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  • 2024/06/12(水) 01:55:24.22
>>287の続き
ID:jU1jBOl/0 に対する返信シリーズ その4

■コソボ紛争(1999年)
NATO軍は【国連安保理の承認を得ないまま】アルバニア人に対する「人道的介入」を名目にしてセルビアやコソボを空爆しました。
セルビア側のミロシェビッチ大統領は戦争犯罪で収監され、獄中死しました。(2006年)
しかしながら、国際戦犯法廷によるカラジッチに対する判決文の文中に、ミロシェビッチに対して生前問われていた罪状について無罪とする内容が含まれていました(2016年)
ハシム・サチはコソボ解放軍(KLA、アルバニア人側)の政治的指導者で、2008年には首相に、2016年には大統領になりました。
2020年、サチは紛争時の戦争犯罪で起訴され、現在裁判中です。

■ウクライナでの紛争を考える
さて、
○ウクライナ善、ロシア悪で報道が統一されている現在は、
○ボスニア=ヘルツェゴビナ側が善、セルビア人側が悪、とされたボスニア紛争
○アルバニア人側が善、セルビア人側が悪、とされたコソボ紛争
の時に似ていないでしょうか?
そこに戦争PR会社は活動していないのかな?

西側メディアはセルビア人とミロシェビッチを悪魔化するプロパガンダを散々流しましたが、その訂正はほとんど行っていません。
したがって、コソボの件を引き合いに自信満々にロシアを断罪しているあなたも、ミロシェビッチの無罪とサチが起訴中であることを知りません。

続く

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