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  • 213
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  • 2017/06/12(月) 02:43:30.29
>>210
イタリアは親ドイツのムッソリーニ派と、親連合国の国王派に分かれて泥沼の内戦を繰り広げている。
戦争の最後の年まで国土は熾烈な本土決戦の場と化している。
さっさと降伏して損害を抑えたという説はデマなんだよ。

しかも驚くべきことに、国王派が降伏を決めた際には
1943年という戦争の過渡期でありながら、イタリアの海軍は作戦実行不能であり、残存航空兵力は1000機も無く、連合国軍がイタリア上陸作戦を実行中だった。
降伏時1万機を残していた日本より遥かに絶望的な状況。
全く戦争遂行が不可能な状況で敵の本土上陸を許し、やっと国王派はムッソリーニ排斥を決めているんだよ。
しかしそれでも国内は分裂した。

そもそも、意外と分かって無い者が多いが、イタリアは本来連合国側だったんだよ。
政体こそドイツに近いが、イタリアは対独包囲網の一員であって、ドイツのオーストリア併合の際は、最も強固に制裁を主張したほど。
それがドイツに近づいたのは、エチオピア進攻やアルバニア進攻の反発などによって、連合国側からは完全に孤立してしまったため。
さらにドイツのフランス進攻の結果を見て、ドイツの戦勝は時間の問題と見て、急遽参戦を決定した。
単に勝ち馬に乗ろうとした国に過ぎない。

日本のように石油が全て止められて、国家存亡の危機に至って、国の存亡をかけて総力戦を決意した国とは本質的に違う。

ここまで見た

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