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  • 2024/06/11(火) 23:54:20.21
賛成論は、選択的夫婦別氏制は別氏を強制するものではなく、選択したい人にそれを認めようというに過ぎず、
夫婦同氏を強制することは特定の価値観の押し付けだと批判する。
これに対して、反対論は、家庭のあり方は個人の自由の領域の問題ではなく、その社会の基本原理の問題だから、
選択の自由を持ち出すだけではすまない、という。
この対立については、私は後者の方が説得的だと思う。なぜなら氏の問題は、単なる個人の自由の問題ではなく、
公的制度の問題であり、夫婦同氏が自由の抑圧であるか否か自体が論争の対象だからである。(内田民法Ⅳ)

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