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- 286
- 2024/06/12(水) 01:50:52.21
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>>285の続き
ID:jU1jBOl/0 に対する返信シリーズ その2
■コソボ紛争とウクライナ紛争
>>187
>NATOがユーゴ空爆したときは、コソボの人道危機やセルビア人の残虐非道が国際的に認知されてたし
>合法性や生じた結果については、両者は問題のある武力行使だったが、少なくとも当初は道義上の正当性を認める共通認識が国際社会にあった
コソボ紛争(1999年)では、NATOは★国連安保理決議なし★にユーゴスラビアを空爆しました。
なぜならば、常任理事国である中露が反対していたからですが、jU1jBOl/0 さんの認識では、中露は国際社会の一員ではないようです。
なお、この時NATOはベオグラードの中国大使館に「誤爆」しています。
>過去の西側の武力行使と違って、ウクライナ侵攻には国際社会に通用する大義名分がない
ロシアの大義名分の一つは、独立したドネツク&ルガンスク共和国による保護要請への対応です。
日本では2022年2月24日にロシアが一方的に「侵略」を開始したと報道されているが、違います。
2021年12月、ゼレンスキーはミンスク合意を反故にする発言をしていました。
2022年2月16日からドンバスでは砲撃がエスカレートしていました。
それでドネツクとルガンスク両共和国の人々のウクライナに留まろうという心が折れてしまったのです。
ドネツクとルガンスク両共和国の人々はロシア連邦議会に独立の承認と保護を求め、ロシア連邦議会がこれを承認し、それで2月24日にプーチンが「特別軍事作戦」を開始したのです。
○NATOがアルバニア人のために人道的介入を行うことには大義名分があるが、
○ロシアがウクライナのロシア語話者のために人道的介入を行うことには大義名分がない、
というのはダブル・スタンダードです。
続く
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