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  • 2017/09/10(日) 17:22:09.81
「航空特攻は効果がなかった」と「だからこのような作戦を立案した首脳部は責任がある」の間に
重大な断絶があるんだよ。そこを安易に飛び越えるから問題の本質が見えてこない。

戦争中に、航空特攻はどうやら効果があるみたいだ、と現場から報告があがってくれば
軍事指導としては「やってみろ」というのが正しいんだよ。問題はその戦果を逐次検証
していたかどうかに尽きるわけ。検証の結果として「効果があるようです」という報告が
あがってくるのなら、続行させるのが正しいんだよ。

ところがそういう経緯をふまえて戦後の米軍側のデータから「ぜんぶでたらめだった」と
わかったさいに教訓とすべきは「無能な首脳部を糾弾すべき」ではなく、戦争中の報告
にはつねに情緒と願望がまじることを想定して、客観的な観測を重視すべきであり、
それに耐えうる人材の質を用意していなければならない、とならなくてはいけないの。

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