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  • 2011/10/20(木) 19:57:02.56
>>1の続き
「なぜか奥多摩湖は都の計測ポイントには含まれていなかったのですが、気になって測ってみると、
湖畔のあちこちで奥多摩町、檜原(ひのはら)村、日の出町など東京西部地域の平均線量の
倍以上に当たる0.2オーバーの数値が出た。ただし、それは6月末の数値。放射性物質を吸収して
育った木の葉が地面に落ちた今は、もっと濃縮されて高くなっているはず。また、文科省の調査が
行なわれたのは9月14〜18日。その後、大型台風15号が上陸し、山林にたまっていた放射性微粒子が
一挙に奥多摩湖へ流れ込んでいるでしょうから、奥多摩は調査時よりも、より危険な状態になって
いる恐れがあります」

 さらに、文科省発表の測定マップを見ると、奥多摩だけでなく、もともと危険視されてきた
利根川水系の源である群馬県の深刻な汚染も確認できる。

「群馬の川場村やみなかみ町などはホットスポットとして知られていましたが、このあたりは
奥多摩の最高値である1?当たり最大30万ベクレルの地域が、奥多摩より広い範囲にわたって
いることがわかります」(有賀氏)

そんな水源を利用する東京の水道水は大丈夫なのか? これまで都水道局は放射性物質は
「不検出」と発表しているが……。

「今は汚染が土壌にとどまっているので、まだ水道水の数値には現れないのでしょう。しかし、
セシウムはいったん水に混じると溶けやすい性質を持っています。土壌深くに浸透したり、
風雨によって川に流れ込んだら、また水道水の汚染度は高まるに違いありません。浄水器を
つけたとしても分子サイズの物質しか除去できず、さらに小さい元素であるセシウムは吸着しない。
セシウムが水道水に溶け出したら、個人でできる対策は水道を使わないことしかないのです」(前出・小川氏)
水道水パニックは、前回以上の規模で起こるのかもしれない。(終わり)

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