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  • 2022/09/23(金) 19:56:58.47
わが国では、猫ひっかき病患者数に関する全国的な統計は無いが、神戸市と福岡市の医師に行ったアンケート調査において、医師が診察した人獣共通感染症のうち、猫ひっかき病は外科系医師では1位、内科系医師では2位にランクされている。猫の飼育頭数(1,002万頭、2009年度推計)を考慮すると、わが国でも相当数の猫ひっかき病患者が発生しているものと考えられる。
わが国の猫ひっかき病患者は、全年齢層にみられるが、特に20歳以下に多い。性別にみると、患者の60%以上が女性で、10代と40代の女性に多発する傾向がみられる(表1)。わが国では、この年代の女性は、飼育や世話などで猫と接触する機会が多く、引っかかれる機会も多いと考えられる。
猫ひっかき病は、秋から冬にかけて多発する。この理由として、1)夏のネコノミの繁殖期にB. henselaeに感染した猫が増加し、寒い時期になると猫は室内にいることが多くなる、2)春から夏にかけて誕生した子猫をペットにする時期が秋口に多いため、人はこの時期に猫から受傷する機会が増えるためと考えられている。

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