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  • 207
  •  
  • 2017/06/10(土) 22:37:12.42
>>206
兵を大事にとか、勝てない戦いはするなとか、合理的な風を装ったただのポエムなんだよね。
美化でも何でもなく、ビジネスならばこそ費用対効果を最大化して結果を出さなきゃいけない。
当時1の犠牲で最も多くの戦果をあげられた戦術。それが特攻だったという話。

米軍が兵を大事にというのはイメージなんだよね。
もちろん戦力的にランチェスター理論によって犠牲を抑えられる余裕があったのは事実。
しかし米軍の強みとは、むしろ必要とあらば兵の犠牲を厭わない点にあった。
ペリリューで第一海兵師団は隷下三個歩兵連隊全てが損耗率6割という、全滅判定以上の損害を受けるまで作戦を強行している。
初期の対独爆撃やヒュルトゲンの第28歩兵師団しかり、圧倒的な戦力差を誇りつつも
日本軍に負けず劣らず熾烈な消耗戦も実行できるから勝てるんだよ。
反面、海空の圧倒的劣勢の元で、数十倍の火力優勢を頼んで進攻してくる米軍相手に、兵を大事に結果を出す作戦て何が有り得たのか。

そして勝てない戦はするな、一見正論だが、人類の歴史は戦争の歴史といっていいほど多くの戦争が起こっている。
そして戦争の数だけ勝者と敗者がいるわけ。
勝ち目が薄くても、戦いたくなくても、どうしようもなく戦わざるを得ない状況だって起きうるのが歴史。
どれだけ強国でも負けた事のない国なんて存在しないのに
日本のみが戦うたびに必ず勝つような近現代史なんて有り得ない。

有り得ない理想論・夢物語だからポエムなんだよね。

ここまで見た

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