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  • 2010/03/04(木) 11:52:24
>>194
そして、>>190 に示しましたように、TW型のツイーターの構造というのは、普通のドーム型の
ツイーターに金属製のラッパ(ホーン)を取り付けただけの、簡単な構造に成っています。
ただし、Tannoyの場合、この金属製のラッパが入れ子になっており、外側から内側に掛けて小
さな系のラッパが連なる、少し凝った仕組みのホーン型のツイーターとなっています。

そして結論ですが、ドーム型ツイーター+ホーンの音を旧来のコンプレッション型のホーンに近
づけるのはムリだと思います。ユニットを取り外して、マルチで鳴らしてみれば解りますが、音
が違いすぎます。コンプレッション型のホーンは、クロスが1kHzでも使えるぐらいレンジが広いも
のですので、中域での迫力も違ってきます。

TW型のツイーターは、そういう意味では、ホーン臭さかなり減っておりますので、昔のTannoyホーンが
生理的に受け付けなかった人でも、聞けるような普遍さがあります。Tannoyのホーンは、アルテックや
JBLよりもかなりキツイ(臭い)音のするものでしたから。また違った意味では、いぶし銀のTannoyの音は
消え去り、KEFやTHIELと競合する普通の音になってしまったともいえるかと思います。

>>196
>>TANNOYのネットワークは複雑・怪奇。
コンプレッション型の場合、クロスの設定以外に周波数補正回路は必須なので当然の事かと思います。
業務用のクロスオーバー等では、簡易なホーン用の補正スイッチを持つものが普通にあります。
純正のネットワークは使わずユニットだけ利用したとしても、いぶし銀の音の特徴は普通に残りますから。

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