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  • 2011/11/14(月) 01:08:37.15
低放射線も高いがん死亡率 非被爆者と比較調査
 広島で被爆した人のうち、浴びた放射線が少量で健康に影響が少ないとされた人でも、
被爆していない人よりがんで死亡する率が高いことが、名古屋大情報連携基盤センターの
宮尾克教授(公衆衛生学)らの研究グループの4日までの疫学調査で分かった。

 研究結果は、9月15日発行の日本衛生学会の英文雑誌で発表する。

 同グループは、放射線影響研究所(放影研)が調査している広島での被爆者
約5万8000人のデータを、1971年当時の広島、岡山両県の住民で原爆投下時に
0−34歳だった非被爆者計約194万人と同じ年齢構成などになるよう補正した。

 その上で、被爆者を被ばく線量によって極低線量(0・005シーベルト未満)、
低線量(0・005−0・1シーベルト未満)、高線量(0・1シーベルト以上)に区分。
それぞれの各種がん死亡率を非被爆者のものと比較した結果、極低、低線量の被爆者は
非被爆者よりも固形がん(白血病など造血器系を除くがん)で1・2−1・3倍高く、
肝がんでは1・7−2・7倍、子宮がんは1・8−2倍高かった。
2008/08/04 23:32 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008080401001105.html

元の論文
Hiroshima Survivors Exposed to Very Low Doses of A-bomb Primary Radiation Showed a High Risk for Cancers.
Watanabe T, Miyao M, Honda R and Yamada Y, Environmental Health and Preventive Medicine,13(5):264-270, 2008.09.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2698250/
広島の初期放射線低線量被爆者は高い発がんリスクを示した
渡辺智之、宮尾克、本多隆文、山田裕一 日本衛生学会英文誌
http://www.miyao.i.is.nagoya-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2010/06/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E8%A8%B3%E5%BA%83%E5%
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