 第3楽章 後半
http://www.youtube.com/watch?v=Gfv2X8_2W38


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>>706追記
マーラーっぽい

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  • 708
  • G-LZ
  • 2014/02/09(日) 18:05:44.37
「生きている人間などというものは、どうも仕方のない代物だな。何を考えているのやら、何を言い出すのやら、仕出来すのやら、自分の事にせよ他人事にせよ、解った例しがあったか。
鑑賞にも観察にも堪えない。其処に行くと死んでしまった人間というのは大したものだ。何故、ああはっきりとしっかりとして来るんだろう。まさに人間の形をしているよ」(小林秀雄)

この文章に高校時代に出会って以来、文学であれ絵画であれ音楽であれ、私は生きている人間の作品に真剣に相対したことはない(小林秀雄全集のみ例外、熟読した)。三島(クラスメイトには信者が幾人か居た)も自決後読んでみたが違和感を覚えた。

>〜の守
どこぞの武将のような人の事は名だけは最近知ったが、上述した主義の私には何の興味もない。

自宅の外門から内門まで幅5m距離10m程あるので、本日は雪かきで丸一日要してしまった。一週間分のトレーニングをした気分だ。

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  • 709
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  • 2014/02/09(日) 22:56:51.53
【都知事選】田母神は健闘した。次の機会にも少しばかり寄付させてもらう。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140209/elc14020921380014-n1.htm

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  • 710
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  • 2014/02/10(月) 10:17:01.01
マーシャル・マクルーハン『人間拡張の原理』
http://auctions.c.yimg.jp/img385.auctions.yahoo.co.jp/users/1/5/8/1/marythesinger-img436x600-1373182854yjrfmz69940.jpg

こういうのを読んでた時代があった。今思えばゲッペルスと同じだな。
http://www.geocities.jp/torikai0029/bundesu9033/Bild_183-1987-0724-502.jpg

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  • 711
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  • 2014/02/11(火) 09:07:41.65
JBL/4350A。70年代のSPはスカっとしてていい。
http://www.youtube.com/watch?v=2b2XYZ-YQEM


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  • 712
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  • 2014/02/11(火) 10:50:11.75
JBL/4355。なぜか80年代になるとスカッとしなくなる。
http://www.youtube.com/watch?v=XwCeiYoIsyQ


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  • 713
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  • 2014/02/11(火) 12:47:15.47
70年代末から80年代初めにかけて何があったのか?
歴史話が好きな私にとっての謎。

マグネットがアルニコからフェライトになったのはわかる。
だが、それだけとは思えない。

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  • 714
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  • 2014/02/11(火) 12:57:41.75
>>711
『コルテス』の店名は感心しない。
中南米を侵略したコンキスタドールだからな。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/df/Hernan_Fernando_Cortes.jpg

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  • 715
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  • 2014/02/11(火) 13:04:13.32
大航海時代とはヨーロッパが世界に雄飛するイメージで教わったが、
実際はヨーロッパ人以外の人々には受難の始まりだった。

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  • 716
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  • 2014/02/18(火) 23:39:35.75
Korngold Violin Concerto - I - Moderato Nobile - Anne-Sophie Mutter
http://www.youtube.com/watch?v=DkT_eRCkK08


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Jackie Evancho - All I Ask of You - Phantom HD
http://www.youtube.com/watch?v=dwjtfkgSOQQ


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  • 718
  • G-LZ
  • 2014/03/16(日) 18:18:19.70
春を感じる良き一日でした。

『幸福は、己を主張しようともしないし、他人を挑発しようともしない』

ピリスが奏でる『モーツァルト K.545/2楽章の調べ』に、今日はこの言葉を改めて感じている。


待ちに待った春の訪れ、「モニターGold」、「Harbeth 7ES3」、何れもこころなしか、嬉しそうに節度ある美音を奏でている。

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A Bridge Too Far(1977) - overture
http://www.youtube.com/watch?v=4Gls47FozfQ


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新生ウエスギの300Bアンプにはプリント基板が使われてる。これにはガッカリ。
http://joshinweb.jp/audio/5186/2098141501355.html

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Millうぜー
コテハンしっかり入れとけや
うっかりお前にレスしちまったらどーすんだよ
一日気分悪くなっちまうじゃねーかよw
特に本スレでは注意してくれよなww

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  • 722
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  • 2014/03/16(日) 21:05:02.20
俺も有名になったものだな。ホルホルしちゃうぞ。

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  • 723
  • G-LZ
  • 2014/03/17(月) 14:21:19.06
この春の麗かさ、寝室のカーテンを洗い窓に掛けながら流れるのは…
「ミュンフィンガー&ウィーンフィルハーモーニー/ハイドン交響曲100番」。
まさに『ハイドン日和』である。

