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- 夜のけいちゃん ★
- 2024/04/04(木) 18:27:37.49
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2024/4/4 14:20
産経
新規採用職員に対する訓示の中身が「職業差別」と批判を浴びた静岡県の川勝平太知事は、県議会6月定例会で辞任する意向を表明した一方、問題視された発言を撤回しなかった。この問題を巡る2日のぶら下がり取材や3日の臨時記者会見の様子は映像や記事で全容を確認することができる。記者団とのやり取りを踏まえた上で、SNSでは「即辞職を」「(川勝氏が主張するような)切り取りではない」といった川勝氏に批判的な投稿が相次いでいる。
退職金は被災地に
「時間稼ぎはやめ、即、辞職せよ。もちろん退職金は辞退ないし被災地に寄付すべき」
国際政治学者で福井県立大名誉教授の島田洋一氏は3日、6月まで知事を続ける考えと退職金を受け取る意向を示した川勝氏について、X(旧ツイッター)でこう指摘した。
川勝氏を巡っては1日に県庁で新規採用職員に「県庁というのはシンクタンクです。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さんは頭脳、知性の高い方。それを磨く必要がある」などと訓示。青果販売や酪農、モノづくりに関わる職業を蔑視するような発言が批判を浴びていた。
辞任理由にリニアも
川勝氏は3日の記者会見で任期途中で辞任する理由について「リニア問題について区切りを迎えたことで、辞表が出せると至った」とも語った。JR東海が3月29日に公表したリニア中央新幹線(東京・品川─名古屋)の令和9年の開業目標断念を歓迎した形だ。
タレントのフィフィ氏は3日、Xで「驚いたことに辞意表明の一番の理由は『リニアの件で役目を果たした』からだそうです。発言からの辞意ではないということ。県議会はすぐにでも不信任決議案を出すべき」とあきれたように投稿した。郷土史家の山下弘枝氏は3日、Xに「リニアを潰せたから気が済んだとのこと。あきれる」と書き込んだ。
記者と会話が成り立っていない
川勝氏は会見で問題視された自身の発言について謝罪したものの、「人を傷つけたことには、私の心も傷ついている」とも語っている。
この発言に対し、評論家の石平氏は4日、Xで「なんの理由なく人を散々殴ったならず者が、『あなたを殴って痛めつけたが、殴った方の私も痛いよ』と言っているようなもの。人間はそれほど無恥になれるのか」と苦言を呈した。
川勝氏と記者団のやり取りについて、Xでは「記者と会話が成り立ってない。県庁職員も苦労したのだろう」「(川勝氏の)『全文読めば(自分の真意が)わかると思います』」とか、往生際の悪さがちょっと超人的」といった批判的な投稿が目立った。
問題視された発言について「切り取られた」と主張する川勝氏に対して、「全文を聞いても全く切り取りではない」といった投稿もあった。
ジャーナリストの佐々木俊尚氏は4日、川勝氏に対し「何かを持ち上げるときに、他の業種を下げて評価を高める表現方法に問題があるのでは」と疑問を呈す記者の質問を挙げて、「この記者の質問にすべて言い尽くされていますね。政治家でも一般人でも、こういう語法はやめましょう」とXに書き込んだ。
ソース https://www.sankei.com/article/20240404-ZHFG3QXB65G6JGLK3K4LOZS7HE/
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