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  • 2011/12/08(木) 00:28:08.49
>>219
佐伯「制裁論」ですけどねぇ、、
制裁とはファンクションすなわち、なんらかの制度や取り決めの実効性を
維持・担保するための手段のことと私は理解しています。
佐伯・制裁論は全部読んでいませんけど、目次を見る限り、
大局的に、刑事制裁と行政制裁との棲み分けとか、民事制裁との棲み分け
という話の本であって、この場合は量刑が重い方が制裁として効果的だとか
軽い方がいいのだ、という話の本ではないみたいですが、、
さらに、二重処罰禁止の論文は内藤謙古稀と田宮追悼の段階で読みましたが、
これも行政制裁と刑事制裁の二重処罰云々の話のような記憶があります。

また、私の感じた刑事政策の奥深さとは、処遇論ですね。
これは小川太郎氏以来、教育刑の思想が処遇論に入っているのではないでしょうか?
そこに近代科学の統計学やら心理学やらの政策論が取り込まれ、まさに理論と実践の
主戦場と化しているような気もします(勘違いかな、現場よく知らないからw)。

まぁ、やっぱり、松岡正章「量刑法の生成と展開」の第1部が「量刑格差について」と
名折うっており、松岡古稀「量刑法の総合的検討」が関西系の学者実務家19人が執筆
しているので、これらの方が参考になるのではないかとw
あと、城下「量刑基準の研究」は現在図書館で探索中。


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