庭の薔薇達が芽吹き、スイセン/チューリップが瑞々しい葉を伸ばし始めている。
これから1ヶ月、雪柳の白、楓の紅、桃の木の白とピンク、色とりどりのチューリップ、薔薇と…我が家の庭は一年で最もカラフルな季節を迎える。

エージングが進んだ所為か、「Harbeth 7ES3」の低域も軽やかになり、ハイドンがベルベット調の雰囲気を帯び、Harbethトーンが芳しい。

Autographは去ったが、「モニターGold ?LZ(都知事に立候補したお殿様の愛機でもある事を最近知った)」「7ES3」の二つがあれば不満はない。身の丈に合っていると妙に一人合点している。

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  • 724
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  • 2014/03/17(月) 20:59:44.41
美女を比較する喜び。羨ましい限りです。

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  • 725
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  • 2014/03/17(月) 21:05:43.54
会社の同僚が一目惚れをしょっちゅうするそう。
これは羨ましい。私には滅多にないことです。
http://www.youtube.com/watch?v=i928dOYLfMQ


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  • 726
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  • 2014/03/17(月) 22:43:25.01
大炎上寸前の中国経済が韓国を直撃 “反日連合”共倒れに現実味
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140317/frn1403171538006-n1.htm

ところがトンスルはこれからは支那の時代だと思ってる。日本は弱体化してるという認識。

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  • 727
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  • 2014/03/17(月) 22:57:53.36
基盤を用いたMC275レプリカも修理をする時代になったんだななぁ。聞いたことないけど。
http://amp8.com/vv-amp/mcintosh/mc275-2.htm

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  • 728
  • G-LZ
  • 2014/03/18(火) 10:07:29.07
>724
何を仰います〈ミレニアム〉さん、Autographで音楽を聴くを日々堪能している貴殿こそ羨ましい限りです。
この40年間余、数多のフラッグシップモデルを聴いて参りましたが、フルオーケストラに限れば、サントリーホール1階5〜10列目中央の生音をあそこまで擬似体験させてくれたスピーカーはAutographを置いて他にありませんでした。
この辺りの処は、実際に所有し、然るべき部屋で試行錯誤した方にしか決して分からないと思います。
良質なオリジナル機が在ったにせよ店頭試聴ではまずその音に包まれる豊穣感/臨場感は体験できないと、30年間対話してきた私には断言できます。

私の方は諸般の事情で、2010年、グランドピアノに変わってしまいましたが…
Autograph無き後、大編成オーケストラ曲(ブルックナー/ブラームス/ベートーヴェンの交響曲、クナのワグナーなど)には触手が伸びず、専ら「独奏曲〜協奏曲やオペラ」を奏者が3m前方で弾く実在感/指揮台に立ち小編成オケに取り巻かれて得られるソノリティを堪能しております。
なまじ、スケール感が少し出るとAutographとの差を思い知らされ、Harbethも「S-HL5→→7ES3」へと変更いたしました。

Autographのあの音は、生演奏会の「いつもの席で」堪能しております。交通費/外食費込みで5万程、安いものです。

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  • 729
  • G-LZ
  • 2014/03/18(火) 13:03:11.31
>Autographで音楽を聴くを(×)
→→Autographで音楽を聴く至福を(〇)

3月は高3生の授業が無い為、自由で平穏な日々を満喫しております(本日は新高3生/新高2生の授業があるので出掛けねばなりませんが)。
あと一週間程は(内心もう引退しようかとも考えておりますが)のんびり出来ます。

あと暫くは『アレもあり、コレもあり、されどマイペースの生活』も悪くないか…などと感じている次第です。

すっかり春ですね。

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  • 730
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  • 2014/03/18(火) 21:07:16.52
縁あってタンノイを入手。10年目になります。
ワンシステムなので比較する対象もなく、ダラダラやってます。

遠い日の高校の文化祭では仮装して、間抜けな同級生とキャンディーズを歌いました。
http://www.youtube.com/watch?v=9idf6UdA1uU


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  • 731
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  • 2014/03/18(火) 21:34:27.43
実際に文化祭で歌ったのは「年下の男の子」。秋だったので。
http://www.youtube.com/watch?v=HV18Q5m6Q_o


中学の頃は詭弁家と呼ばれたものです。今はそう言ってくれる人もありません。
これは寂しい限り。「お前の話は生々しい」とは、よく言われます。

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  • 732
  •  
  • 2014/03/18(火) 21:37:31.15
当時、興味深く読んだのが『詭弁論理学』という本ですが、これは今も売っているようです。
http://www.amazon.co.jp/%E8%A9%AD%E5%BC%81%E8%AB%96%E7%90%86%E5%AD%A6-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%B0%E6%9B%B8-448-%E9%87%8E%E5%B4%8E-%E6%98%AD%E5%BC%98/dp/4121004485

