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  • 485
  •  
  • 2017/07/15(土) 18:11:29.62
>>482
つまりより多くの戦力を投入して、集中的に特攻を行っていれば
米軍の戦略企図を損なうほどの損害を与え得たということを
米軍が認めている。

菊水作戦以降、特攻のペースが大幅に減っていったのは
第4回戦争指導大綱により本土決戦の準備が決まり
航空戦力を温存し、米軍襲来時に集中的に投入することになったからなんだよね。
終戦時に日本が温存していた作戦機は約1万機。
このうち大部分が特攻に使用されることになっていた。

従来の散発的な特攻と違い、数百機単位で繰り返す飽和攻撃によって
米艦隊の迎撃能力を飽和させることが期待された。
日本は本土決戦をするつもりで、余力を残し、米艦隊に対する攻撃も手加減していたわけ。

米戦略爆撃調査団は、九州防衛のために用意されていた特攻機の規模を調べ
「上陸作戦時の連合軍艦船が、連合国空軍が計画した多様な効果的対策にもかかわらず、大きな損傷をうけたであろうことに疑問の余地はない」
と結論している。

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