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 推薦や総合型(旧AO)での選抜が増え、一般試験の入学者が5割を切った大学入試。しかし、世帯年収300万円台で東京大学に入った現役東大生ライターの布施川天馬さんは「一般入試を減らさないで」と訴えます。入学して痛感した思いや、その背景とは。

 僕は、父が飲食の自営業、母がパートの家庭で育ちました。世帯年収は300万円台で、学費の面から私立大学への進学は厳しく、東京・足立の自宅から通える国公立を探して東京大学を志望しました。

 現役時代は、実力テストがわりに受けた明治大学も落ちました。ドラッグストアで週3回アルバイトをしながら予備校に通い、1浪で一般選抜型入試で合格しました。

東大に入って痛感した「推薦組」との差
 両親は「やりたいことがあれ…(以下有料版で,残り1268文字)

朝日新聞 2024年2月13日 7時30分
https://www.asahi.com/articles/ASS1V5W6HS1NUPQJ007.html?iref=comtop_7_05

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