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  • 433
  •  
  • 2017/07/13(木) 17:31:59.18
>>428
皮肉になことに、芙蓉部隊こそが特攻が有効な戦術だった証明なんだよね。
芙蓉部隊とは日本における最高水準の搭乗員、機体、整備班を備えた精鋭航空隊だったが
その戦果のほとんどは敵地上施設に対する夜間の少数襲撃で挙げたもの。
非常に難度が高い作戦で、平均以下の搭乗員にできる事ではないし、戦果確認は困難だった。

芙蓉部隊は敵艦隊に対しても敵戦艦、巡洋艦各1の撃破を報告しているが
米軍側の資料では該当するような被害艦は無く、戦果誤認だった。
つまり、これほどの部隊でも、対艦攻撃は全くの無力だったという事実。

それを裏付けるように、芙蓉部隊の指揮官美濃部少佐は
最終的には敵機動部隊に対抗するには特攻しか方法が無いとして
特攻機により空母の甲板を使用不能にする作戦を立案するようになる。

最高水準の部隊であり、なおかつ犬死にを忌避する芙蓉部隊ですら、特攻が最も有効であることを認めざるをえなかった。
その他の水準の落ちる部隊にとっては考えるまでもないことだった。

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