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  • 444
  •  
  • 2017/07/13(木) 23:09:13.42
>>435
末期の日本軍の戦略目的は、できるだけ多くの損害を米軍に与えて
少しでも有利な講和条件を引き出す事。
その為に、敵に自軍より多くの人的被害を強要できる特攻は
日本軍が取り得た戦術の中では最も戦略目的に合致していた。

そして、特攻の効果は単に出血の強要に留まらなかった。

「アメリカが被った実際の被害は深刻であり、大きな心配をもたらした。
のべ2000機のB29が日本の都市と産業への直接攻撃から、
九州のカミカゼ飛行場を攻撃する為に振り向けられた。 」
(米戦略爆撃調査団)

日本の国力に対する最大の打撃である、無差別都市空襲を防ぐ意味において
延べ2000機のB‐29の都市爆撃を防いだ意味は極めて重大。

さらに、米艦隊に対する攻撃手段を得た事によって
米艦隊は、陸地から十分に距離をとり、艦隊を広範に展開させて早期警戒体制を確立し
総力で特攻機を迎撃できる体制を取らなければ日本本土に近づくことができなくなった。
特攻が無ければ、米艦隊による本土襲撃がもっと頻繁に繰り返されていたわけで
本土防衛においては極めて大きな効果をあげていた。

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