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- ramune ★
- 2021/10/15(金) 09:40:48.55
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衆院選挙を控え、野党共闘のあり方が注目される中、野党は若者政策についてどのように考えているのでしょうか。
共産党は、格差の解消だけでなく気候変動対策やジェンダー平等にも積極的な一方、「共産主義」を警戒する人が少なくありません。
共産党が掲げる「共産主義」とはいったい何のか? 本当に怖くないのか? 志位和夫(しい・かずお)委員長にYouTubeたかまつななチャンネルで聞きました。
共産党の理念とは
――まず日本共産党は、どういうことを理念にした党ですか?
社会主義、共産主義が理念です。今、世界的にも貧富の格差がひどいじゃないですか。気候変動も大変な危機になっていますよね。
お金儲け第一、利潤第一では立ち行かなくなっている。この社会を乗り越えて人類はもっと先に進むことができる。
社会主義、共産主義といっても、潰れてしまったソ連や今の中国みたいな自由もなければ民主主義もない、人権もないという社会ではなくて、
資本主義の下で、みんなの力で勝ち取った自由や民主主義、人間の個性をみんな引き継いで豊かに花を開かせる社会を目指します。
――「共産主義」という言葉をちょっと怖いと思う人は少なくありません。
共産主義社会の特徴は、全ての人間が自由で全面的に発展できることです。みんなが自分の能力を活かせる。
そのために一番大事なことは、労働時間をうんと短くする。自由な時間でみんなが自己実現ができるということです。
マルクスもエンゲルスも若いころからそういう社会をどうしたら作れるかをずっと探求していた。「共産党宣言」にある有名な言葉として、
「共産主義とは、各人の自由な発展が万人の自由な発展の条件になる」。
キーワードは「自由」なんですよ。自由に発展する社会ですから、僕は好きになりました。
――日本共産党が国会で最も多く議席を占めたら、社会はどう変わるんですか?
いっぺんに社会主義・共産主義を作ろうと考えているわけじゃないんですね。今の日本には大きな歪みが二つあります。
ひとつはあまりにひどい「アメリカ言いなり」。例えば沖縄の米軍基地新規建設の問題。アメリカ言いなりを正して、本当の独立国と言える日本を作る。
もうひとつは、財界の身勝手という問題。例えば長時間労働、過密労働、非正規雇用。本当に働く人を使い捨てにする。こういうまともなルールがない社会をきちんと正していく。
この二つの歪みを正して民主主義の徹底した日本を作る、民主主義革命と私たちは呼んでいますが、それが当面の目標です。
――社会主義や共産主義では、貧富の差はなくなっていくと思いますが、大企業からお金を取ると起業するマインドとか競争力が失われるんじゃないかと思います。そこはどうお考えですか?
大企業を潰したりすることは考えていません。大企業は大きな社会的な力を持っていますから、それにふさわしい社会的な責任を果たしてもらうという考えなんですね。
税金はもちろん応分の負担をしてもらうけれども、競争力がなくなるというのは神話だと思います。
全文
https://news.yahoo.co.jp/articles/801b9a19c6d96c17fc1327b45943fee15fa209a3?page=5
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