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  • 733
  • G-LZ
  • 2014/03/18(火) 23:07:49.26
>730
私もAutographの時は「ワンシステム」でしたね、比較対象は専らショップの客宅の自慢の機器達でしたが、心の中で『其れ以下の音で鳴っている』と常に感じておりました。
唯一、方向は異なるが惹かれたのが、「ハートレー60cmウーハー」が醸し出す軽い低域でした。

今日は「小澤&サイトウキネン/ベートーヴェン 交響曲9番:3楽章」を、まず「Harbeth 7ES3」で二度聴き、その後「モニターGold」に代えてみました。

最大の違いは同軸ユニットの定位感を超えた『そこに楽器がある実在感』ですね。
次に音場の雰囲気がこれはまるで違う。
前者は2階席の優美な響き、後者は指揮台で音に包まれる如くでしょうか。


疲れた時は前者に癒されます。メラニーさながらに。

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  • 734
  •  
  • 2014/03/18(火) 23:14:56.66
私は近所のジャズ喫茶のアルテックA5と、隣人のジイさん(故人)のJBL4343に惹かれました。
どちらもアルニコ。スカッとしたカリフォルニア・サウンドでした。

でも私の15インチはタンノイ。金と部屋があったらオートグラフと19歳で初めて聞いた時から思ってました。

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  • 735
  •  
  • 2014/03/19(水) 07:55:41.10
いろんな300Bがあるんだなぁ。現行の日本製があるとは知らなかった。
http://www.anc-tv.ne.jp/~suzuki3/amp_12AX7_300B_rofucin/World-excellent-tube300B.html

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  • 736
  •  
  • 2014/03/20(木) 21:52:39.21
『レッド・サン』(1971)という映画はユーモアがあって面白い。
だいたいチャールス・ブロンソンはこういうキャラじゃない。アメリカの正義なのだ。
http://www.youtube.com/watch?v=b1COT5g8c7c


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  • 737
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  • 2014/03/20(木) 22:34:47.58
he's an englishman chariots of fire
http://www.youtube.com/watch?v=xM2I_k3dZ-w


パリ・オリンピック(1924)の頃のイギリスは良かったらしい。
イギリスは何度か行ったが、ロンドンは明るい感じではなかった。

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  • 738
  •  
  • 2014/03/20(木) 23:07:52.13
『炎のランナー』(1981・イギリス)はいい映画なんだが、檀上で英皇太子の横にいる日本の皇族らしき人は誰なのか?
http://www.youtube.com/watch?v=uwyltmUR3MU


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  • 739
  •  
  • 2014/03/20(木) 23:17:35.25
>>738訂正
英皇太子の隣の隣だった。
私の知るところ、パリ五輪に日本の皇族が出席したという話は聞いたことがない。

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  • 740
  •  
  • 2014/03/21(金) 18:16:32.32
チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」 カラヤン ベルリン・フィル
http://www.youtube.com/watch?v=0gwxrfNwEOM


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  • 741
  • G-LZ
  • 2014/03/22(土) 13:40:57.44
五味:「そりゃあどんなに良いったって生の音には敵いませんわ」

小林:「それじゃあ、その生の音ってえのをもう少し考えてみたらいいんじゃないの?生の音なんて無いんですよ」

五味:「だって現にあるんですから」

小林:「いや、ありませんね」


五味康祐氏と小林秀雄氏の対話の中でもこの辺りは圧巻で、実に示唆に富んでいる。
スピーカーがどうの、アンプがどうの、部屋がどうのとピュア板は喧しいが、この対話はそんな次元を越えて私には実に面白いのである。


ピアノの音はピアノからしか出ないし、ヴァイオリンの音はヴァイオリンからしか出ない。そんな当たり前の事を承知するのに随分と日々を費やしてしまった。

同じ楽器を同じ奏者が弾いても、ホールが変われば音は変わる。同じ楽器/同じホールでもその日の天候や奏者の精神状態によっても音は変わるはずだ。

この精神状態というのが実に厄介と言うか面白いのである。同じカラッと晴れた日に同じ装置で聴いても、生音さながらに聞こえる日もあれば、所詮は電気が作る音だと落胆する日もあるのである。

「ある装置からある音が出たというのはねえ、これは歴史的な事件なんですよ。二度と繰り返すことなどないんだよ」(小林秀雄)

この年齢になり、そろそろ「ああ、そういうもんだろうなあ」と思える今日この頃である。

「アニー・フィッシャー/ベートーヴェン 作品109(HCD-31632)」
モニターGoldが3m前方に彼女の演奏を生音「さながらに」披露してくれたが、決して二度と繰り返すことはない、私もそんな聴き方が出来るようになった。

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  • 742
  •  
  • 2014/03/22(土) 14:45:11.99
五味の時代小説はピントこなかったけど、オートグラフに関する話は興味深く読ませてもらった。

フリック回転寿司
フリックゾンビ
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