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- 2021/06/12(土) 08:00:10.69
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現代のオランダでカトリックが多く見えるのは、カルヴァン派が、世俗化(教会に行くの面倒)・不可知論(神は存在するが存在は認識できない)・理神論・無神論化して大きく数を減らしたからだよ
その端緒は、エラスムスと言うよりはアルミニウスでしょ。アルミニウス派はいったん正統カルヴァン派から弾圧されたけど、国家指導層(レヘント層)は内心ではアルミニウスを好み、つまり「隠れアルミニウス主義者」だった
正統カルヴァン主義は、商工業者のエネルギーを解放する起爆剤としては有効だったが、商売が順調になってくると予定説がだんだんと息苦しくなってくる
ボストン周辺もカルヴァン主義(会衆派)で苦難を乗り越えたけど曾孫の代になると規律の緩いユニテリアンに転宗するのが流行した
アメリカで福音派が今も盛んなのは「大覚醒運動」という信仰再確認運動があったから
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