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  • 2018/08/13(月) 14:17:17.58
関西学院大学は、体育会に所属する学生について、対外試合に出場するための資格として一定の単位取得を求めるという全国的にも珍しい制度を来年度から新たに設けることを決めました。

国内の大学スポーツをめぐっては、学生アスリートの学業面への組織的なサポートが海外と比べて不十分だという指摘があり、スポーツ庁は学業と運動の両立を支援する新たな組織の設立をめざしています。

こうした中、兵庫県西宮市に本部を置く関西学院大学は、体育会に所属するすべての運動部に対し、対外試合に出場するための新たな資格制度を設けることを決めました。

この制度は来年度以降の新入生が対象で、原則として1年間に1回、取得した単位数に応じて資格の有無が判定されます。

例えば、1年生が終わる時点で20単位以下、2年生が終わる時点で41単位以下だった場合、「資格なし」となり、半年間にわたって対外試合への出場が認められません。たとえ国際大会の日本代表に選ばれたとしても、例外にはならないということです。

スポーツ庁によりますと、こうした制度は全国的にも珍しいということで、大学の担当者は「競技を離れた後、卒業できないまま退学する学生がいるような状況に歯止めをかけたかった。しっかり学業に取り組めるよう支援したい」と話しています。

2018年8月13日 12時57分
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180813/k10011575231000.html

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