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- ニライカナイφ ★
- 2019/11/11(月) 12:00:28.00
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若者を中心にジーンズの売れ行きが落ちている。
中でも、最もメジャーな価格帯の1万円以下が売れないという。
かつて「若さ」や「自由」の象徴だったジーンズの人気が低迷しているのはなぜか。
AERA 2019年11月11日号に掲載された記事を紹介する。
「全国のユニークな顔をした芸能人のみなさん、ユニークな体形をした芸能人のみなさんに、夢と希望を与えられた」
10月15日に東京国際フォーラムであった今年の「ベストジーニスト賞」の発表。
オーバーオール姿で登場した出川哲朗さんは冗談交じりにこう話し、拍手を浴びた。
受賞したのはほかに、長谷川京子さんや山本美月さんら。
毎年恒例のにぎやかなイベントで盛り上がったが、実はジーンズ業界は今、危機にある。
東京都品川区の中延商店街。青山智紀さん(46)は、この商店街にある「ジーンズショップ・スズヤ」を26年前に父から継いだ。
「一番買いに来るのはジーンズブームを経験している70歳前後の男性。一番買いに来ないのは、30代より下の学生を中心とした層でしょうか。一昔前と比べても、全然来ないですね」
スズヤで扱うのはメンズでエドウイン、リー、リーバイスの3ブランド、レディースではスウィートキャメル、ミスエドウインの2ブランド。
購入しやすい7千円前後の商品を中心にそろえている。
しかし、ジーンズの売れ行きは順調ではない。
先代の父親のころはほぼジーンズだけの商売だったが、今はアロハシャツやTシャツなども取りそろえて店を維持している。
ジーンズに限って言えば、売り上げは20年ほど前に比べて半分程度になっている。
ジーンズは、ゴールドラッシュにわく19世紀の米国で生まれた。
当初は主に作業着として使われていたと言われるが、徐々に若者のファッションとして定着。
ハリウッド映画の影響も大きかったようだ。
映画「乱暴者」(1953年)で暴走族のリーダーを演じたマーロン・ブランド。
映画「理由なき反抗」(55年)で屈折した若者を演じたジェームス・ディーン。
2人のジーンズ姿は、ジーンズを「若さ」や「自由」の象徴とする空気感を作り出した。
国内で生産が始まったのは60年代になってから。
70年代にはすそが広がる「ベルボトム」が大流行。
80年代には、「ケミカルウォッシュ」と呼ばれるまだら模様もはやり、ジーンズはすべての世代に愛されるアイテムの一つになった。
だが、売れ方をみると現在は少し事情が違うようだ。
前出の「スズヤ」での話はこの店に限ったことではない。
ベストジーニスト賞を主催する日本ジーンズ協議会(本部・岡山県)が行った調査によると、国内のブルージーンズと、青以外のカラージーンズを合計した販売数は、2000年ごろには約7千万点前後で推移していた。
しかし徐々に減少傾向にあり、10年には4千万点を割り込んでいる。
調査はすでに行われていないが、18年の推計値では5千万点前後とみられるという。
いずれにしても、かつてのジーンズ黄金期から比べると、大きな落ち込みだ。
中年以上の女性向けと子ども向けは比較的安定しているが、それ以外の消費が低迷しているようだ。
調査は、エドウインをはじめとした協議会の会員企業からの情報に加えて、ユニクロ、無印良品などの非会員の企業の販売数を推計している。
イタリアの「ディーゼル」や「リプレイ」、オランダの「デンハム」などの一部の外国製品は除外しているが、協議会の浅野友城専務理事(72)によると「価格が高いこれらのジーンズは全体の数字に大きく影響するほどの売れ方はしていない」という。
国産ジーンズに代わって、統計に入らない外国製の高級ジーンズが売れているわけではないようだ。
なぜ売れなくなったのか。
ジーンズ業界に詳しいえい(木へんに「世」)出版社の常務、松島睦さん(47)は国内ジーンズ市場をこう分析する。
「業界はいま、高いものと安いものの両極化と言われていて、中途半端な価格帯のものが以前ほど売れなくなった。業界の地図を変えたのはユニクロさんでしょう」
もともと国内メーカーがつくってきたジーンズは1万円以下の商品が主力だったという。
「それが、さらに安い価格でそうしたジーンズに匹敵するような品質のものをユニクロさんが提供し始めたことで、1万円以下のメーカーはかなり苦労してきた」(松島さん)
☆続きはソースでご覧ください
https://dot.asahi.com/aera/2019110700029.html?page=1
★1が立った日時:2019/11/11(月) 03:34:40.82
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1573427257/
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